新型コロナ/台湾、水際緩和 検疫日数10日に短縮、ビジネス客受け入れ再開
2022/03/07 16:59
台湾では2022年3月7日から新型コロナウイルスの水際対策が緩和され、入国後の検疫(外出禁止)期間がこれまでの14日から10日に短縮されたほか、ビジネス目的の外国人の受け入れが再開された。
検疫場所はこれまでは集中検疫所または検疫用宿泊施設(防疫旅館)のみとされていたが、7日からは「1人1戸」を原則に自宅や親族、知人宅での検疫が可能になった。「1人1戸」の条件を満たせない場合は、防疫旅館での滞在が求められる。
中央感染症指揮センターによれば、「1人1戸」とは、独立した住居表示プレート上の住所▽独立した対外出入口を有し、非在宅検疫者と生活範囲がつながっていない▽検疫期間中に住居内にその他の非在宅検疫者がいないーの要件を満たすものと定義され、同一住所に他の入居者がいるワンルームや、住宅の中にあるトイレ・浴室付きの部屋は条件を満たさない。
在宅検疫終了後の自主健康管理期間は従来どおり7日間のままとする。
また、入国者はPCR検査を入国時と入国後10日目の計2回、簡易検査を入国後3日目、5日目、7日目と自主健康管理期間の3日目と6~7日目の計5回受ける必要がある。
外国人ビジネス客に関しては、視察や投資、契約履行、招聘などのビジネス活動に従事する場合、在外機関で特別入国許可を申請できるようになった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます