だいぶん涼しくなってきた。いや秋らしい気候はあっという間に終えて
もう寒くなってきて冬の到来が見えてきた。
つい最近まで若い娘さんはお腹を出して歩いている人が目立っていたが
いつのまにやらロングスカートの女性が目立つようになってきた。
しかし階段の昇り降りや下の方にある商品棚を見ていて
裾が地面に擦って歩く姿に驚かされる。
あんなにきれいなロングスカートを履いていながら
駅構内の誰もが歩くあの汚い床を擦りながら歩き、
あのままで自宅に入るなんて、潔癖症じゃない私でも考えられない。
見た目には高級感が漂うようなきれいなロングスカートでも
今では安価なメーカーも沢山あるので、価格は安価なのかもしれないが
やはり地べたを擦って歩く姿はとても見てられない。
道を歩いているとキンモクセイが香る季節になった。
どこからともなく香ってくる匂いは、
子どもの頃にはトイレの香りという感じがしていたが
最近はキンモクセイの香りのするトイレが無くなった気がする。
おかげでキンモクセイの香りを自然に楽しめる。
キンモクセイは不思議な植物で、
直接香りを嗅ごうとしても全然香りがしないのに
少し離れたところに居るとどこからともなく漂ってくるから不思議である。