ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

『満腹はみだし弁当2020年8月分』は、くいしんぼ如月のマジ炭水化物なんですよ

2020年08月29日 11時26分07秒 | 高知県のテイクアウト(甘いもの以外)

チーン!

お弁当が、ビニール袋入りで653円。
 
ムシマルが頼んだのは「満腹はみだし弁当」!
なんと、メニューは月替わりで変わる。
のり弁な時もあれば、チキンライスな時もある。
豚玉が入ってることもある。
ただ言えることは「満腹」で「はみだし」なことだけだ。
 
注文時、店員のおねいさんが「はみだし1つですー」って言われていたのが印象的。
 
自然に『はみだし刑事』を連想した。
ムシマルは、はぐれ刑事純情派サイドの人間であったが。
 
 
 
「くいしんぼ如月」にいます。
いま購入し終えました。
ツイッタで『満腹はみだし弁当すごいよ』って聞いて、ホイホイ噂の真相を解明に行った。
 
 
 
そこまで多く通ってないのですが、その少ない試行回数は『ナンバンBIG』率いるチキン南蛮系が多い。
だからあんまり他を知らないの。知らなかったの。

改めて見渡すと、メニュー群に「ジャポリタン」って言葉が浮かぶ。
・・・・・・?・・・・!
「ナポリタンのジャパン風」なんだろなあ・・・って推理できたけれど、ナポリタンって元々西洋にない日本のスパゲッティじゃなかったっけ?
 
それが和風って、どういうんだろ?
しかし、なんかゴツイ単語だな「ジャポリタン」。
 
 

で、リビングにて、テーブル上にて。
さて、今回実装されているものは!

「そばめしと鳥天ぶっかけうどん」です!
 
以下HP(リンクあり)より抜粋!


新作まんぷくはみだし弁当★第165弾!そばめしと鳥天ぶっかけうどん”を
つるつるしっかり食べて、夏本番も元気にのりきろうー!!!

 

今月もはみ出し弁当は、嬉しい650
 

暑い日にはのどごしツルッと爽やかな麺類恋しくなるよねー?
そんなみなさんに如月イチオシなのが、ふわっとジューシーな鳥天をのっけた
鳥天ぶっかけうどん(もちろんわさびつき)!
火照った全身を、ぶっかけうどんの清涼感が駆け抜けるぅー!


はい、上目遣いのつぶやき、聞こえてきましたよー?
もちろん如月のはみ出し弁当はガッツリメニューが名物
鳥天ぶっかけうどんの相方に選んだのは、「そばめし」!
麺アンド麺のまさかの組み合わせ!!!

 

ソース味でお箸が止まらなくなるそばめし
こってりガッツリ感を、ツルッと爽やかぶっかけうどんしながら
鳥天でとどめを刺す!
そんなニクいくいしんぼ如月のワナにハマっちゃう人、

 

この夏いっぱいいるんじゃないかなー?

話題のメニューがこんだけ入って650円
きさらぎのはみだし弁当は今月も650円

 
うどんを隠すくらいの鳥天!
そばめしにかかる白眼帯のごとき目玉焼き。
 

いや、これはじゅるッとなる。

 
いざ実食の時。

もぐ。
旨みべったり。
そば飯、結構味付けが行き渡っている。染みている。
 
いや、焼きそばを白飯で薄めたような、おかずにならないそば飯も巷間には溢れていますがこれはその限りではない。
 
 
クセのある、クセになる味。
目玉焼きについているマヨネーズもまろやかみふくよかさに加点。
目玉焼きはのちのち半熟だとわかり、更に加点されることになるが、それは後の話。
 
 
 
鳥天ぶっかけうどん。
 

海苔とワサビで、こちらも風味が鼻いっぱい広がる。
ずぞ、気持ちいい。
そば飯のコッテリをいったんリフレッシュ、
 
火照った全身を、ぶっかけうどんの清涼感が駆け抜けるぅー!
如月さん嘘つかない。
 
鳥天もつゆを吸って、重くも軽くもない美味しさの正中線を貫いてしまう。
 
 


そして、半熟目玉焼きの黄身をつついてあふれさせる。
(そば飯はオムでくるむイメージであったが、目玉焼きもいいものよ)
黄身がソース味のご飯と絡むの、たまらないのだよ。
 
 

茶色はそれ自体素敵な色ではある、が、照り輝く黄土色はそれだけで映える!

 
そして量も、大のおとこがつがつしてなおまだ終わらぬ。
ムシマルの情熱を受け止めきる!
 
あーー、満足でございます満足でございます8月が終わる前に食べられてよかった。
 
 
 



 

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高知市『和菜食やおき』ビールセットとおばんざい

2020年08月26日 21時20分12秒 | 高知の晩酌セット

 

訪問した。2020年の6月。

 

 

ムシマルは晩酌セットやちょい呑みセットと呼ばれる

アルコール類+数品で1000円台くらいのセット

が好きなのだ。

 

それをここで見つけた。

時間制限、曜日制限あり。

 

メニューを貼ってくれている。

刺身あり、地酒あり、うん、良さそう。


 

関連ランキング:居酒屋 | 蓮池町通駅はりまや橋駅堀詰駅

https://tabelog.com/kochi/A3901/A390101/39006829/dtlmenu/


入る。

店内はダークな感じの色調、人、これをシックと称すだろう。

 

ムシマルは気後れした。

思ったよりもオシャレ感ある。

(2Fへの階段が続いている・・・・意外とキャパシティがあるかもしれない)

 

座る。

「お飲み物は何にされますか?」

「あ、ええ、表で見たビールセット(だったっけ?)を」

 

オーダーは通る。

あれ、ムシマル緊張している。

6月後半平日だからか、訪問18時台だからか、ほかに客がいないこと。

ちょっと思ってたのよりも瀟洒な感じだったのが緊張の原因か。

 

よし自己分析できた。

 

あとは呑むだけだ。

 

ビールが来る。

涼しげなグラス。

ごきゅ。

おいしい。

 

カン。あれ?

なんか固い音がするな、このテーブル。

タイルみたいな素材なのか、・・・・たまにムシマルは置くときに力加減というか落下の目測を誤ることがあるので割っちゃわないようにしないとな。

 

つきだし。・・・じゃないやセットの一つ。

マイゴ貝。

ああ、苦みと一緒に郷愁みたいなものが襲来。

高知ではよく皿鉢で見かけるあのあれが、ああこんなにね、懐かしいと思えるなんて。

他県に行ったら全然でないんだもんな。

 

 

ネイリのお刺身が来る。

きれいな色をしている。

上等だ。

もぐもぐと食べてみる。

恐る恐るではない、時には大胆にだ!

いつとはなしに怪しく噛み続ける男が存在しそうな、弾力のある刺身。

涼やかという言葉で片付けるのが惜しいような、口のなかにエアコンを放り投げられたような(訓練されていなければ死ぬ)心地のよさ。

 

思わず祝杯。何に?

だれよりも硬質の音を立てるデスクに。

 

せせりのから揚げ。

これがビールセット最終の一品のよう。

ボリュームはなかなか。

(ビール一杯にマイゴ貝、刺身に揚げ物で1,000円・・・聖人の価格だ。

 いやフェアトレードの必要性を感じるくらいこっちに優位な気がする)

 

 

もぐ。

どこかある淡白さを揚げることで無事に補われたという確かな満足。

なんでかイカゲソ揚げを連想した。

マヨネーズと細長い、イモケンピ状の形のせいか。

 

引っかかれたように跡が残る味、癒すように酒が入る。覿面に、良い。

 

これは1000円で終わらさないぞ、かじ取りを「呑み進める」に切る。

ええと「泥亀」を。

「芋と麦がありますが、どっちがいいですか?」ええと・・・・どっちでもいい、は店員さんが困るから、「芋をロックで」という。

おばんざいに目を光らせる。

「ナスの揚げびたしを」圧倒的好物う。

 

よし。

 

来たのを迎え入れる、恭しく口へ。

冷たくて気持ちいい。

そしてカツオのいい香り、馴染む。

 

ムシマルの血液はナスで浄化される。

ナスによる浄化主義、ムシマルです。

 

芋焼酎は、呑みやすいようで一口が重い。

いまだにムシマルにとっての適正焼酎呑み速度がわからない。

 

 

ちびちびちびちびと飲みながら、ちびちびちびと『キラー・イン・ザ・レイン』を読む。

良き。

 

しかし茄子をスルスルッと食べてしまう。

ううん、食べやすいメリットは時としてアテとして弱い弱点もある。

ナスは何にも悪くない。ムシマルの呑兵衛度が低かった。

 

 

ではコッテリを最後に頼もうか。

揚げ物もいいけれど(フグ白子豆腐の天ぷらが気になっていた)・・・ここはおばんざいシリーズから『鶏モツ煮』

 

来た。

鶏がむちッとしている。

ときどき過度に滑らか。

これは歯に贅沢ですね。

コッテリと、フォアグラの無想転生みたいな夢で食べた味みたいな感じがする。

すん、のっそり立ち上がる生臭さはリアル。

 

いい、夢でかつリアルなんて、最高だ!

いい、2,500円くらい。

(うん、いいな)

いいばっかりして、自分のなかで首肯ばっかりして終わる。

 

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高知市新屋敷近く『カンヌ』はプリン付きモーニング

2020年08月24日 07時40分00秒 | 高知のモーニング

 

なんか字体が仰々しく感じます。。

『カンヌ』


店名 カフェ カンヌ
住所
高知県高知市新屋敷2-18-51
アクセス 円行寺口駅より徒歩1分です。
電話
088-824-7456
営業時間 月~土、祝日、祝前日: 08:00~17:00 (料理L.O. 14:00)
お問い合わせ時間
定休日

1Fが駐車場で、2Fに店舗があるスタイル。外にもちょっと停められるところあるみたい。

1Fが駐車場だけの2階店舗なところまでを2Fグルメとするかは難しいところ。

15番には停めちゃダメ。覚えたかな。

 

とんたかたんと登っていく。

 

 

入店。

8時からやっている模様。

何時までやっているかは未確認。モーニングは11時まで。

Aモーニング・・・トースト・ゆで卵・サラダ・デザート・味噌汁・フルーツ。570円。

 

Bモーニング・・・プチフランス卵サンド・レーズンロールパン・ゆで卵・サラダ・デザート・味噌汁・フルーツ。670円。

 

Cモーニング・・・ホットケーキ・サラダ・デザート・フルーツ。670円。

 

どうする?

3種のそれぞれが悩ましいくらい差をつけている。

ええ?方程式を紐解けば、BとCで

 

ホットケーキ

=プチフランス卵サンド・レーズンロールパン・ゆで卵・味噌汁の価値?

 

甘いんだろうか、結構でっかいのではないかこれだけのモノなら。

またホットケーキがデザートみたいな地位、少なくともオヤツジャンルに位置するのに、デザートとフルーツは別に付く?

コーヒーと合わせたら甘いまどろみのなかに支配されそう。

 

 

ドリンクもいっぱいある。

これはお高いやつは差額を+するのかな?

そうみたい。

 

うわあ、さらにオプションを付加できる。

なんかミニ四駆みたいに、自分だけのカスタマイズしようぜ!的欲望がそそる。

引いたりはできないのか?

基本のA~Cセットに揃っているので、足し算もそんなにこれを!ってやつが少ない。

 

Bセットに(Aにある)トースト60円を追加して「AB型チョイス」とか。

デザートを+2して、「甘やかしセット」とか、ムシマルの発想は予算と相談できる限り無限。

 

床は輝くようにきれいで、ランプが暖色の孤独に包んでくれて、持参の小説は心霊探偵が登場した。

 

ちょい遠くのモーニングって、近い異世界に紛れ込ませていただいたみたいで好き。

 

drrrrrrrダン!

ムシマルチョイスは

Bセット!

意外にもお味噌汁が中央に座している。

メインなのかとか思ったけれど、汁ものを中央に置いたら持ち運びにメリットがあるのだろう。

 

サラダはキャベツキュウリトマトコーンのシンプルで食べやすいやつ。

 

ドレッシングは2種類卓上にあり、ゴマドレを。

サラダで罪はあがなわれる。大食の罪を。

 

「プチフランス卵サンド」

なんだろうって俺はずっとこれが気になっていた!

プチフランス卵サンドって何だよって聞こうと思った!

でも来てのお楽しみにした。

ムシマルが長男だったから耐えられたかもしれない。

 

いやでもこちら、フランスパンのちっさいやつかと思っていたら、あの歯ごたえの良くて顎力を消費する買い物袋から先端を覗かせるあの姿とは全然違い、シュークリームかとまごうようなふうわりとした、次世代エアバックみたいなふっくらしたパンに、タマゴぎっちぎち!

 

密度が高くてもやわらかい。

(タマゴの純度が高い、これはもう一つのゆで卵だ)

 

味噌汁を。

 

パンとみそ汁のフィルハーモニー。

和太鼓バンドみたいだ、って思うが和太鼓バンドのことをよく知らない。

 

レーズンロールパンにも手を付ける。

 

グランダッシャー!

開くと、末期に真っ黄色。

バターいっぱい溶かしてくれてる。

甘やかされるなあ。

 

満足感がある!

 

 

タマゴ&玉子。

このおいしい偏重性、すっごい。

もはやエッグい!

 

タマゴ好きでよかったよ。

 

完食。

 

いやまだまだ、コーヒータイム。

デザートタイム。

なんとプリンが付いてくる!

モーニングのデザートの頻出トップ3は、個人的にフルーツ、ヨーグルト、コーヒーゼリーな気がします。

 

ムシマルはデザートはそういうののどれかと見込んでいましたが、

プリン!

望外の喜び。

 

プリンが嫌いな人も居ることを承知で書くと、プリン嬉しいいいいい!

 

また、滑らか。

プルプルと震える、これがムシマルのプリンプリン物語よ。そう嘯きたい。

 

カラメルは甘さ控えめだけど香りだけで十分に甘さ浸透。

(絹豆腐に喩えたいような新雪に例えたいような)

 

コーヒーとお茶で締め。

モーニングだけかな?ランチにもミニプリン出るのかな?

 

気になるけど気にならないくらい平和。

 

 

高知のカンヌ、到達。

 

 

 

 

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高知市お寿司屋さん『すごろく』でぬくいん・お好み焼っぽいの・お鮨を!

2020年08月20日 07時51分12秒 | 高知の和食

2020年6月。

 

サイコロ好きにはたまらない鮨屋さん。

ただ、別にサイコロの目でビールジョッキがでかくなるとかのシステムはない。

 

(あんまり行ったことはないけれど、気に入ってる店の一つ)

シースー屋さんだから、気軽に行きづらいというのがひとつである。

コロナもあったしあるし、

 

久しぶり。

5年位ぶりなのか?


すごろく

  • 住所   高知県高知市はりまや町2-4-11
  • アクセス 土電『蓮池町通』電停から徒歩1分/『はりまや橋』電停から徒歩4分
  • 電話番号 088-884-4569
  • 営業時間
    月、火、日、祝日、祝前日: 17:00~22:00 (料理L.O. 21:30 ドリンクL.O. 21:30) 水: 11:00~13:30 17:00~22:00 (料理L.O. 21:30 ドリンクL.O. 21:30) 金、土: 11:00~13:30 17:00~23:00 (料理L.O. 22:30 ドリンクL.O. 22:30)
    ※テイクアウト(昼)については水曜日・金曜日・土曜日となっております。夜は継続してテイクアウトも行っております♪
  • 定休日
    木(※臨時休業有り。月曜・祝日。)

https://sushisugoroku.owst.jp/


入って、私はカウンター席に。カバンはカゴに。

門戸開放して、アルコール入り口においてコロナ対策。

さあ、どうしようかビール?

いやさ日本酒だ。

 

入り口ではテイクアウトも店内営業もやっているとある。

 

ここの白眉は、『ぬくいん』だ。

方言?訛りで、標準語で言うと「あったかいもの」の意味。

 

 

あった、ぬっくいタマゴのお寿司。これは食べる、3個でいいか。

明太子。ツナマヨ、ホタテ天で。

 

日本酒は豊の梅だ。

 

まずは優しい日本酒を。

 

突き出しと一緒に来る、ちょっとまけまけしている日本酒。

親子丼の一部みたいなタマゴで玉ねぎとダシを綴じたものが来る。

思わず親子丼がメニューにないか探すような、伝統ある味わい。

俺、この店に親子丼ができたら食べるんだ。

 

くだ以外何でも巻いてくださるという店主のお言葉。

ありがてえです。

この言葉から見るに、握りよりも巻き寿司の方が自信あるのだろうか、穿ちすぎ?

 

お寿司はぬくいんを頼むから、

あとは組み立てとしてはオカズ系?

 

揚げ物か、シンプルに刺身やタタキとするか、・・・・海鮮サラダという手もあるか!

 

 

迷って、でも決めた。

いつまでも日暮れと一緒に佇んでいるムシマルではなかった。

 

付き出しも食べた。

 

来るタマゴのぬっくいん。

おお、王族が座るくらいフカフカのたまご感。

つまりは君臨すべき玉座を、これからいただく。

 

 

(久しぶりすぎて、味はすでに忘れてしまっている)

ぱく。

 

ツナのたまごぬくいんから行った。

タマゴが甘い。

甘さの国の王子様かなんかかと思った。

これ単体で食べたらオヤツなのかも・・・・ツナがネギ薬味がオヤツ界から寿司界に肩でつかんで引き戻す。

 

甘さが五線譜でツナが音符みたい。

 

あれ・・・おにぎり(コンビニのやつ)1個分くらいのボリューム感を感じる。

甘味が満腹感にも一枚噛んでるんでしょうが、これはお腹張る。

3個だとお茶碗1杯半くらい?な米量もありそう。

 

(では2個目はちょっと趣向を変えて・・・・・)

ホタテ天のホタテ部分だけをいただく。

 

これは小粒でむぎぎと旨い。

ホタテ天だけ頼めないかな。

欲深いムシマルは、夢想する。

 

丼にこれと海苔でもう俵が要るくらい飯が食えそう。

うっまみエキスが異世界転生者くらいチートに盛られている。

 

 

で、ご飯だけ食べてみたら。

卵かけご飯の体を取ったスイーツ的な甘さ。

あれ、玉子焼きの出汁が沁みてなのか、甘さがエクストラステージに来ていてこれ、これだけで闘えるぞ。

世界に放たれた非武装非服従のヒグマみたいに凶悪な、消費力。

 

 

そして、どーーん。

お好み焼!

みたいに見えるイカ天。

正確には、「イカのお好み揚げ」

な、何を言ってるかわからねーと思うが

イカ天にキャベツや青のりのお好み焼きっぽいものをのせてソースもマヨネーズもかけて限りなくお好み焼きに雰囲気を近づけた寿司屋メニュー。

 

破天荒だ・・・。ちなみにハーフサイズにしていただいてこの量。

普通量ならこれと付き出しでごちそうさんになるのでは?

では、キャベツとソース紅しょうがをつかみ取って実食。

脳がお好み焼きを錯覚しまくる。

 

ソース味がやっぱり強い。

ビールと合わせやすい味。

 

お店公式ページに小腹を満たせるからいいですよってだけある。

・・・・ハーフでよかった。

レギュラーサイズだったら本当に寿司屋のお好み焼き風で満腹になるところだった。

 

カツ節に覆われていますが、イカ揚げを見つける。

広島で見かけるお好み焼のイカ天とは違いますね!

あっちは駄菓子感があるというか、風味と歯ごたえがお好み焼きに付与されるアタックへのバフ系トッピングなのに対し、こっちはイカ、柔らかい。

 

ガジガジというイメージのお好み焼きトッピングと、くにくにとした、歯が刃物になったかと錯覚する柔らかみの差よ。

そう、イカが柔らかい。

 

あれ、ムシマル過去にもここのこれ食べたような気がする。うろ覚え感がすごい。

お腹張りすぎちゃうから次回はこれを避けよう、美味しいけどね。

 

酒、干す。

酒、欲す。

 

次は『酔鯨』。

この酒はこれ以上キレイにならないくらい清ら。

きゅきゅっと胃に沁みていく。

 

明太タマゴのぬくいんを。

粒明太子のちょい塩辛さが、タマゴの甘さを引き立たせる。

逆もまた真なり。対偶。

 

これ単体で完結しつつ輪廻のようにぐるぐるして溢れ出す旨みのオーバーフローを酒できゅぱきゅぱと終止符的なものを打つ。

そんな夢想。

 

・・・・・今、サウナでいう整った状態に達した。

 

あと少し、頼んで終りとしよう。

左が本日のおすすめ、右がレギュラーメニューという感じらしい。

 

ムシマルは、基本おススメにそんなに逆らわない派。

 

3つ4つ頼むとして、うち1つ2つはおススメにしよう。

 

清水サバ(おすすめ)、マグロ、イカで。

美しい色。

今気づいたけれど、イカとマグロは紅白でなかなかビジュアライズされている。

ムシマルがプロデューサーなら、この二つをセットというかデュオとして売り出す。

 

清水サバあれですね、ショウガのアクセントがいい。

 

イカから一口。

うん、

イカ揚げが柔らかだったので寿司でもイカ頼んでみたのですが、良い。

素材なのか、繊維をほぐすような切り方や処理をしているのかわかりませんが、ムシマルが好きなとろけるイカ。

 

笑顔のように、ほころぶ。

ここのイカは半ダース美味しくいただける。

 

マグロ。

うん、ムシマル評価は「秀」。

突出まではいかないですが素直で隔たりがない美味しさ。

 

最後の一貫。

ムシマルにとっての久しぶり店のピリオド。

現出した句読点といってもいい存在の清水サバ。

 

生姜のおかげで、甘じょっぱい。

で、張りがある、

寄せては返す、ではない寄せたら詰めろ逃れろの詰めろから必至まで持っていくような応力。

最後の甘さに満足感があって、だからきれいに電話を終えられた時みたいな満足感をもってしてお会計へと向かわせる。

お会計3,200円ほど。

寿司屋でお腹いっぱいになって3,000円。

お好み焼風とぬくいんの効果がすごい。

 

再訪したら海鮮丼や海鮮サラダもいただきたいのですが、またぬくいんを頼む可能性が6割をぴょーいと超える。

さて帰ろう。

門限をやぶろう 清くあるための九時の列車の切符を買おう

笹井宏之

 

 

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2Fグルメの上を行く3Fグルメ『resort dining Se Relaxer』でブロガー友達と呑む

2020年08月15日 15時22分24秒 | 高知のオシャレ店(呑み)

2020年7月前半。


resort dining Se Relaxer(リゾートダイニング ス・ルラクセ)

関連ランキング:フレンチ | 堀詰駅大橋通駅高知城前駅


(遅れてしまった・・・・。19:30の約束が20時になってしまう・・・・)

走る、歩く、早歩く。

トントンガチャ。

そこには、カウンターでちびちびと飲んで待っていただいている『生姜農家on-line』竜一さんが!

すいません。遅れました。

「まだビールを飲んで山本シェフと話しているだけです、料理注文はこれからです」

ビールを頼むと付き出される料理。

生ハムにカボチャにニンジン、キビ。高知の自然。

ちょびちょび食べるのにいいボリューム。

カウンターには仕切り。厨房にも仕切り。

ラップ的素材なのか、もっと丈夫なものなのか?

ううん、不明ですね。触るのもマナー違反的気がして触れない。

しかし視界はクリアー、ここから狙い撃つこともできる。

ロックオン。

さてなに食べましょうか、と。

相談フェイズに移行。

頼んだのは、

「カツオのリエット(あやふやな記憶のメニュー名)」

リエットってなんでしたっけ?リゾットみたいなやつかレバーペーストみたいなやつかわからん。

「わからないで頼んだんですね」みたいな感じのことを言われる。そうなのでした。

野菜が美しい。

おそらく美しいっていうのはたいそう危険で、

機能美は麗しいほどに有用であり、

孔雀のように訴えかける。

ズッキーニもラディッシュも高知で獲れたの?

獲れたのだろう、ルラクセさんで出されているから!

その信頼は損なわれない。

地産地消100%、おそらく100%。120%の可能性もある。

お酒も焼酎の取り扱いまで高知県産。

すくもの芋 (すくも酒造)」

天空の郷(ばうむ合同会社)」といった知らない焼酎も。

(焼酎はダバダ火振くらいしか知らんのよ)

焼酎好きな方がいるときには、焼酎を飲むチャレンジもしてみることがある。

日本一になった米で作った「焼酎」って、良いんじゃないか。

そう言ってる間にリエット実食。

パンにも乗せれる系の、大胆にザックリ言うとツナとかシーチキンをもっとシェイクしたみたいな感じの物体。

むむ、おいしい。まろやかさに攻め立てられる感じ。

1杯目ビールを終えての「美丈夫のグラッパを」

美丈夫のグラッパとは?何にもわからず頼む。

「ムシマルさんはわからないものを頼む傾向がありますね」傾向を読まれる!おそらく対策も練られる。

うわ、ちょっとすごい。

この感じ・・・怖く成ってきた。

グラッパは蒸留酒の一種で、つまりブランデーとかに近いらしい。

美丈夫RiceGrappa(ライスグラッパ)オーク樽貯蔵(濱川商店)

リンクを踏むとこんじるさんところに飛ぶんですが、結構なレア酒のよう。

度数は36度だとか、もう聞くだけで胸が熱い。体温と同じくらい熱い。

勝手に喉に情熱のバラが咲いたみたいだ。水もやらないのに咲く花。

一息。

のみやすいのが怖い!

熱くなってきた、怖い!こわくなってきた!

竜一さん「これは今日もムシマルさん寝そうですね」ムシマルは過去に呑み中1~2時間くらい寝た実績がある。経済用語で言うと負債がある。

美丈夫の酒造が作ったやつ。ラベルがライスグラッパ!お洒落。

(正直言うと、なんか楽しそうな名前って感じで頼んだんだけど・・・・こんな強そうなお酒とは!)

品があるけれどそれ以上に熱がある!

五臓六腑が爆散するかも警報装置がピコーンって!

チェイサーをしっかりしないと。

ノッキン!ウォーターノッキン!

効かしそうなのでその前に呑み干す。

そして「土佐あかうしのロースト」

おそらく土佐あかうし業界が騒然となっている。

あかうしのレッド感が全く色褪せてない。

戦隊モノだったらもう、隊長街道をまっしぐら。レッド。

竜一さん「盛り付けが、以前と変わられましたね・・・」

すごい記憶力である、ムシマルが過去あかうしで覚えていることは「ウマカッタ」とか5文字である。

もしそう記したのならあのひと競馬で儲けたのかしらと疑われること必至である。

ムシマルは瞬間瞬間で生きていて、詰めろ逃れの詰めろを繰り返しているような男。

実際の将棋では気づいたら二歩で負けていた男。気づいたら二歩で勝っていたこともある。

勝敗は二歩に左右される、歩が将棋でたいせつとはよく言ったものだ。

シシトウの話でシェフと盛り上がられる竜一さん。

辛くないシシトウの選び方が話題に!!

いずれ竜一さんのブログかYOUTUBEで分かるかもしれないし、秘密かもしれない。

ムシマルはこの秘密を海馬にカギをかけてシナプスにチェーンをして仕舞っておくとしよう。

辛そうでやや嬉しそう ししとうはどっちが当たりなんだったっけ?

仁尾智

急に謎かけが思い浮かびました。

ムシマルの敗因とかけまして、

日本の一都一道四十三県とときます、

そのこころはどちらもニ歩(二府)でしょう

だめでした。

いただく。あかうし。

舌の上で味が広がっていく。

これは誰の顔色もうかがっていない牛。

土佐あかうしローストは、低温でローストされている間、

私しかいないと思って、ムシマルだけ見てローストされればいい。

そう思う。

吹っ切れてるけど落ち着いてるみたいなお肉状態。

歯が月面着陸した人みたいに大切に刻んでいく。

細かい塩気を舌の味蕾で拾う。良い塩。

少し長い咀嚼。溜めて、ためて、ゴキュン。

肉があってその後に旨みが来てるのではないかもしれない、

旨みという概念があかうしの姿を借りて君臨しているかもしれない。

ウシ界の天孫降臨。

おいしかった。ジャンル肉からはみ出しそう。

さて、竜一さんと気になるメニューについて話す。

いろいろおいしそうであったけれど、

「コロンブスの茶卵かけご飯」

炊くところから始めるのでお時間かかりますみたいに書いてるものは、これはひょっとして一番贅沢なのではないか。そんな話をした。

確かに毎回気になるけれど、毎回時間を気にして食べられていない。

この店で、4時間以上粘りたい。

というか、時間を気にせずシェフを貸切にしたい。

竜一さん「シェフの背中、かっこいいですね(意訳)」

ムシマル「ほんとだ着てるシャツ(I♡TOSA Tシャツ)欲しい」

・・・・・・・・・・ひょっとしてだいぶピントの合わないことを言っていたかも。

白面!赤面!である。

料理を愛し、料理に愛されかねない発言の竜一さんに対してムシマルはシャツの柄ばかり見ている。良い柄なんですよ。

料理がひと段落したら、シェフさんたちとお話。

竜一さんは話し上手+自身も生産者目線があって素材にこだわるシェフとはなかなか話が弾んでおられる。

日曜市の話とか、テイクアウトお弁当の話とか。

最後の方は、なぜか、『たこせんべいの里』ばなしに持ちきり。

いずれムシマルもたこせんべいを買う。そういう未来だ。

野菜がおいしい。

肉を食いかねない旨さ。

肉食草葉根実。

文佳人夏純吟にドはまり中のムシマルはここでもいただく。

米に失礼かもしれないが、桃感がある。

アマビエ!!

resort dining Se Relaxer、よいかんじでした。

resort dining Se Relaxer、また来たい。

不慣れな県外人を連れてくるときは、タタキを食べたいという要望を叶えてやれずここではないことも多いのですが、

ある程度高知に来慣れた方や洋風で高知を味わいたい方などには勧めずにはいられない。

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