昨今、アニメの初回放送時に「一挙2話拡大放送」といった手法で注目度を高めるアニメが目立ち始めているようです。中には3話分に相当する「90分枠」を確保してみたり。「推しの子」が本編の前日譚的なストーリーを息も切らせない展開で見事にまとめ上げ、一気に注目アニメになった事はまだ、記憶に新しいところですね。
そしてこの「葬送のフリーレン」というアニメに至っては、金曜ロードショーという映画放送枠をジャックしての120分集中放送で、これもまた見事なまでのストーリー展開を見せつけ、一気に最注目アニメとして話題をさらいました。
それは魔王を倒し世界に平和が訪れた後の物語り。
連続2クールで綴られる異世界ファンタジーアニメの切り口も“魔王を倒した後”から始まるという斬新さ。加えて、数千年もの寿命を持つエルフの時間的な尺度と人間のそれとの相違が、命の儚さやふれあいの温かみを改めて教えてくれる秀作だとも感じます。
アニメを知らない人にも是非、観て欲しい___
制作サイドのそんな思いがきっと、映画放送時間枠にこのアニメをジャックさせたのでしょうね。
感情の起伏に乏しく、冷めたような抑揚の少ない口調の主人公・フリーレン。そのCVには、種崎敦美さん以外には考えられないというほどにピッタリなキャスティングですね。
すっかり聞き慣れた第1クールのOPテーマ、YOASOBIさんの「勇者」も第2クールに突入し変更され、ヨルシカさんの「晴る」がしっかりと引き継いでくれています。
第1クールの“クルクルフェルンちゃん”がお気に入りだったので、見れなくなるのが残念です。
ちょっぴりお饅頭顔のフェルンちゃんがお気に入りなのです。
EDテーマは引き続きmiletさんの「Anytime Anywhere」ですが、少し曲調が変わっているでしょうか。
現在、第2クールも魔法都市オイサーストでの「一級魔法使い選抜試験」編が放送中のようですね。あまり一気にキャラクターを登場させると覚えるのが大変なので、出来れば小出しでお願いしたいところなのですけどね。
壮大な物語りのラストは果たして、どのような結末を迎えるのでしょう。
人によって視点の捉え方が異なる価値観や世界観。それぞれの人生の違いを考えさせられる物語り。
「葬送のフリーレン」___
1話30分の放送時間も5分ショートのように感じ、見入ってしまうアニメです。
因みに、シュタフェル(シュタルク&フェルン)の恋の行方も気になるところですね。
互いに年頃の異性への接し方が解らず、思い悩む姿に共感を覚えます。
〈ドンッ〉〈ビクッ〉
『もう付き合っちゃえよ!!!』
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