machaの浅学妄想

今、感じたことや想うことを書いておく。

建設業界

2013-10-04 | Weblog
仕事が多すぎて職人が足りない。

役所は発注量を増やすし、民間は消費税前にと思って急ぐから、仕事はこなしきれないほどある。

職人の数は急激に減っているから、仕事を取っても工期に間に合わせられないし、現場を管理する技術者も足らない。

指名があっても辞退するか、落札しない金額をいれなければならないから、入札不調(不落)になる物件が出てきている。

仕事を出せば誰かがやるだろうという認識ではこれからはだめだ。

国が職人や技術者の数を把握して、経済政策と連動して総合的に仕事量や内容を調整してゆかなけらばならない時代になってきた。

仕事を出せば景気が良くなる時代から、仕事を出しすぎて経済が混乱し、かえって景気が悪くなってしまう。

高齢者で成り立っているこの業界、職人の数は減るばかりで増えることはない。