もっちゃんのボケ防止日記

新型コロナウイルスに感染しないよう三密を避けて鳥撮りに嵌っています。

三密を避けるために早起きして鳥撮り

2020年05月17日 15時23分12秒 | 日記
 今朝は、いつもより早く起きた。天気予報通り、最高の天気だ。三密を避けるには、早い時間に活動することだと思って出かけることにした。

 そろそろササゴイが来ているのではないかと思い、都内の公園まで行ってみた。日曜日とコロナウイルスによる外出自粛の所為か、道路は空いていた。

 公園の駐車場は閉鎖されているので、近くのコインパーキングに車を止めた。

 公園に行くと野球場脇の林にCMさんの姿があった。何がいるのかと見上げるとオナガの群れが飛び交っていた。カメラを向けて、撮った画を見ると巣材の小枝を咥えている。何処かに巣があるようだ。

 池に出ると釣り人の姿がある。風がなく、水面が穏やかだ。双眼鏡で見ると、ブイにササゴイが止まっていた。思った通り、今季もやって来てくれたことに嬉しくなった。今季初の出会いで夏鳥第9号だ。

 カメラを向けていると、もう1羽がやって来た。先の1羽がけん制している。頭頂の羽を逆立てている。撮った画を見ると怒っているような顔をしている。近くでは、ミドリガメが甲羅干ししている。

 巣があるかとフェンス沿いに歩いたが、葉が茂っていて分からない。掲示板を見ると、ササゴイは9羽確認されている。昨季より数が多いようだ。

 池の南側に行くと数人のCMさんがカメラを構えていた。CMさんと少し離れた所に立ってカメラを準備した。

 杭にササゴイが止まっていたが、後姿だ。暫く見ていると、後から後からササゴイが姿を見せてくれた。2羽が追いかけっこしている姿もある。



 飛んでいる所を撮ってみたが、撮った画を見るとピンボケの増産だ。飛んでいる所にピントを合わせるのは実に難しい。



 上空にツバメの姿があった。イワツバメのようだが動きが早い。カメラを向けたが撮れるものではない。残念。

 ササゴイは、飛んで来ては林の中に入る。巣があるかと双眼鏡で見たが分からない。巣を探していたら、ゴイサギが顔を出していた。2羽の姿があり、子育てしているようだ。

 池にはカルガモが1羽いた。雛の姿はない。今季は、子育てを失敗したのだろうか。昨季は、雛を連れた姿が見られたのだが…。カイツブリの姿はない。

 ブイに、アオサギがやって来て魚を狙っている。木陰に入り、コーヒータイムにする。のんびりと池を眺めて一服。いつもはスズメやハトが来るのに、今日は何もやって来ない。トンボの姿もない。



 1時間ほどササゴイを追いかけたが、だんだん姿を見せなくなってしまった。園内を散歩する人も多くなってきたので、車に戻ることにした。

 野球場前の林に戻るとCMさんの姿がまだあった。何を狙っているのかを聞こうと思ったが、コロナが気になるので止めた。少し離れた所で木の上の方を見ていたら、オナガではない鳥影を発見。

 葉の陰になってはっきりしないが、双眼鏡で見たらツミのようだ。ここで出会えるとは予想外だ。何とか全身が見える所に移動してカメラを向けた。

 今季初の出会いに嬉しくなった。夏鳥第10号だ。撮った画を見るとメスだ。近くにオスがいないかと探したが、その姿はなし。ここでは営巣していないようだ。



 昨季は越谷の公園で営巣しているツミの夫婦と出会ったが、今季は公園が閉鎖されていて出会うことができない。今季も雛が見られる時期だが…。

 ササゴイに満足したので、大久保農地に行ってみることにした。

 国道を走ったが渋滞はなし。あまり時間もかからずに大久保農地に着いた。

 浄水場脇の道路に車を止める。車を降りると気温がかなり上がっている。今日は真夏日の気温だ。田植えの終わった田を渡る風が爽やかだ。

 田圃の中の道を行くとCMさんが1人いた。休耕田に鳥影を発見。ムナグロの群れだ。先日越谷で出会ったが、今季二度目の出会いに嬉しくなる。

 成鳥の中に幼鳥の姿もある。休憩中のようで動きが少ない。

 アマサギを期待したが、ダイサギとコサギの姿しかない。目につくのはカラスばかりだ。西側の田んぼに行こうと歩いていたら、キジの姿を発見。今季はキジとの出会いが多い。

 土手に上がると虫取りしている家族がいた。土手から広い田圃を双眼鏡で見たが、アマサギの姿はなし。上空をハンググライダーが飛んでいた。

 土手に座って早めのお昼にした。遠くに秩父の山並みが見える。のんびりと眺めながらの昼食はいいもんだ。食べていたら、上空からヒバリの囀りが聞こえてきた。慌ててカメラを向けたが高すぎる。それでも夏鳥第11号とすることにした。

 田んぼ脇に車がたくさん止まっていた。何をしているのかと思ったら、模型のグライダーを飛ばしている。外出自粛が叫ばれているが、ここならコロナウイルス感染の心配はないだろう。

 帰ろうと思って、土手を下りると聞きなれた声が聞こえてきた。オオヨシキリの声だ。休耕田の草地の中から聞こえてくるが、姿が見えない。見ていたら、姿を現した。元気に囀る声を聞くとホッとする。



 今日は思わぬ出会いもあり、満足して帰って来た。明日は天気が崩れそうなので、またステイホームだ。埼玉県も、早く緊急事態が解除されることを願うばかりだ。