こんにちは、モトラッド京葉 中村です!
今年も盛況となった東京モーターサイクルショー(以下TMCS)。
時間を見つけて中村も現地に行きましたので、その模様を公開したいと思います。
最初の開催が1971年で、なんと今年で51回目となる当イベント。
逆算すると2回開催されなかったようですが、それがいつなのかは不明。
コロナウイルスでやられた2021年と2022年はナンバリングされた上で中止扱いとなっている為、多分70〜90年代のどこかで“そもそも企画されなかった回”があるみたい。
当時は「東京モーターショーの添え物」みたいな印象が強かったですが、今となっては世界各国の車両メーカーやアフターパーツのメーカーなどが一堂に集う、オートバイの祭典となるまでに至りました!
個人的には「乗用車にオートバイ、商用車(トラック)までごちゃ混ぜだった2000年代初頭のモーターショー」とか好きですケド。
~さて、そんな第51回目TMCS、なんといっても気になるのは車両メーカー!
コンセプトモデルや発売間近の新型、更には現行モデルや懐かしの名車などなど、各社が創意工夫を凝らした展示で来場者を楽しませてくれます。
まずは、入場してすぐ目に付いたドゥカティのブースから見ていきましょう。
…人いっぱいだから次(適当)。
お次は元イタリアのベネリ。
私ゃベネリと聞くと、某4発を改造したと噂されるアレとか爆薬みたいな名前のコレの印象が強いです。
写真の車両はレオンチーノ250というモデルだそうですが、画像を見る限り一般的な軽二輪(250cc)よりも小ぶりな印象。
最近同社のラインナップも少しずつ増えているようですし、今後のアンダー250ccの覇権争いに名を連ねるか…?
お次はインディアン、人いっぱいだから次。
韓国のヒョースン。
バイクに興味を持ち始めたばかりで免許も無い頃、同社のGT250Rというバイクが(デザインと値段、あとエンジンがスズキだったという事で)本気で欲しかった時期があって、メーカー名を見る度にその時の記憶が蘇りまする。
ただ、仕事の合間に訪れた(=時間が無い)ので、この写真だけ撮って退散しましたスミマセン。
これは(恐らく)CVO ロードグライド ST。
チラ見して写真撮って即退散したんだ…、ゴメンよ…。
FB モンディアルのパガーニ1948。
3~4年くらい前からすごい気になってる一台で、跨りたかったけれども時間が無いので退散。
ヤマハじゃない方のドラッグスター。
(片手の指の本数くらいしか見た事無いけど)毎回見る度に「どえらい形状してんなぁ…」と感じる一台。
スクーター怖くて乗れないけどちょっと欲しい。
KTMグループも人いっぱいだから次。
「…なんかすごく適当じゃね?」って?
~だって人混み嫌いだし…。
大体TMCSだなんて一大イベント、ここで書かなくても大手サイトやモトブロガーが率先して記事にしてくれるから大丈夫ですよ。
なんなら中村もミスターバイクとかガッツリ読みますし。
あ、でも一応BMW Motorradのブースは何枚か撮りましたよ。
この看板の下に受付のお姉さんが常駐していましたが、一切映らないように撮影しました。
ブログを見ている男性諸君、残念だったな!
誤解を恐れずに述べると、最初(去年秋頃)は正直「R nineTよりも平凡な形になっちまったな」という印象を持っていましたが、実物を見ると結構良い感じ。
赤フレームとアルミの外装、そして凝った形状になったサイレンサーが素ん晴らしいっ!
そしてこちらはR12。
少し前に当ブログで中村が「気になるぅぅんッ」と述べたヤツですね。
〜パンフレットに書かれてたのと大分車重が増えましたけどね(当時は202kgと記載)。
いやまぁ、わかりますよ?“誤字脱字”だとか“乾燥重量と装備重量の違い”ってぇのはありますよ?
にしても…、
R12 nineTが当時のカタログ値(211kg)から9kg増に留まっているのに対し、何故R12は25kgも増加しているんだッ…!
…いや、ここは考え方を変えよう、きっとハンデとして燃料タンクに真水をぶち込んで計測したんだ、ウン、キットソウニ違イナイ。
※水とガソリンの比重は4:3。
まぁアレだ、そこまで具(つぶさ)に確認している人は少数派でしょうし、仮に居たとしても、そもそも”1,169ccのクルーザーが230kg以下に収まってる”って事実は特筆すべき点だと思いますの。
デリバリーが開始された時に「やっぱり250kgでしたッ☆」とか言われたら流石にアレだけど。
ちなみに、展示されていたこの2台については”初回限定カラー”という扱いで、通常のラインナップには含まれない模様。
気になる方はお早めに。
そして派手な展示のM1000XR。
車両よりも、ネオン管がド派手な"M"のオブジェが欲しい。
外観は「カーボンの外装やウイングレットなどでゴリゴリに武装したS1000XR」といったところ。
あとは
・トップ/パニアケースがノーマルでは取り付け出来なさそう
・リアサスペンションのアジャスターがタンデムステップ付近に装着される
・タイヤはブリヂストン・RS11
~なのも確認出来ます。
ヘッドライト先端のフラップも少し伸びてますが、これは新型S1000XRと共通。
んで、エンジンはXRシリーズ初の200馬力台になるとのこと。
そして話題の小型電気バイク、CE-02は撮ってません。
後々聞いたら、2m以上ありそうなお立ち台の上に展示してたようで、人混みを避けることしか脳内になかった中村には見つけられませんでした、ハイ。
あとは、中村が個人的に気になったコーナー(展示物)をいくつかご紹介。
”ホンダの縦型”をベースにしているっぽい、小型のオートレーサー。
2分でいいから乗ってみたい。
アライヘルメットの盟友である東単のコーナーに展示されていた、限定のグラフィックを纏ったVZ-Ram。
~去年VZ-Ram買ったばかりなのに欲しくなっちゃうじゃないの…。
二輪車のバイアスタイヤに特化した(ような印象を持つ)企業、IRCが開発しているラジアルタイヤ。
現在販売しているラジアルタイヤは”ツーリング~ワインディング向け”としているのに対し、この新作はスポーツ走行に比重を置いているのだとか。
サインハウスのブースの脇に展示されていた、なんだか見覚えのある一台。
キジマのブースに展示されていた、教習車仕様にカスタムされたRH975 ナイトスター…!
下のパネルには”ハーレーダビッドソン本社協力を得て、教習車キットを開発”というステキな一文が。
流石はキジマ。
持ってて良かったというより、「パンクなんかしねぇぜ」と意気込んだ後に後悔してから備えることの多い、縁の下の力持ちなマルニ工業のパンク修理キット。
この棚の横にあった”パンク修理体験用タイヤ”に、ステックやシールがしこたまぶち込まれていたのが中々強烈でした。
他にも、高性能且つアフターサービスにも優れるゲイルスピード(株式会社アクティブ)のコーナーや…、
同じく品質が売りの国産ブレーキホース、スウェッジライン(株式会社プロト)がすんごい形でディスプレイされていたり…、
整然と美しく並んだNGKのイリジウムプラグたち…、
「(中村もそうですが)プラモなんて綺麗に作れねぇわコンチクショウッ…!」という人に捧ぐ、専門のスタッフが手作業で丹念に組み立てたマスターワークコレクションをはじめ、バイクの模型がたっぷり並んだタミヤの販売コーナーなどなど…。
タミヤさん…、すんごい昔に限定販売していたSRX-6のプラモ、どうか再販して頂けませんでしょうか…。
そしてヨシムラが手掛けた油冷時代のGSX-R750!!
コレを見つけた時は体が勝手にそっちへ向かって歩いていました。
「お前BMW Motorradディーラーの人間だろ?」って?
ええ、そうですけど何か?
…とまぁ、改めて盛況ぶりのすごかった第51回東京モーターサイクルショー。
なんだかんだ述べておいて一番衝撃を受けたのが、来場者用の駐車場にK1とF650CSが並んで停まってた事っていう。
”バイク業界の熱”と”バイクの今”を肌身で感じられる当イベント、今回行けなかった人は是非次回足を運んでみてはいかがでしょうか?
以上、中村でした!