【マラソン侍】11/24(金)「日経」文化欄に、宮住冨士夫「マラソン侍でござる」という8段記事がのった。上記「愛媛経済レポート」の客員論説委員だ。
ある新聞の宇和島支社の頃、「くずし字解読辞典」と首っ引きで、江戸時代の古文書を解読されたそうで、感心した。69歳とあるが、写真ではもっともっと若く見える。日曜日に宇和島でお会いするのが楽しみだ。
今まで「なんで宇和島にはマラソンなどのランニングが盛んなのだろう?」と思って来たが、
伊予・宇和島10万石は、「遠走」(「とおばしり」か「えんそう」か、は不明)といって、1759年頃から武士が走ることが始まったのだそうだ。
それが最後の藩主伊達宗城の時代に上州(群馬県)安中藩に伝わり「遠足(とおあし)=56キロ」になり、かの地にはいまでも「遠足侍マラソン大会」があるという。
近藤俊文先生(市立宇和島病院名誉院長)、武田元介さん(宇和島市会議員)がマラソンやランニングを愛される理由のひとつがよくわかった。
ただ最後の段落の「東京五輪開会式で、遠足を復元してはどうか?」というアイデアを私はジョークと受けとめた。「マラソン」の語源となった「マラトンの戦い」はBC 490年にペルシア帝国とアテネとの間で戦われており、最古の古代オリンピックはBC 776年頃ギリシアで始まっている。
クーベルタンが始めた初の近代オリンピックでは「マラトン=アテネ間」が「マラソン・コース」として採用されている。コースの長さが、メートル法では半端な数になっているのは、古代アテネの単位「スタディオン」を採用したせいではないか、と思っているが具体的な証拠は示せない。
私見ではロシアを排除した来年2月の韓国・平昌オリンピックは失敗に終わるだろう。あの国のことだから、東京オリンピックで「遠足」を再現したら、「歴史の捏造だ」と騒ぎ立てるに決まっている。やっかいな隣国に、つけいる隙を与えない方がよいのではないか。
「記事転載は事前に著者の許可が必要です。必ずご連絡いただきますようお願いいたします」
ある新聞の宇和島支社の頃、「くずし字解読辞典」と首っ引きで、江戸時代の古文書を解読されたそうで、感心した。69歳とあるが、写真ではもっともっと若く見える。日曜日に宇和島でお会いするのが楽しみだ。
今まで「なんで宇和島にはマラソンなどのランニングが盛んなのだろう?」と思って来たが、
伊予・宇和島10万石は、「遠走」(「とおばしり」か「えんそう」か、は不明)といって、1759年頃から武士が走ることが始まったのだそうだ。
それが最後の藩主伊達宗城の時代に上州(群馬県)安中藩に伝わり「遠足(とおあし)=56キロ」になり、かの地にはいまでも「遠足侍マラソン大会」があるという。
近藤俊文先生(市立宇和島病院名誉院長)、武田元介さん(宇和島市会議員)がマラソンやランニングを愛される理由のひとつがよくわかった。
ただ最後の段落の「東京五輪開会式で、遠足を復元してはどうか?」というアイデアを私はジョークと受けとめた。「マラソン」の語源となった「マラトンの戦い」はBC 490年にペルシア帝国とアテネとの間で戦われており、最古の古代オリンピックはBC 776年頃ギリシアで始まっている。
クーベルタンが始めた初の近代オリンピックでは「マラトン=アテネ間」が「マラソン・コース」として採用されている。コースの長さが、メートル法では半端な数になっているのは、古代アテネの単位「スタディオン」を採用したせいではないか、と思っているが具体的な証拠は示せない。
私見ではロシアを排除した来年2月の韓国・平昌オリンピックは失敗に終わるだろう。あの国のことだから、東京オリンピックで「遠足」を再現したら、「歴史の捏造だ」と騒ぎ立てるに決まっている。やっかいな隣国に、つけいる隙を与えない方がよいのではないか。
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