京都駅前で納野和を行方不明の父親と勘違いしてしまう雪平一果。父親と見間違えたその和が、まさか一果がお世話になっている和菓子屋「緑松」の「跡取り?息子」だったとは。「緑松」で一緒に働くことになった和と一果にちょっとした事件が起きる。
一果『あっ…』
一果『パパっ』
一果『誰?』
和『いやこっちのセリフ…』
和『ちょ…えっ!?何~!?』
一果『はぁ…はぁ…はぁ…』
(また…違った…)
京都の和菓子屋を舞台に放蕩息子と居候の訳アリ少女が織りなす心温まる絆の物語り。
和菓子が紡ぐハートウォーミングストーリー___
納野和と雪平一果のからみが見事ですね。
そして主人公の脇を固めるように緑松アルバイトの女子高生・堀川美弦と別れても和に心惹かれている松風佳乃子の存在が物語の幅を広げてくれています。
OPテーマは思わず眠りに誘われるような心落ち着くメロディーが堪りません。そして、EDテーマは逆にこのアニメを象徴するかのような気持ちが溢れ出す楽曲です。
OPとEDがむしろ、逆なのでは?という感じがするのですが…。そんな構成も案外、良いものですね。
制作スタッフ陣では、一部脚本やシリーズ構成に吉田玲子氏の名前も…
一果ちゃんの実父に松岡禎丞氏。物語りの終盤には、主人公・納野和役CVを務める島﨑信長氏との息もピッタリな演技を期待したいですね。
第2話の挿入歌の作曲は、つじあやのさん。「舞妓さんちのまかないさん」で自分の脳内にインプットされたアーティストさんです。
調べたわけではないのですが声優陣も数人、脇役ながら京都出身の方々を起用しているようですね。
季節が進むとタイトルの背景色が変るのも素敵です。
『であいもん』とは、京ことばで料理に使われる言葉のようです。それぞれが違った特徴を持つ食材が合わさり、それぞれの味わいも失うことなく更に相乗的に新たな味をその料理にもたらす様___みたいな。
作画背景も京都の風景が数多く散りばめられています。今暫くは行けそうにも有りませんが、タイミングが合えば舞台めぐりにも挑戦したいモンですね。
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