『みなさん。こんにちは。北宇治高校吹奏楽部コントラバス担当の川島緑輝です。緑輝と書いてサファイアと呼ぶのですが、緑と呼んで貰えると嬉しいです』
『吹奏楽に青春を賭けるメンバーも部活のない日は、ただの女子高生になって放課後を楽しみます。今回は、そんな吹部員たちが宇治の街で過ごすひとコマをご報告させて頂きたいと思います』
『早速ですが「響け!ユーフォニアム」の舞台となった宇治と言う街は歴史も古くから栄え、平等院を筆頭に観光地としてもその人気は衰えない素敵な街なのですよ。そして中書島から宇治に通じる京阪電車宇治線は途中に六地蔵や木幡、黄檗、三室戸など歴史的にも有名な地名をそのまま用いた駅を擁し、歴史散策として訪れる観光客も多いエリアです。そして、京アニファンにとってもこの地域全体が外せない聖地となっているのです』
『特に「響け!ユーフォニアム」の作中では、北宇治高校の多くの学生さんたちがその通学に利用する京阪電車宇治線の車両や駅ホームが登場します。実はこの宇治線は、基本は運転手さんのみのワンマン運行をしていて後部車掌室は、ご覧の通り・・・』
『葉月だよ~』
『・・・・・』
『みなさん。こんにちは。北宇治高校吹奏楽部・副部長の中川夏紀です。京阪電車宇治線の終着駅となる宇治駅ですが現在、あちこちで工事が進められています。そのひとつが、JRの複線化工事。この工事が完成すると通勤通学や宇治へのアクセスがとても便利になるのですが、こういう工事現場の風景は宇治の街にはちょっと…ですね』
『次に「お茶と宇治のまち歴史公園」という施設が間もなく、完成予定です。広大な茶畑や資料館など、オープンが楽しみですね』
優子『キャーッ!川が増水して岸に戻れなくなっちゃった。だ、誰か助けてー』
奏『今、優子部長の助けを求める声が聴こえませんでした?』
久『え、そう?気のせいだよ、きっと』
麗『そうね。厄介…いえ。気のせいだわ』
奏『あ!あれは?何なのでしょう』
久『あ~。あれは宇治川カルテットだよ』
奏『えっ?宇治川カルテットって…』
麗『そうよ!宇治川カルテットよ。(今の久美子に逆らうと面倒よ)』
JR宇治駅前の観光案内所「宿木」。そのビル内にある市民交流プラザ「ゆめりあ・うじ」のロビーにはこの冬、ウインターフェスタで活躍した吹部員たちのキャラパネルが一同に展示されています。ひと冬の間、みんな元気にイベントを盛り上げてくれて感謝ですね。
(事務スタッフさんには撮影の許可をいただいています)
とある日の久美子ベンチはお婆さんに占領されていました。座面に敷物をいっぱいに広げ簡単には動きそうも無い雰囲気。流石に、この日ばかりは久美子ベンチの撮影もこんな感じが精一杯。宇治川と共に流れる穏やかな時間をお婆さんも楽しんでいるようですね。
久美子『貴方が落としたのは金のユーフォ?それとも銀のユーフォ?』
あすか『人にもたれかかって何、それ?黄前ちゃん。こっち向いて真顔でもぅ一度、言える?』
久美子『ごめんなさい。無理です』
『新緑が萌える「あじろぎの道」。よく見ると桜の木に何やら実が出来てます。久美子先輩に教えたらどうなるのかな。ウフフ…』
『新緑が萌えると言えば「早蕨の道」も負けていないわ。木漏れ陽の中、青もみじを揺する風も涼しくて気持ちいい。普段とは違う特別な時間を感じるわ。これくらいじゃないと特別にはなれないもの』
『キャーッ!何、何?なんで私ばっかり、こんな役回りなの』
緑『以上、北宇治高校吹奏楽部の小ネタ集でした』
葉『いつの間に小ネタ集に?…本当にこれでいいのかなぁ』
緑『ま、いいんじゃないですか。ほかにネタも尽きているようですし』
おかげさまで皆の声で脳内再生されました。
久美子ベンチも地元の方(多分?)に愛されていて、微笑ましいです。
京阪宇治駅の工事は知りませんでした。駅入口から一回地下に潜って改札になりますが、あれはJR奈良線の下を潜るからなんですね。こないだやっと気が付きました。
劇中で描かれた光景もやがては「昔はこんな景色だった」となるのでしょう。寂しくもありますが、住んでいる方々にとっては自然な成り行きだと思います。
いやー、行きたくてたまりません。
ずっと宇治行きたい宇治行きたいと思ってましたがこのブログを見てより一層それが強くなりました。
コメント、有難うございます。
京阪宇治駅周辺や宇治橋の工事など、早く完了してくれると嬉しいのですけどね。まだまだ、時間はかかりそうですね。
景色が変わっていくのも時代の流れ。仕方ないと思いつつもやはり、工事車両や鉄骨を見ると少し寂しい気持ちにもなってしまいます。
コメント、有難うございます。
今回のブログを気に入ってもらえたなら、とても嬉しいです。
自分も沼津・内浦に行きたくて仕方ないのですが、色々と都合がつかないですよね。
お気持ち、お察しいたします。
いつの日か、宇治に行けると良いですね。