machaの浅学妄想

今、感じたことや想うことを書いておく。

2007-04-30 | Weblog
ある時、私の態度を見て父が言った「そんなことでは友達を失うぞ」と。

父は時々、戦友会に出かけていた。父の戦友は皆、既に社会的に立派な地位と名誉と財産を持っている人たちばかりだった。
ある時戦友会から帰って嬉しそうに楽しそうに話してくれた。父と戦友達が、帰りの列車の特急券を買わないで乗って来たと。さも手柄を立てたように。

立派な大人たちが、たかが数百円をごまかすために、とぼけたり隠れたり、大喜びする姿が想像されて面白かった。
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戦争末期

2007-04-29 | Weblog
父は満州の白城子の陸軍の5864部隊の上等兵だった。
昭和二十年の六月頃、本土決戦ということで満州を引き上げた。三隻の船のうち二隻は沖縄方面へ向かい撃沈され、父の乗った船は本土に向かい父は九州宮崎県都城に上がった。

ソ連のスパイゾルゲや尾崎の策略にかかり日本軍が満州を引き上げた後に、100万のソ連軍が満州を襲った。満蒙開拓民の人々は命からがらに逃げて、白城子に行けば日本の兵隊さんがいると望みをかけて着いた時には、引き上げた後だった。多くの人々が悲惨な目に遭い、子供を捨ててまでして逃げた。たくさんの残留孤児が今もいる。

昭和二十年には親戚の人も沢山亡くなっている。
三月十日 東京大空襲で母の出征中だった叔父の妻と子、
五月二十九日 横浜大空襲で母の叔父の妻37才7人の子供を残し、
六月二十二日 ルソン島で母の兄 戦死24才、
八月二十九日 満州国牡丹江省にて妻の伯父 戦死19才、
九月二十一日 母の叔父47才、
十二月二十四日 満州国奉天市にて母の弟 戦死18才。
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従軍慰安婦

2007-04-28 | Weblog
父がまだ生きていた私が二十歳頃の話。
今も活躍している九十歳近い女優が慰安歌手として戦地を慰問したことをテレビで話していた。私は言葉を間違って父に「○○は慰安婦だったんだって」と言ってしまった。父は跋(ばつ)の悪そうな顔をした。

戦争映画でも屋外で便所に列を作って小便を我慢できないような様子で慰安所の順番を待っているのを見たことがある。従軍慰安婦は確かに実在したと思う。

だが国が関与はしていないと思う。国が関与したなら彼女らは国家公務員だ。
部隊の周辺に阿吽(あうん)の呼吸で卑しい女衒(ぜげん)が取り巻いていたんだろう。
日本は昔は貧乏な国で、女工哀史、貧農の娘の売り買い、妾はあたりまえだった。朝鮮台湾は日本であったが内地より貧しかった。

60数年前、二世代前の時代は今から比べると酷いものだった。
外国に酷いこともした。それは世界のどの国も同じ。
道義的な責任を他国が追求するのは筋違い。

政治的には数々の平和条約の中で解決している。
首相が他国に謝る理由は全く無い。
道理に合わない追求をしてくるのは、その国の戦略戦術にすぎない。

今の時代でも東欧や東南アジア、中国での北朝鮮難民女性の売り買いはある。
かつてアフリカ人はひどい目にあった。悲惨な歴史を調べたらきりがない。

従軍慰安婦、悲しいことである。
誰が悪い?国が悪い。時代が悪い。買った女衒が悪い。売った親が悪いのか。
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バグダッドの壁

2007-04-23 | Weblog
アメリカ軍はバグダッドに時代錯誤にもベルリンのような壁を作ってイスラム教の一派スンニ派を隔離してしまった。

アメリカは間違った道をどんどん進んでいる。
自国の価値観が世界一正しいと思っている。それはそれで良い。ただ、それを他国に押し付けるのは良くない。
幼い子供が自分の親は世界一と思い。宗教の信者が自分の宗教が一番だと思うようなもの。

アメリカの指導者はもう少し成長し、視野を広げなければならない。
それぞれの国にはそれぞれの文化があり文明の中にいる。
アメリカ西欧文明は豊かで素晴らしいところもあるのだから、押し付けなくても世界は求めてくる。心配しないで下がって待っていればよいと思う。
イラクからすぐに撤退をすべきだ。

西欧文明は極端な個人主義が弱肉強食の競争社会を生み、攻撃的本能のままに世界を侵略する。日本文明は和を重んじ、中華文明は儒教的で家父長制度、宗族を大切にする。ヒンズー、イスラム、ロシア正教、ラテンアメリカ、アフリカにもそれぞれの特徴がある。西欧文明には無い柔らかさ暖かさがある。これからの世界には家庭的な愛情ある文明が求められていると思う。
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杭打ち完了

2007-04-21 | Weblog
新しい工事が始まって今日で杭打ちが完了した。

杭打ちといっても、以前のようにジーゼルハンマーでゴンゴン打ち込むわけではない。螺旋のきりアースオーガーで穴を掘って、グラウトを充填しコンクリート杭を沈めるだけ。来週から掘削。

今回は丸投げの下請け。元請の作業服を着て、車も変えて、名刺も作って元請の社員に成りすます。
7月いっぱいで終わらせて、夏はゆっくり休暇をとろう。
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パラグアイで誘拐された日本人解放

2007-04-21 | Weblog
今月初め、会社の休憩室、お昼のニュースでこの事件を知った時、あっと声を出してしまった。知り合いかと先輩が言ったが私はうなずくだけだった。
私が統一教会員であることは会社の皆は知っているが、公然とは話したがらない。

事件は当初2万5千ドル(300万円)の身代金要求から、日本のマスコミが押しかけている様子が現地のテレビで報道されるたびに要求額が上がって75万ドル(9000万円)までいった。

太田さん側と犯人側での直接交渉が進んでいたが、現金引渡しの時点で警察の盗聴が犯人側にばれて失敗。警察は手柄を立てようとあせっていた。太田さん側は記者会見で警察には介入しないで見守ってくれ、犯人側には解放された日本人女性に渡した携帯電話に連絡するように伝え、再度交渉の結果、同時に誘拐された現地の二人と共に無事解放に結びつけた。

身代金は現地通貨で1600万円程度。太田さんの現地の知人が交渉に当たりかなり低く抑えた。マニラの若王子さんの時は10億円だった。

日本のマスコミは大挙して押しかけているにもかかわらず、統一教会批判の種を探して右往左往するばかりで記事が書けない。あるがままに書けばいいのに、思惑があるから記事にならない。

太田さんには昔、集会で話を聞いたことがある程度の面識。
現地の日本語新聞の編集者によると太田さんは自分も困難な中、一緒に誘拐された現地人二人の解放の為に犯人説得に努力したそうだ

太田さんはノーベル賞受賞者を次々と輩出した時代の京都大学の原子物理出身の秀才とか。
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高校のPTA

2007-04-19 | Weblog
昨晩は息子の高校の役員会に参加してきた。
校長室に学校側とあわせて15人くらい。

PTA活動が好きそうな一生懸命な人の中に、私のように何も分からないで参加した人が3人ほど。

昨年一年間でやったことは、全く子供とは関係ないことばかり。
役員の自己満足と学校側の慣例。

どうせなら、生徒のやる気を目覚めさせるようなことをやってみたい。
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さくら

2007-04-15 | Weblog
川岸にさくらが綺麗に咲いている。新潟は今が満開。

「さくら」という題名の新しい歌はいくつもある。
森山直太朗、ケツメイシ、河口恭吾、コブクロ。

桜は日本人の精神を表している。
「敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花」(本居宣長)

匂うとは光を受けて透き通って輝くすがすがしい様。
山桜は小学校一年生の時の帽子の徽章の五弁のさくら。

日本人は物事をきれいか汚いかで判断する。
善悪より美醜に重きを置く。
さっぱりとした気持ちを好む。

正直で透き通るような清々しい心でありたいと願う・・・・・。


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議論討論

2007-04-14 | Weblog
討論番組をみていると、どうして参加者の意見がこうも極端に違うのかと不思議に思う。

真理、真実を追究するなら、結論は一つに収束してゆきそうなものだが、全く違う方向に分かれてしまう。

討論は真理真実を追究することではなく、立場を主張することだということ。

主張することは生きること、生存すること。
政治は主張すること。
国政は国民を生かし、国土を守り、主権国家として世界で生き残ることを追求する。

先生タイプ、社長タイプがあるが、
先生や役人は真理追求型。
社長や政治家は生存競争型。

私は先生タイプ。これからは社長タイプに変わって行こうか。
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何の為に

2007-04-11 | Weblog
人の行動の動機は金の為だけじゃない。

親は子の為なら文字通り、たとえ火の中、水の中。
走れメロスのメロスは友の為。
赤穂浪士は主君の為に切腹覚悟であだ討ち。
特攻隊は国の為、笑顔で散っていった。
昭和天皇は自らの命と引き換えにマッカーサーに国民の食糧援助を求めた。
シュバイツァー、マザーテレサ、野口英世は偉人。
釈迦は王位を捨て出家、衆生救済煩悩解脱の為に修行行脚した聖人。

お金はエネルギーであり、権利であるが、極論すれば物。
現実は金持ちも貧乏人も物の為に振り回され、こき使われている。
万物の霊長が人間のはず。

純愛、友愛、忠孝、祖国愛はドラマ、小説、映画で感動し涙する。
そのように生きてみたい。

私の現実は
親は既に無いが孝行したかったとさえ、今だ思わず。
妻への愛情不足。
愛社精神皆無。

何の為に?
ゆっくりと考えてみたい



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パラグアイ

2007-04-08 | Weblog
日本人2人と現地人合わせて4人の誘拐事件が南米の内陸の国パラグアイで起こった。まだ解決されていない。被害者が統一教会員ということでマスコミは各社微妙な対応になっている。

驚いたことは63万ヘクタールという広大な土地を統一教会系の会社が所有し管理しているということ。千葉県と同じ面積。東京都の3倍。新潟県の半分の面積。
何のためにか理解できない。

なんの為の土地だろうか。
マスコミを含めた普通の人は、他人の行動を計る時、金儲けの為だろうとしか考えない。自分たちの思考の中心が金だからしょうがない。私も同類。

聞く所によると、ここを開発し食料を増産し世界の飢餓を少しでも救おうとしているとか。世界では毎日数万人が餓死しているのに先進国では飽食と廃棄の繰り返しで、餓死者など意識にも上らない。

また、北朝鮮が崩壊し内乱から難民が生じた時の受け入れ先として準備しているそうだ。一番近い日本は拒否するだろうから。

ボリビアとブラジルには行ったことがあるが、パラグアイは両国に国境を接する内陸の貧しい国。政府の力が全土に及ばないので、強盗や誘拐が絶えない。
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朝日の右旋回

2007-04-03 | Weblog
おとといの朝日新聞に桜井よしこ女史が写真つきで出ていた。
右寄り論客ナンバーワンを載せるなんてどうしたんだろう。
読者離れが激しくて、読売新聞に大きく水を空けられてしまったから方向転換か。

新聞は社会の木鐸といわれる。社会を引っ張って指導するのが新聞。
社会が右傾化して読者数が減ろうとも、朝日は朝日の主張を述べるべきだ。
正しいと思うことを書くのが新聞だ。発行部数なんて気にするな。
世界の一流紙の発行部数は30万とか50万くらいだ。
何百万も売る一流紙はない。それは大衆紙だ。

大衆紙は読売に任せ、朝日は高級紙一流紙を目指すべきだ。
発行部数を減らしてもやってゆけるように会社を再構築しなければならないが、
朝日新聞よ社会に迎合するな。
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