こんにちは、モトラッド京葉 中村です!
ご存じの方もいるかと思われますが、BMW Motorrad正規ディーラーでは明日から3日間フェアを開催します。
概要?
そのアレだ、要約すると「新型GSを買ってくれたらホットサンドメーカーをあげちゃうっ☆」ってお話。
んで、それにちなんで3/20・3/21の2日間で当店に入ってきたおNewのGSを紹介しようと思った次第。
刮目せよ。
これぞ2024年に進化を遂げた、新たなるF-GSである。
さぁ、折角なので各車両をちょろっと見てみましょう。
まずはコチラ、F800GS!
〜今誰か「F750GSじゃん」とか言ったでしょ。
お兄さんちゃんと聞いてるんだから!
R nineTやR1250GSとほぼ同時期に生産終了となったF750GSを基に、エンジンをパワーアップして生まれ変わらせたのがこのF800GS。
…ええ、“ガワ(外装)”はまんま一緒です、ハイ。
しかぁ~し、このエンジンというのが中々面白そうな進化を遂げていまして。
エンジンといえば絶対に話題となるのが
・馬力
・トルク
~の2つ。
ちなみに、大体皆さん馬力の話をしますけど、ツーリングメインでの使用ならトルクを重視した方が良いですよ。
~というお節介。
で、切っても切り離せない関係の馬力とトルクですが、両者を上手く使うには”それぞれがどのぐらいの回転数で発揮されるのか”を把握しておく必要があります。
中村の所有するコレ(他社製品)を例に挙げると、
最高出力:42馬力/6,500回転
最大トルク:48.1Nm/5,500回転
~という具合。
大体こんな感じで、馬力とトルクがモリモリ湧いてくる回転数は少々ズレがあります。
その為、(細かい理屈は端折るとして)この場合だと両者の中間である6,000回転あたりが一番パワーが出るのかな?といった感じ。
で、F800GSはというと、
最高出力:87馬力/6,750回転
最大トルク:91Nm/6,750回転
~まさかの同じ回転数。
「要は6,750回転まで回しときゃ超パワフルぅッ!」という、なんだかすごく判りやすいエンジン。
加えて、基本構造が一緒のエンジンを持つ他のFシリーズと比べると、明らかに”回さなくてもパワーが出るつくり”になっている(他のFシリーズは105馬力/8,500回転)為、ゆったりトコトコと走りたい人などにはすごーく使いやすいのではないかと。
ん~、ちょいと気になるぞ…?
続いてはコチラ。
~えーっと、うん、これはそのなんだ、…ヤバい。
多分ですけど、2024年のGSシリーズの中で一番怖…じゃない、吹っ切れた構成をしているクレイジーマシン。
だって、ほら…。
その1:ガチオフローダー御用達、21インチの径を持つ前輪(しかも日本仕様はブロックタイヤを標準装備)。
その2:ものすごーく上を向いたサイレンサー(おまけにチタンサイレンサーが標準装備)。
その3:少しでも軽量化したいらしい、”アルミの鋳物”で出来たサイドスタンド。
※この手のスタンドは、出したまま跨ると折れる場合があります。
他にも
・工具要らずでフルアジャスタブルな前後サスペンション
・マッドガードがくっ付いたステアリングダンパー
・(ノーマルのままでは)パニアケースもトップケースも装着する気のない構造
~などなど、枚挙に暇がないほど”身も心も泥に染まり果てたオフロード野郎(誉め言葉)”の事しか考えていないような装備の数々。
なんかキミ、デザインも方向性も先代のF850GSより尖ったね。
まぁ、乗れるかはともかくとして、こういう「乗りたいヤツだけ乗れぇェッ!!」みたいな構成のバイクはたまらなく好きです。
…とまぁ、片や”とてもフレンドリーなのんびりアドベンチャー”、もう一方は”あぜ道や泥濘をぶっ飛ばしていく系バイク”という、見事に陰と陽みたいなキャラクターとなった最新F-GS。
明日3月22日より発売開始となりますので、是非当店で実車をご覧下さい!
モトラッド京葉:047-396-8412
以上、中村でした!