今日、霊の親の昇華式に行ってきた。
何のことか分からないでしょう。
統一教会では教会に導いてくれた人のことを霊の親と言う。
昇華式とは葬式のことであり、通夜は帰還式という。
一般の葬式とは違い、女性は白い服を着て、男性は白いネクタイをする。
死は悲しい別れだが、霊界と言う時空を超えた新しい無形実体世界に出発するのだから、祝福して送り出してやらなければならない。
霊界はキリスト教でも仏教でも信じられている。天使に名前まで付いているミカエル、ガブリエル、ラファエルなど無数。悪魔もルーシェル、ベルゼブルなど。
仏教でも
如来、菩薩、明王、天など霊界の姿が曼荼羅で表されている。大日如来、弥勒菩薩、帝釈天、毘沙門天など聞いたことはあるはず。
霊界を実感することは普通はない。一昨年ボリビアに行ったときには、天から力が降り注いで、来ると分かっていながら未経験の大きな力に支えきれず前のめりになったことがある。音が光の粒に見えたこともある。天女の薄衣のような五色の虹の雲も見た。
疲れて眠った時など、まざまざとした鮮やかな原色の夢を見ることがある。何時間も寝たかと思って時計を見ると30分くらいしか経っていないなどということも、以前はよくあった。啓示的な夢の場合が多い。
霊界については存在も実証されていないし、そんなことを真顔で話していたら、ちょっと頭がおかしいと思われる。でも私の少ない経験から霊界は実在すると思っている。
人間は年をとっても勉強し成長することを願っている。ここのばあちゃんは習字を習い、じいちゃんは80歳にして二台目のパソコンを買って駆使している。死んで終わりじゃないことを無意識に分かっているから、向上を続けようとする。
人生は飛行機の離陸のようなもの。滑走路をどんどんスピードを上げて走り、限界を超えると地上に別れを告げて大空に舞い上がる。