ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【DTP】難波先生より

2012-11-30 12:23:36 | 難波紘二先生
【DTP】「韓国独立運動の研究」のページが重複している問題について、岩波のKさんから「説明」をいただいた。ありがとうございました。
 「国書刊行会」の方でも、再版なのにきづいていなかったとか…。
 読者からの指摘は、今回が初めてだということでしょう。何しろ1万円近い本なので、今後、出版社と扱いを協議する予定です。

<ここ数年で、製版はCTP(Computer to Plate)に完全に切り替わり、フィルムを介さずに、直接刷版をつくっています。
ですから、このような事故が頻発します。
 原因は、校了後に新たに153ページに赤字が発生し、訂正したデータ(もともと1冊で1ファイルにしてあることが多い)から間違ったページ(143ページ)を引っこ抜いて、153ページのところに入れてしまったのでしょうね。
 用紙が全版か、半裁かによって面付けデータも違いますから、刷版用の全データを差し換えずに、該当ページのデータだけを差し換えるのが普通です。本文の途中よりも、巻頭や巻末周辺の、ノンブルのないページなどで、事故が起こりやすいです。>

 私が広島大の「広報委員長」として、広報誌改革のために印刷所を見学したのは1992年だったと思います。あの時はまだコンピュータ編集したものをフィルムに落とし、そこから製版にしていたと記憶しています。
 確か二つ折り、四つ折り、八つ折にして裁断するので、片面が16ページになった。それで出来上がった広報のどのページがどの版で印刷されるかがわかったので、モノクロ印刷とカラー印刷のページを、あらかじめ分けて編集すればコストダウンになることがわかり、勉強になりました。 
 もちろん「電子原稿」、「電子入稿」も採用しました。

 しかし20年前のことですから、あれからすっかり変わったのでしょう。
 CTPというのはDTP(Desk-Top Publishing)と同じようなものなのでしょうか? この領域もどんどん進歩するからWIKIを読んでもよく分からない。http://ja.wikipedia.org/wiki/DTP

 印刷も含めて、出版業界全体が厳しいのかと思っていましたが、「大日本印刷」などは、電子ブックとか丸善、ジュンク堂の買収とか、ずいぶん景気がよいようです。http://ja.wikipedia.org/wiki/大日本印刷
 これが今イチ、よくわからない。
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