いつも拙ブログをご覧いただきありがとうございます。
私、冬場(12~3月)は山歩きを休止しております。
そのため、今後しばらくリアルタイムの山歩き記事は投稿出来ません。
投稿自体も間遠になり、有っても振り返りや再編集(リメイク)の記事が主体となりますが、どうかご寛容下さい。
引き続きよろしくお願いいたします。
(本頁は「2017年8月6日、焼石のお花畑復活(3)」の続きである。)
(東成瀬コースの)九合目変則十字路より下、(東成瀬コースの)登山道沿いの斜面には花が多かった。
なおこの斜面は仮に「秋田斜面」と呼ぶことにする。
折角なので、秋田斜面を少し下りてみた。
今の時期はタカネナデシコが多く咲いていた。
タカネナデシコ
(右上)タカネナデシコの白花
そしてイワオウギ。
イワオウギは東北地方では珍しく、もしかしたら此処だけかもしれないと思ったが
後になって真昼岳や和賀山塊でも少し見かけた。
なおタカネナデシコと後述のハクサンサイコは真昼岳でも見ている。
このお花畑は真昼岳と共通項が多いようだ(こちら参照)。
(右上)カンチコウゾリナ
焼石では秋田斜面にカンチコウゾリナ(タカネコウゾリナ)が有った。
この花は低地に多いコウゾリナの高山型と聞くが、東北では少なく、
他には早池峰山山頂部で見かけた程度。
ハクサンシャジンやハクサンフウロ、トウゲブキの多い斜面
他にも変わった花が目白押しだった。
ハクサンサイコとタカネナデシコ
(右上)ハクサンサイコ
オクトリカブト
(右上)オオレイジンソウ。手前のボケたのはハクサンフウロ。
クガイソウとオニシモツケ。バックは焼石岳。
クガイソウ
(右上)マルバダケブキ
こちらの頁でも述べたように秋田斜面では、よく似たマルバダケブキとトウゲブキが一緒に生えている。
タカネセンブリはかつてヤケイシセンブリと呼ばれ、焼石岳の固有種とされた時期もあった。
タカネセンブリ
(右上)タマガワホトトギス
秋田斜面を下りすぎると、あとがタイヘンなので、適当なところで見切りをつけて登り返す。
(右上)再び、タカネナデシコとカンチコウゾリナ。
以上。
「焼石のお花畑復活(5)」へ続く。