十年前の映画に感想と言うのも変だが、愛と死と復活と救世主という宗教的な空想アクション映画。主人公の男ネオと女トリニティはどこかで見たことがあると思っていた。男はアフリカのある国の日本大使館に嘱託職員として雇われていた早稲田大学休学中で日本からガールフレンドが追いかけてきてそのまま押しかけ女房として居付いてしまった日本人会の夫人達に話題にされ若いガーナのメイドに嫉妬される男から見ては魅力の分からない男。女の方は南米の日本人宣教師で取り付く島の無い硝子のような修道女。
死は自我の限界。自我を乗り越えるのは愛。愛といっても男女の愛ではなく人類愛・愛国・友愛。死を乗り越えた経験を持つ人は自我の限界を超えた視点に立つから自他の区別無く慈しむことができ、死への恐怖が無いから大きな事ができる。
自我を乗り越えられない人間ばかりの人間社会だから格差が生まれ、極端な貧富の差も自分の痛みとして感ずることが出来ない。人類や国家まで意識が行かなくても家庭までなら自分を乗り越えていけそうなものだが、現代は極端な個人主義で自分のことしか考えられなくなっている。これが鬱病や引きこもりや異常な犯罪の原因ではないか。
最近の急速な閉塞感は強大な圧力が社会に加わっていることを感じさせる。圧縮されればいつか爆発が起こる。大きな社会変革が近づいている。
死は自我の限界。自我を乗り越えるのは愛。愛といっても男女の愛ではなく人類愛・愛国・友愛。死を乗り越えた経験を持つ人は自我の限界を超えた視点に立つから自他の区別無く慈しむことができ、死への恐怖が無いから大きな事ができる。
自我を乗り越えられない人間ばかりの人間社会だから格差が生まれ、極端な貧富の差も自分の痛みとして感ずることが出来ない。人類や国家まで意識が行かなくても家庭までなら自分を乗り越えていけそうなものだが、現代は極端な個人主義で自分のことしか考えられなくなっている。これが鬱病や引きこもりや異常な犯罪の原因ではないか。
最近の急速な閉塞感は強大な圧力が社会に加わっていることを感じさせる。圧縮されればいつか爆発が起こる。大きな社会変革が近づいている。