ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

安芸高田市の『蔵』でランチ

2018年08月12日 10時36分27秒 | 広島・安芸高田市の宿と食

 『神楽門前湯治村』へ。

 

目的が、あったのです。

 

ここでランチを食べることは、実は目的ではありませんでした。


店舗基本情報

店名 キッチン蔵
ジャンル 創作料理、カフェ、洋食
予約・
お問い合わせ

0826-54-0888

予約可否  
住所

広島県安芸高田市美土里町本郷4627 神楽門前湯治村

営業時間

9:00~18:00

日曜営業

定休日

水曜日

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

『キッチン蔵』へ。

 

 

中はレトロな、昔気質の喫茶店て雰囲気。

 

座る。

差配は女性一人でされている様子。

 

メニュー思考。

(日替わりは、コーヒー付き。ほかはアフターコーヒー別料金250円くらい。

 丼も好きだ、ロコモコ丼とかあるのはちょっと流行取り入れ店みたいでいい

 カレー焼きそば、もいいかなー)

 

 胃袋的には、時刻が13時くらいなこともあって空腹。

 そして、のどが乾いていたことが決め手だった。

「日替わりひとつください」

 

 

来た。

 

おお、りぐっている。

税込918円というところでランチとしては少し活発なお値段であるが、

いい。

 

この感じなら連日頼めちゃう。

 

まず小鉢が充実。

お刺身まである。いや、でも隠れていて正体がわからない刺身コンニャクの可能性もある。

 

トンカツである。

 

さくざくっと、軽く揚げられている。

食べやすい、重くないやつ。

 

熱い。

ご飯にのせてバクバク。

 

(これは、ゴハンが足りないかもお茶碗一杯では)

 

すると都合のいい事態が起こった。

隣のサラリーマンみたいな恰好の方が、ゴハンのおかわりをしたのだ。

 

 

おかわりありなの!

 

そうと聞くと俄然のペース。

 

小鉢1、玉子キノコ煮。

カツと合わせると疑似親子丼ができそうで良い組み合わせだ。考えているの偶然なのか知らねども、すてきだ。

 

サラダもあり、

 

そしてお刺身が。

ああ、ちゃんとお魚で、けっこう白身。

太刀魚かなんかな弾力。

 

マグロもある。

 

(山の食事処あるある・・・山では貴重なお刺身を逆に構えてくれがち!)

そしてそのお刺身は、たいがい悪くない。

一生懸命大切に集めたからか?

 

 

けっこうおかず残っている。

小鉢がなかなか力を持っているからだ。

 

 

白米おかわり召還!

 

味噌汁もおかわりできたよ。

イエスだなあ。

 

近くにあればときどき行こうって思うくらい。

 

最後にメインのカツが残るようにコントロールして、ざがぐと食べる。

 

お腹はいっぱい。

 

 

辺りを見回す余裕ができると、サンフレッチェユニを着たファンっぽい女性がカレーを食べていた。

!!

カレー焼きそば、ムシマルが今回スルーしたカレー焼きそば。

それが・・・。

ムシマルはカレー粉で味つけした焼きそば、つまりは焼きそばにインド香辛料がかかったようなそんな焼きそばだと思っていた。

 

カレールーの海の上に、焼きそばが波のように乗っている!

そして、サイドにご飯まである!

そんな面白メニューだったのか!

 

 食べ終える。

コーヒー。

 

うん、心地よい。

で、ここのコーヒーブラックでもほの甘いな。

 

おいしい、キャラメルみたいなふわっとした甘さ。

 

 

 

 

ごちそうさま。

 

 

 さあ、目的に行くぜ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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安芸高田市で神楽と温泉をシリーズその5『神楽門前湯治村』の神座(かみくら)シアター

2017年02月09日 23時41分26秒 | 広島・安芸高田市の宿と食

だらだらとお茶で一服したり、この後の予定を考えたり(帰るか元就の歴史資料館に行くか三次に足を延ばすか3択まで絞り込む)お土産を買ったりして朝を過ごす。

 

9時半にチェックアウト。

6,650円だったかしらそれくらい。

 

 

車に荷物を置く。

置いたあともどってくる。

なぜかというと昨日は閉まっていたお店が開いていたから。

 

パン屋さんだ。

クリームパンとカレーパンを購入する

 

豆腐屋さんで豆腐を買うか迷う。

豆腐は昨日食べたしいいかと判断。

 

あと甘味処も開いている。

悩む。迷いを振り切る。

 

で、神楽を見ようと思う。

見れるのかな?資料館内にシアター200円ってあるんですが、どういう見方をしたらいいのかわかっていない。

 

館内のスタッフさんに聞いてみる。

「このシアターって、観客が自分一人でもお願いできるものですか?」

「はい、だいじょうぶですよ」大丈夫なのか!

「希望は・・・ありませんか?」希望?って言われても何もわからない状態。

「派手目な奴があれば」ムシマルは眠くなっちゃうことを恐れてエンターテイメント性を望んだ。

 

 

座る。なんかこう、寄席みたいな和風の雰囲気のシアターですね。

真ん中辺を陣取る。

 

胡坐をかいて、待つ。

 

 

始まるのは2008年神楽グランプリの新舞なんとか賞?の『紅葉狩』という演目。

 

(へえ「紅葉狩り」、なんか広島っぽい)

それくらいの、ファーストインプレッションだった。

 

雅楽、でいいんだろうか。和楽器の演奏が始まる。

 

青い、勇壮なお侍さん二人の登場。

なんか言って、舞われている。

 

(節回しが独特で、部分部分は聞き取れるけど細部がよくわかんないなー)

お侍さんがなんかを追っかけてるのはわかったぜ。

 

舞台が変わる、人が変わる。

今度の登場人物は貴族女性っぽい3人組。

(演じているのはリアルな女性?それとも歌舞伎みたいに女形的扮装?)

白粉いっぱいだし、声も腹から出る独特の声だからよくわからなかった。

 

たいらのこれもり?これもち?をなんとかする?

なんかこうさっきの侍をだまし討ちにするみたいな雰囲気は見て取れた。

 

ふんふん、あ、侍来る。

 

私たちは紅葉狩りです、まあまあお茶(お酒?)をいっぱいどうぞお侍さん方。

みたいな感じ。

 

(飲んじゃだめだー)とかムシマルは思いながら、それだけの思いは画面の向こうには通じず。

お侍さんたちは飲んでしまう。

 

あ、ぱたりとする。

寝た?死んだ?

 

・・・・・・・・・・なんか変なの来た。

霊界の人みたいな。

お侍さんは死んだのか?

 

よくわからんが善いものらしく、何事かを教授してお侍さんたちは復活する。

 

 

お侍さんたちは、3人貴族女性のうち二人と対峙。

 

スモーク?ドライアイスもすごいし投げた白糸も派手。

 

面白い。

で、ぐるぐるぐるぐる回っている。

 

なにプルアクセルなのかわからないほど、三半規管大丈夫か心配になるほどクルルとターン。

 

魅せるなー、ムシマルは夢中で見ています。

 

お侍さんは二人に勝ち、いよいよ3人目とバトル。

ボス戦って感じ。

 

いつからかボス女性はお面をしているのです。般若っぽい大きなお面。

いつ付け替えたんだろう?

 

紆余曲折あって、侍は勝つ。

 

ああ、もう40分経っている!

 

へー面白かったなー。

 

ざっくりと感想

・あらすじというかストーリーのあらましだけでもあらかじめ知っておいたほうが、より頭に入りやすくなりそう。

・でも思った以上にエンターテイメント!楽しい感じ。なんもわかんなくても何となく面白い。

・神楽観が変わった気がします。

 神楽、神楽なのか祭踊見学体験は高知県時代に、一回室戸市方面の祭礼『御田まつり』を見たくらいでした。

 あれはでも、もっと呑気で生活信仰密着でした。

 これは、また別物だなー。人を喜ばせるほうに重点を置いているというのかもしれないです。

 

DVD、ちょっと興味出てきたかもしれない。

スサノオとか日本神話系の神楽はどんなんなんだろう?

 

 

 

すごいよな、

すごいといえば、神楽。

 

神楽甲子園なるものがあるし、もっと若い世代(保育園児くらい)の発表会もあるやらないやらで、

すごいんだなー。

神楽色の強さよ。

 

売ってある神楽図鑑みたいな冊子をパラパラ。

なんとか天使神楽団なんて団体があるとか、その構成員が何人であるとかもわかる。

 

若い人もいる。

 

 

たぶん高知は過疎化やら高齢化やら地域活動スタイルの変化とかで祭礼参加人口減ってるんであろうに、広島の未来は明るそうでうらやましい。

 

もう一回テスト。

 

まだ「通」どまり。

あらくやしやな。

 

10時半過ぎ、ついに村を出る。

 

 

 

 

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安芸高田市で神楽と温泉をシリーズその4『神楽門前湯治村』の温泉

2017年02月07日 21時40分23秒 | 広島・安芸高田市の宿と食

夜は更け、お腹は張り、夜をよちよち歩く。

祭りの後のような感じ。

 

情けない男でごめんよ、いつも泣かせたはずなのに。

 

どうしようかな、体重を減らす力がお腹の張りをなだらかにする力があるかわからないが、晩御飯前に入って以来本日2度目のお風呂に入ってしまおうと思った。

 

時刻21時半になると、正面出入り口が閉まるみたい。

 

お店の人がいなくなる。

だけど、宿泊客はその時間もお風呂入っていい、裏口から入っていいというシステム。

 

裏口入浴。

 

ガラガラ。更衣室へ。

お、貸し切り。

誰もいない。

 

体重計に乗る。

あ、ごはん前に比べて2kg近く増えている。

食べすぎだ単純に。

 

ガラガラガラガラ。

いよいよ入浴。

 

画像は神楽門前湯治村HPのhttp://www.toujimura.com/tennenradononsen.htmlより。

 

お風呂施設としては、大風呂・露天風呂・寝湯・サウナ・2階露天風呂・水風呂とある。

 

かけ湯をして、身体を流す。

1回目のお風呂で体をきちんと洗ったので2回目はざっと。

 

ざぶんと大風呂に浸かる。

ふぅいーーー。

 

ざばーと汗をかく。

湯気がもうもうと出ている。

 

 

お外に出る。

ストリーキングになったわけではなくて露天風呂に出る。

 

写真はまたHPより。

外気は3度くらい?気象予報士によると。

寒い、寒い、ボチャン。あったかい。

 

はふう。

お外の露天風呂は中の大風呂よりは湯温が低くぬるま湯と適湯の間くらい。

 

その分ずっと長く入ってられそう。

 

露天風呂いいなあ。

外むっちゃ寒いのにお風呂の中だけはあったかいって、世界に対して自然の厳しさに対してバリアーを張れているみたいで。

 

 

2階に。

サウナは(スタッフが去るから安全対策からか)正面入り口閉めるタイミングで一緒に閉鎖されてしまっている。

 

でも2Fの寝湯と露天は使える。

 

寝湯も露天も薬草湯になっており、この日はユズ。

柚子大国高知からきた身としては母の懐に抱かれて安心するくらいの高相性。

 

露天はジャグジー付き。

寒いのとあったかいのとブルブル刺激が来るのとで、鋭敏なムシマルの肌はてんやわんや。

 

寒気が歓喜を喚起するかんじ。

ふうー。

 

入り放題って言われるとついつい入ってしまいますね。

 

お風呂を出る。

もしお腹に余裕があれば部屋で炬燵で駄菓子を片手に晩酌をしようかと思っていたけれど、とてもそうはいかなかった。

 

寝る。

 

起きる。

翌7時半、もう一度風呂に入る。

 

あ!右と左が入れ替わっている!

 

正確には男湯と女湯が入れ替わっていた。

一日ごとなのか。

 

(朝風呂もすれば、左右どっちも楽しめるってわけか)

右っかわに進む。

 

全体は一緒か、でも露天風呂までの距離が違ったりと微妙なレイアウトの差。

新しい気持ちじゃぜ。

 

ふやけかねないムシマル。しずかちゃん並みにお風呂に入ってしまった。

しかし、いい湯だった。

 

 

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安芸高田市で神楽と温泉をシリーズその3神楽門前湯治村内うどん・そば処『権兵衛』で夜叉うどん(スペシャル)

2017年02月06日 20時52分00秒 | 広島・安芸高田市の宿と食

 


うどん・そば 権兵衛

天下一品
鬼より辛い夜叉うどんをご賞味あれ!
営業時間/午前11時~午後10時


おすすめメニュー
・ 夜叉うどん
・ 白ねぎ坦々うどん


 

晩酌をした後だけど、

うどん屋さんに行こうと思う。

 

夜叉うどん。

気になっていたんです。

 

ムシマルの高知時代ブロガーさん友達には、

うどん大好き麺類大好きなショウガ農家さんや麺類大好き辛いもの大好きという女性ブロガーさんがいらっしゃる。

 

なんかこう、いつかまた会った時の土産話でもないけれど、

広島にはこんなうどんがあったよということを話す機会でもあればそのネタに、っていう目論見をもくろんでいる。

 

しかし、さっき食べたばかりだし、ちょっと夜に散歩しないかね?


ひとりで神ブラする。

神ブラっていうのは神楽門前湯治村内ないしその周辺ブラブラの略である。

 

「ふくすけ」を出てすぐに駄菓子屋さんがある。

 

『めじろや』さん。

駄菓子屋ってどれくらいぶりだろうか。

イオン高知内にある駄菓子屋さんっぽいところに行ったのが最後?

 

こういう軒家的なお店はさらに二十数年からさかのぼらないといけない気がする。

 

ムシマル小学生時代の思い出駄菓子は『すっぱい梅にご用心』『ビックリマンチョコ』『うまい棒』でしょうか。捻りがあまりないかもです。

 

そう考えるとムシマルはあまり駄菓子屋で冒険しないタイプだったのかも。

懐かしいのと、あと知らない駄菓子もあって4つ買う。

120円だー。

 

ガチャガチャのお店もある。

レトロ、までも行かない微妙な古さ。

 

夜の村周辺を少し歩く。月は大きい。下駄が歩きにくい。

うーん、なんだか妙な気分になったな。

 

いよいよ権兵衛到着。

 

権兵衛の横には数少ない喫煙スポットがあるのか、女性が二人立ち話している。

 

あらちょっと門構えはいい感じじゃないんの?

縄暖簾。

 

入店。

テーブルは一つだけに、あとはカウンター。

 

目的はもう、きまっちゅうき。

いろいろあるけれど、鬼夜叉うどん。

それを食べようと決めていた。

 

ただ、レギュラーとスペシャルがある。

スペシャルは量も辛さもレギュラーの上。舌いじめにならないか心配だよ。

 

おでんもある。冬だけのことなのか、レギュラーシーズンなのかわからないけれど、なかなかそそるメニュー。

 

 

「夜叉スペシャルと、日本酒のあったかいのってできますか?」

「できますよ」

 

ということでコップ酒。

 

ごく。

 

ああ、しまったなんかやばい。

お風呂に入ったし、ビールと日本酒を飲んだし夜散歩までした。さらに何も考えずに日本酒。

 

熱と酒と冷気が一種の循環作用を生んだのか、なんか回ってきた。

酔いが。

頭は痛くなったりしていないんだけど、早鐘のように心臓が脈打っている。

 

店内にはテーブルに男性二人組と、カウンターに若い女性4人組。

若い女性は常連らしく、そして宿客でもなくわざわざどこかから夜叉を食べに来ているよう。

ハマっているよう。

「寒いから今年来るのは最後かもしれんー」「でも来週からは温度がちょっと上がるみたいですよ」「じゃああと一回くらいは来るかも」みたいなたわいない会話されてる。

 

そこに来る、ムシマル用夜叉うどんスペシャル。

 やけに赤い茶色、やけに青々としたネギ、熱気と辛さの雰囲気が押してくるこっちに。

 

中央には、唐辛子!

日の丸弁当だったら、白ご飯の中央に赤い梅干しであるが、

こちらの世界の中心は唐辛子。トウガラシ。

 

ずぞずずいるーぞぉ。

麺は普通サイズ。

やわらかいツルッとした麺に・・・・・・・・・・・辛さが絡む!

 

かっら。

舌が痺れるわけではない、意識を保ちながら味を感じながら、焦がれるように辛い。

 

ネギ。緑の濃いネギは、最初は辛さをごまかす救いであった。

だが、だんだんダメだ。

辛さに染まってくる。適度な刺激になってくる。

 

酒が進むので酒に手を出す。

熱い酒は肺腑を。

辛いうどん汁は喉と舌とあと残った臓器を灼くようにする。

 

旨みの残る辛さなのは幸いだが、辛い。

 

うわ。

頭にも辛さと酔いが回ってきた。

 

 

完食。

1,400円くらい。

 

 

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安芸高田市で神楽と温泉をシリーズその2神楽門前湯治村内お食事処『ふくすけ』で酔いどれる晩飯

2017年02月05日 17時42分10秒 | 広島・安芸高田市の宿と食

 

食事処は主に3軒、いや2軒か。

「ふくすけ」という旅館「千両万両」のなかにある居酒屋っぽいごはん屋さんと、うどん屋さんと。

あと洋風な喫茶店もあるらしいけれどこの日はもう開いていない。

 

千両萬両のなかの「ふくすけ」に行く。

 


お食事処 ふくすけ

http://www.kaguramonzentoujimura.com/food.html

山里の美味・珍味 
営業時間/11:00~21:00 (オーダーストップ 20:30)


 

 

 

 

雰囲気が、どことなくモダンな古さ。

人工的なレトロ感というか、現代の技術で懐かしい古さを再構築しようみたいな感じ。

いいか悪いかはわからないが、明かりもセンスある。

 

「ビールください」

お酒を飲むために泊まったのである。

このための時間と出費。

 

「お料理は何になさいますか?」と。

「おすすめは『板長のおすすめ膳』です。

また、『冬の特別御膳』というものもございます」

 

 

 

悩むなー。

 

「板長おすすめ:鍋焼きうどん・お刺身豊富・竜田揚げがある」

「冬の鍋:お鍋・天ぷらがある」

という差異。

 

うわー悩む。

どっちでもいい・・・だいじょうぶ・・・・・なときは!ムシマルは板長のおすすめを信じるぜ。

 

 

オロチ鍋も気になっています。ご当地料理っぽい。

 

 

湯上り、浴衣、上気したムシマルに、一気に冷やすようなビール。

きーん。

 

効いたぜ。 

 

そしてお料理を待つ。お刺身3種が来る。

 

流通が発達したのでわれわれは雪の山の中でもお刺身がいただける。

人は凍えながらでも、湯上りのぼせながらでもここに食を構えることができるのだ。

 

さあ、やってまいりました。

これで1,800円なら、お安い気がしてきた。

 

 

竜田揚げはおっきい。がり。

あ、衣がぱりぱりというがガリガリしている。

 

十分、いやさ十二分においしい。

竜田揚げ定食としてこれと御飯が出てきても納得する。

胃が、納得する。

 

お刺身。

あれ?ちゃんとおいしい。

ちゃんと弾力がある。

 

 

お豆腐に箸は進む。

説明文には「ここの横丁にある豆腐屋『福助』さんの手作り豆腐です」と。

売り切れも出るくらいの人気豆腐店の豆腐らしい。

ムシマルが今日訪問した時にはお店は閉まっていた。が、豆乳ドーナツとかそんなおいしそうなものを売っている雰囲気。

気になっていた。

実食。

昔堅気というのか、ちょいかため。

 

やわらかい豆腐のほうにムシマルは気持ちよさを感じるタイプであるが、食べでがある感じは悪くないです。

うん。

 

その頃には、煮込みうどんが。

 

鍋つかみも構えていただきつつ、手に嵌めつつ、オープンする蓋。

すべての蓋はやがて開かれるためにある。

この鍋の場合は、今がそうなんだ。

 

オーソドックスっぽくて、すなわち王道。

あっさりとした、でも具沢山な煮込みうどんみたいだ。

 

うどん、すする。

ああ!おいしい。

 

ムシマルの中のあったかさ回路がスパークリングする。

 

ダシがいい感じだ。

エビが入っていて、他にもつみれや豚肉といったダシ出し要素が盛られている。

 

濃いまではいかないまでもちょっと強い感じのスープに、推進邁進してしまう。

 

ここで、ビール終了のお知らせです。

まだ半分くらいは残っている料理。

(二杯目の出番が来た)

 

最初は何も考えてないまま、とりあえずビールであった。

しかし、次は考える時間があった。ビール以外のお酒。考える。

 

5種のみ比べセット1620円?くらいのものがある。

ああ、しかしこれは開幕にこれならよかったかもであるが、いまから5種はけっこう重たい?かも。

 

あ、なにこれ。『神変 奇特酒』?不思議なお酒で、地酒。

 

お神酒か。

お神酒上がらぬ神もなし、下戸の建てたる蔵もなし、ムシマルはこれ行っちゃおうと決めました。

 

次いで太っ腹な気持ちで『広島牛の陶板焼き』も頼んでしまう。

 

 

グラスはかわいい。

 

ぐび。

ふんふん、きつさはない、でもって甘みも抑えられているから、感じるのは素材の「水」感。

水っぽいって通常良い表現ではないが、水の持つ原点っぽさがある。あるのだ。


 

 

 

 

ドジャアアーーンと大統領風に広島牛焼きを紹介。

奮発感がある。

 

バターの香り。

バターと牛の香り、牧畜界の親子丼みたいになる。

 

お肉をつかむ。お肉を食べる。

 

うん。

脂身は少ない部位。どこかはわからないけれど。

それでも肉汁に照り返されて、とっても薫り高いですよ。

 

 

吞んで、食べた。

そういう実感がある。

 

オロチ鍋が戴けなかったのは残念ではある。

あと縄文アイス300円というのもあってデザート候補筆頭であったが結局頼まなかった。

まだムシマルには、食べる場所があるから。

 

 

 

 

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