会津大内宿ツーリング

急遽、昨日土曜日、天気が良さそうなので後輩を誘ってツーリングに出かけた。どちらの建築現場も二人管理だからもう一人に任せて休むことができる。

行き先は会津大内宿。朝九時過ぎと遅い時間の出発なので、前からやろうと思っていたバイクのマフラーのノーマルへの交換をした。前の持ち主が付けていたモトクロス用のマフラーとチャンバーは始めたばかりのヤフオクで売るつもり。

後輩がその友人も誘っていて彼らが我が家に乗り付けた来たときは私はまだ汗だくで苦戦しながら作業中だった。あわてて出発した。次々と出発する三台を見て妻と義母は「赤レンジャー、青レンジャー、黒レンジャー」と言って笑って家の中から見送っていたそうだ。私は赤ヘルメットに赤いCRM250、後輩はセローではなく黒っぽいV-max、後輩の友人は青の世界最速ZZ-R1100。

往きは三川から高速で会津若松、芦ノ牧温泉の牛乳屋食堂でラーメンとミニカツ丼を食す。待ってまで食べるほどではない普通の味。バイクの右側のカバーのネジが緩んで無くなっていたので店でガムテープをもらい貼り付けて応急修理。大内宿まで12キロ。道沿いのせせらぎは十和田湖の「おいらせ」のように美しい。車は大渋滞だがバイクだからスイスイ。

快晴、紅葉の大内宿は想像をはるかに超える広がり感と懐かしさ。江戸時代にさびしい峠を越えて来てこの宿場に着いたときの人々の感動が偲ばれた。

記念にねぎそばを食べた。新そばとかで旨かったが帰りの道中の為無理せず半分残した。後輩はさっき大盛りを食べてきたのに、ねぎそばも完食。まだ足りないらしい。

復路は田島、只見、六十里越、栃尾、三条。
先頭を走るZZ-R1100の青レンジャーはさすがサーキットでレースを戦っているだけあって六十里越ではついて行くのが精一杯。だが楽しい。山道ではＶ－ｍａｘよりはＣＲＭのほうが速いようだ。私が歯医者の予約があると言っていたから、時間に間に合わせるようにレースで磨いたテクニックで引っ張ってくれたせいで歯医者に着いたら予約時間ジャストの5時30分だった。

かなりハードで楽しいツーリングだった。これで行きたかったツーリングは全て行ったので、悔いなくバイクを下りて譲ることができる。