mryjの“戯言・寝言・独り言” (by yj山口)

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「五つ子たちの京都探訪記②~四葉・三室戸編」

2021年12月09日 00時29分27秒 | アニメ


みなさ~ん!こんにちは。いつも元気いっぱい、明るい笑顔。中野家の運動担当。四女の中野四葉です。どうぞ、よろしくお願いします。

前回、五月の宇治訪問で大吉山に登れなかったので今回、私がそのバトンを引き継いでご報告させて頂きたいと思います。でも、その前にちょっと寄り道。今日は、京阪電車・宇治線の中書島駅から3つ目の駅「六地蔵駅」からスタートしたいと思います。
先ず、最初に立ち寄ったのは大善寺さんと言うお寺さん。地元の方々からは、このお寺さんは通称「六地蔵さん」とも呼ばれ親しまれています。
 

敷地内の地蔵堂に安置された地蔵菩薩立像(重要文化財)は、平安時代の初め852年(仁寿2年)「小野篁」が作ったものと伝えられています。篁公は849年(嘉祥2年)48才の時に熱病を患い意識を失って、地獄に落ちた人々の苦しんでいる姿を見ました。その時一人の僧が人々の苦難を救っている場に出会いました。その僧は「私は地蔵菩薩である」と名のられ「この地獄だけでなく、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上など六道の迷いの世界を巡りながら縁ある人々を救っている。全ての人を救いたいが、縁のない人を救う事はできない。私にとっても残念な事だ。貴方はこの地獄の苦しい有様と地蔵菩薩の事を人々に知らしめてほしい」と聞いて蘇った篁公は、木幡山から一本の桜の木を切り出し、六体の地蔵菩薩像を刻み此の地に納めました。
それより、ここを六地蔵と言うのだそう…。
その後1157年(保元2年)後白河法皇の勅命により、平清盛が西光法師に命じ京都の街道の入り口六ヶ所に六角堂を建て、一体づつご尊像を分置されました。
最初にこれら六地蔵巡りをされたのが西光法師と言われ、六地蔵巡りの始まりだと言われています。

現在も毎年、8月22日~23日に、京へ出入りする街道口の6ヶ所に安置された六体のお地蔵さんをお詣りします。
両日で洛外の6ヵ寺を巡り、各寺で幡(おはた)(1枚300円)といわれる色違いの札を受け、家に持ち帰り玄関先に吊るすと、厄除け・家内安全のお守りになると伝えられていて、両日は各寺とも参拝が絶えない京都の恒例行事となっています。
そして「六地蔵巡り」の根本道場とされているのが、この大善寺さんなのです。

と、自分で喋っていても何を言っているのやら?ちょつと難しいですね。
お勉強は苦手な五つ子たちです。


六地蔵駅の次の駅は「木幡駅」です。
木幡を訪れたなら絶対、外せないのが京都アニメーション。
本社屋前での記念撮影はマストですね。
 

現在はSHOPはお休みしているのですが、その建物(京都アニメーション木幡ビル)の2階、3階は制作スタジオとして稼働しているようです。
   
因みに4枚目の写真は、木幡ビルの後ろ側からパチリ。こんな感じです。


次の駅は「黄檗駅」。
こちらでは隠元禅師が開祖となる黄檗宗の大本山・萬福寺さんに立ち寄りです。宇治方面を訪れる際は是非とも参拝したい、歴史を感じるお寺さんですよ。



そして次の駅は「三室戸駅」です。
この駅から歩くと結構、距離を感じる山へと続く坂道。行き着く先に見えるのは、別名「あじさい寺」とも呼ばれる三室戸寺。
   

でも紫陽花だけじゃなく、本堂前にある蓮の花の名所としても知られているお寺さんなのです。ツツジや枝垂れ梅なども見ごろになると楽しめるとか。
 

他に、勝運の牛「宝勝牛」や昇運を呼ぶと言われている「福徳兎」。それにハート形の「あじさい絵馬」やお守り、恋みくじなど恋愛に関する願掛けも参拝者には人気です。紫陽花も運が良ければハート形に見える咲き方をする事もあるのだとか…
   

三室戸駅から宇治駅までは目と鼻の先。歩きましょう。
今回のように三室戸寺からだと駅まで戻らずに“かげろうの道”に沿って歩くと源氏物語ミュージアムに辿り着きます。大吉山までは、歩いた方が早いですね。
 


大吉山は地域の方々には結構、手軽に登れる山道で人気です。
でも、路面は所によっては非常に悪路です。みなさん、それなりの服装で登られていますね。
   
息を切らしながらも展望台に着くと、その見晴らしの良さに疲れも吹き飛びそうです。
展望台からの眺めは、宇治の街並みと歴史を立体的に感じ取れるような風景。いつまでも見ていられそうですね。

 
今回は、ここまで。お付き合い下さり、有難うございました。
次は、誰が何処から「五つ子たちの修学旅行」を報告してくれるのかな?
でわ、元気が取り柄の中野家の四女・四葉がお送りしましたぁ~!

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4 コメント

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Unknown (1938goo)
2021-12-09 14:01:36
四歯ちゃん、アテンドありがとう!

アニメ抜きでも興味深い宇治線沿線巡りですね。小野篁は京都の友人が借してくれた本に度々登場しました。六地蔵の縁起は初めて知りました。

萬福寺は黄檗宗の大本山でこれも初めて知りました(黄檗宗も)。隠元禅師にちなむ中国風のお寺だそうで、精進料理とはまた違う普茶料理を伝えているようです。

JRと京阪、ふたつの黄檗駅を地元の方は(萬福寺から見て)黄前・黄後と呼んで区別する。久美子の名字はそこから取ったのでは?と言われたことがありましたが、原作者の知己の方に黄前と言う人がいて、そこから取ったそうです。

三室戸寺と言い、拝観し甲斐がありそうなところばかりです。いつかご一緒させて下さい。
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Unknown (mryj)
2021-12-09 23:13:07
コメント、有難うございます。

三室戸寺は登り道が続くので初めて行くと少し、遠くに感じるかもデス。
でも、恋みくじや紫陽花の庭園など、思っていた以上に女性に人気のスポットのようですよ。

ダイニングきくさんも学生時代の同級生に黄前さんが居たと言う話を聞きいた事があります。

あくまでも個人的な気持ちなのですが、アニメを抜きにしても、この界隈は歩けば歩く程、味わいのある地域だと感じてしまいます。
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Unknown (nerotch9055)
2021-12-10 08:57:57
おはようございます、四葉ちゃん!

六地蔵には行きましたが、そんなお話があったなんて知りませんでした!
次回は、四葉ちゃんの解説通り、厳かに回ってみたいですね。
よく勉強しました!
エライ!
(*⌒▽⌒*)
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Unknown (mryj)
2021-12-10 21:44:18
コメント、有難うございます。

六地蔵と言えば、山科川沿いの風景が公式絵に使われているのが良いですね。
あと久美子ちゃんのマンションとか…

残り3人。
二乃の「建仁寺」、美玖の「本能寺」、一花の「茶道体験」など、まだ少し先になりますが順次、公開させて頂きますね。
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