絶滅危惧種・
ツシマヤマネコを23年ぶり撮影される。
5月8日対馬下島で自動カメラで撮影。生存が確認される。
対馬は大きく上島と下島に別れているが下島は絶滅したと云われていた。
現在対馬全体でツシマヤマネコが80から100匹いたといわれていて
絶滅のデッドライン上にある。
環境省の最も高い絶滅危惧種に指定されている。
1970年で300匹いたものが植林や交通事故で減少。
山の広葉樹を針葉樹にしたことでエサが少なくなり
人里へ降りてくる。去年だけで8匹が交通事故に遭い
7匹が死んだ。又飼い猫と交わりネコエイズにかかるものも出て来た。
福岡市の獣医が無料で飼い猫のエイズ検査をしているが
ヤマネコにとってよくよい環境。
ニホンオオカミだって外国から来た狂犬病の流行で一気に数を減らした。
ああ、こうしてトキ同様いなくなると永遠にこの宇宙から消えてしまう。
下島で昨日見つかった「シモッチ」(まだ名前がない)くん、
いま何がほしい? たっぷりのエサ? 新しい家族?
それとも次々に死んでいった君の仲間の、よかった頃の笑顔?