machaの浅学妄想

今、感じたことや想うことを書いておく。

設計施工分離

2018-12-21 | Weblog
明治までは日本の建物は何百年も同じパターンで造られてきた。

明治以降、新しいデザインと材料と技術が入ってきて、欧米に真似て建築は設計の専門家が現れてきた。

設計は専門家でも現場施工は分からない人が多い。

近年、さらに新しい材料と技術は増えて、設計者はますます現場が分からなくなり、分からないままに図面を描く。

施工者は設計者の意図を汲んで収まるように考えて形にしようとするが、時間がなかったりして深く考えないで設計通り作ってしまうこともある。

完成後にトラブル発生。

責任をとって費用負担をする設計者は極めて稀。

責任を取るのは施工者なんだから垣根を踏み越えて設計に口出しすべきだと思う。