2020年7月前半。
resort dining Se Relaxer(リゾートダイニング ス・ルラクセ)
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(遅れてしまった・・・・。19:30の約束が20時になってしまう・・・・)
走る、歩く、早歩く。
トントンガチャ。
そこには、カウンターでちびちびと飲んで待っていただいている『生姜農家on-line』竜一さんが!
すいません。遅れました。
「まだビールを飲んで山本シェフと話しているだけです、料理注文はこれからです」
ビールを頼むと付き出される料理。
生ハムにカボチャにニンジン、キビ。高知の自然。
ちょびちょび食べるのにいいボリューム。
カウンターには仕切り。厨房にも仕切り。
ラップ的素材なのか、もっと丈夫なものなのか?
ううん、不明ですね。触るのもマナー違反的気がして触れない。
しかし視界はクリアー、ここから狙い撃つこともできる。
ロックオン。
さてなに食べましょうか、と。
相談フェイズに移行。
頼んだのは、
「カツオのリエット(あやふやな記憶のメニュー名)」
リエットってなんでしたっけ?リゾットみたいなやつかレバーペーストみたいなやつかわからん。
「わからないで頼んだんですね」みたいな感じのことを言われる。そうなのでした。
野菜が美しい。
おそらく美しいっていうのはたいそう危険で、
機能美は麗しいほどに有用であり、
孔雀のように訴えかける。
ズッキーニもラディッシュも高知で獲れたの?
獲れたのだろう、ルラクセさんで出されているから!
その信頼は損なわれない。
地産地消100%、おそらく100%。120%の可能性もある。
お酒も焼酎の取り扱いまで高知県産。
「すくもの芋 (すくも酒造)」や
「天空の郷(ばうむ合同会社)」といった知らない焼酎も。
(焼酎はダバダ火振くらいしか知らんのよ)
焼酎好きな方がいるときには、焼酎を飲むチャレンジもしてみることがある。
日本一になった米で作った「焼酎」って、良いんじゃないか。
そう言ってる間にリエット実食。
パンにも乗せれる系の、大胆にザックリ言うとツナとかシーチキンをもっとシェイクしたみたいな感じの物体。
むむ、おいしい。まろやかさに攻め立てられる感じ。
1杯目ビールを終えての「美丈夫のグラッパを」
美丈夫のグラッパとは?何にもわからず頼む。
「ムシマルさんはわからないものを頼む傾向がありますね」傾向を読まれる!おそらく対策も練られる。
うわ、ちょっとすごい。
この感じ・・・怖く成ってきた。
グラッパは蒸留酒の一種で、つまりブランデーとかに近いらしい。
リンクを踏むとこんじるさんところに飛ぶんですが、結構なレア酒のよう。
度数は36度だとか、もう聞くだけで胸が熱い。体温と同じくらい熱い。
勝手に喉に情熱のバラが咲いたみたいだ。水もやらないのに咲く花。
一息。
のみやすいのが怖い!
熱くなってきた、怖い!こわくなってきた!
竜一さん「これは今日もムシマルさん寝そうですね」ムシマルは過去に呑み中1~2時間くらい寝た実績がある。経済用語で言うと負債がある。
美丈夫の酒造が作ったやつ。ラベルがライスグラッパ!お洒落。
(正直言うと、なんか楽しそうな名前って感じで頼んだんだけど・・・・こんな強そうなお酒とは!)
品があるけれどそれ以上に熱がある!
五臓六腑が爆散するかも警報装置がピコーンって!
チェイサーをしっかりしないと。
ノッキン!ウォーターノッキン!
効かしそうなのでその前に呑み干す。
そして「土佐あかうしのロースト」。
おそらく土佐あかうし業界が騒然となっている。
あかうしのレッド感が全く色褪せてない。
戦隊モノだったらもう、隊長街道をまっしぐら。レッド。
竜一さん「盛り付けが、以前と変わられましたね・・・」
すごい記憶力である、ムシマルが過去あかうしで覚えていることは「ウマカッタ」とか5文字である。
もしそう記したのならあのひと競馬で儲けたのかしらと疑われること必至である。
ムシマルは瞬間瞬間で生きていて、詰めろ逃れの詰めろを繰り返しているような男。
実際の将棋では気づいたら二歩で負けていた男。気づいたら二歩で勝っていたこともある。
勝敗は二歩に左右される、歩が将棋でたいせつとはよく言ったものだ。
シシトウの話でシェフと盛り上がられる竜一さん。
辛くないシシトウの選び方が話題に!!
いずれ竜一さんのブログかYOUTUBEで分かるかもしれないし、秘密かもしれない。
ムシマルはこの秘密を海馬にカギをかけてシナプスにチェーンをして仕舞っておくとしよう。
辛そうでやや嬉しそう ししとうはどっちが当たりなんだったっけ?
仁尾智
急に謎かけが思い浮かびました。
ムシマルの敗因とかけまして、
日本の一都一道四十三県とときます、
そのこころはどちらもニ歩(二府)でしょう
だめでした。
いただく。あかうし。
舌の上で味が広がっていく。
これは誰の顔色もうかがっていない牛。
土佐あかうしローストは、低温でローストされている間、
私しかいないと思って、ムシマルだけ見てローストされればいい。
そう思う。
吹っ切れてるけど落ち着いてるみたいなお肉状態。
歯が月面着陸した人みたいに大切に刻んでいく。
細かい塩気を舌の味蕾で拾う。良い塩。
少し長い咀嚼。溜めて、ためて、ゴキュン。
肉があってその後に旨みが来てるのではないかもしれない、
旨みという概念があかうしの姿を借りて君臨しているかもしれない。
ウシ界の天孫降臨。
おいしかった。ジャンル肉からはみ出しそう。
さて、竜一さんと気になるメニューについて話す。
いろいろおいしそうであったけれど、
「コロンブスの茶卵かけご飯」
炊くところから始めるのでお時間かかりますみたいに書いてるものは、これはひょっとして一番贅沢なのではないか。そんな話をした。
確かに毎回気になるけれど、毎回時間を気にして食べられていない。
この店で、4時間以上粘りたい。
というか、時間を気にせずシェフを貸切にしたい。
竜一さん「シェフの背中、かっこいいですね(意訳)」
ムシマル「ほんとだ着てるシャツ(I♡TOSA Tシャツ)欲しい」
・・・・・・・・・・ひょっとしてだいぶピントの合わないことを言っていたかも。
白面!赤面!である。
料理を愛し、料理に愛されかねない発言の竜一さんに対してムシマルはシャツの柄ばかり見ている。良い柄なんですよ。
料理がひと段落したら、シェフさんたちとお話。
竜一さんは話し上手+自身も生産者目線があって素材にこだわるシェフとはなかなか話が弾んでおられる。
日曜市の話とか、テイクアウトお弁当の話とか。
最後の方は、なぜか、『たこせんべいの里』ばなしに持ちきり。
いずれムシマルもたこせんべいを買う。そういう未来だ。
野菜がおいしい。
肉を食いかねない旨さ。
肉食草葉根実。
文佳人夏純吟にドはまり中のムシマルはここでもいただく。
米に失礼かもしれないが、桃感がある。
アマビエ!!
resort dining Se Relaxer、よいかんじでした。
resort dining Se Relaxer、また来たい。
不慣れな県外人を連れてくるときは、タタキを食べたいという要望を叶えてやれずここではないことも多いのですが、
ある程度高知に来慣れた方や洋風で高知を味わいたい方などには勧めずにはいられない。
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