小雨の中で初撮り第２２２号

　ここのところ、はっきりしない天気が続いて鳥撮りはお休み。３日にコロナワクチン接種の１回目に行ってきた。体調に変化はなく、夜に痛みが少し出た程度で済んだ。

　今日は、S湖に珍しい海鳥が入ったというので行ってみることにした。外に出ると小雨が降っていたが、本降りにはなりそうにないので出かけることにした。

　日曜日で渋滞もなく、湖畔の駐車場に着いた。

　直ぐに湖畔に出てみたが、鳥影はなし。傘を差しながら、湖畔の遊歩道を歩くとCMさんの姿があった。双眼鏡で眺めたが、お目当ての鳥影はなし。湖の南側から北側の端まで行ったが、いるのはカワウだけ。湖面すれすれにツバメが飛び交っていた。

　屋根のある所でコーヒータイム。休んでいたCMさんによると、お目当ての海鳥は３羽来ているという。しかし、今日はまだ姿を見ていないとのこと。

　もう抜けてしまったのだろうかと思いながら、遊歩道を戻ることにした。

　何度も何度も双眼鏡で眺めながら行くと、対岸に鳥影を発見。カワウではなさそうだ。近くの橋の上にCMさんが集まっていた。

　急いで行ってみると、橋の下にお目当ての海鳥がいた。小雨が降っていたが、傘を差すのを止めてカメラを向けた。これまで出会ったことのないシロエリオオハムだ。水から上がったばかりで全身が濡れている。距離が近かったので、赤い虹彩がはっきりと撮れた。初撮り第２２２号だ。撮った画を見ると、冬羽のようだ。図鑑を見ると、シロエリオオハムは雌雄同色だそうだ。



　橋の上からカメラを向けていると、綺麗な夏羽のものがいた。首に白い縦縞があり、黒い背中には白色の四角い班が並んでいる。撮った画を見ると、日が差していないので綺麗な色が出ていない。それでも、初めての出会いに大満足。



　湖岸の草の生えた所で２羽が仲良く採餌している。カメラを向けていると、直ぐに水中に潜ってしまう。魚を捕ってるようだが、捕まえたのかは分からない。



　撮るのに夢中になっていたら、カメラがかなり濡れてしまった。暫くしたら、シロエリオオハムは橋の下を通って南側に移動して行った。

　シロエリオオハムが遠くへ行ってしまったので帰ることにした。小雨は降り続いていたが、気分は晴れ晴れ。１週間ぶりの鳥撮りに満足満足。

　※　冬羽個体と思ったが、若鳥かもしれません。