待ち合わせ。
高知県からの職場上司的方々と、
広島の後輩Kさんがやきうを観戦され、その終わりにご飯を食べられると、その流れに自分も混ぜていただけるということなのだ。
あ、タクシーで来られた。
タクシーのドアが開くと、そこには広島カープグッズを身に纏った面々が。
思った以上に真赤熱。
ともあれ、無事に合流。
数か月ぶりな方もいらっしゃる。
後輩Kさんが予約をしてくださっているよう。
(さすが有能Kさん)
(いやーそれにしても叙々苑か。
芸能人御用達って感じだよな)
ジョジョ苑。
ジョジョをこよなく愛するものとして、またお肉を愛するものとして
一生に一度は行きたいな、いやどちらかといえば行けたらいいなという願望レベルの憧れだった。
半分以上はミーハーな気持であるし、叶わなくてもいい思いだった。
芸能アイドルを想うように叙々苑の肉を思っていた。
エレベーターでぶおんと上がる。
開く。
入店するとBarみたいな黒っぽい基調のオシャレ店。
なんか入った途端ワイングラスを持ったネクタイ紳士スタッフがいらっしゃって、
ソソソソムリエのお出迎え?とおじたものだった。
すぐデキャンタとかしそう(偏見)。
着席からの、メニュー閲覧。
お店の情報リンクはこちら。
お値段は、確かに確かに。
おビールが864円だ。
特上とか特選は一品で3千円4千円クラス。
たれは3種、オリジナルに塩レモンに、辛めの味(覚え方が雑)。
ビールが来て、乾杯。
久闊を叙した。
いや、叙々苑だから
久闊を叙々した!
ムシマルは今、うまいこと書いてやったぜという気持ちでいっぱいです。
サラダにロースにキムチにカルビ。あと牛タンも。
肉を焼く。タンをいただく。
むにゅうりぃ。
肉が、都会派。
ムシマルみたいなはぐれブロガー純情派ではない。
ムシマルよりもずっと饒舌そうだ。
カルビ。
お肉がこれ、
今まで食べた焼き肉の系統よりもワンランク柔らかいというか骨抜きになっている。
ゴマもふんすと薫ってくる。
品が良い。
「ゴマが入っているのがいいねー」
テーブルに収まり切れないほどの肉を頼み、
その結果肉置台が用意される。
あるんだ・・・。一般家庭には存在しない肉置台…っ!
牛タンの写真は、後輩Kさんより。
ついでにムシマルと高知時代の上司(課は違うけれど)のツーショットお写真を公開。
左手がムシマル。
あ、そうそうエプロンとか、あるんです。かけたんです。
もう準備も万全。
ここからは肉しか撮っていないのではないかしらと思いつつ進行。
わが心と行動に一点の曇りなし・・・・・・・・。
全てが「食欲」だ。
むにゅ。
柔らかい&甘い。
どうしようこれ、デザートかな。
そんな疑いを抱いて抱えてこれから生きていくのかもしれない。
ごくん。
しかも、飲み込める。
脂が多いためなのか、固さが残らない。
こんにゃくゼリーよりちょっと固いとかそんなクラス。
誰かが言っていた。
「このレベルの肉はもう飲める」。
焼肉は飲み物だ、そういう日が来るかもしれない、来たかもしれない。
歯からこぼれ落ちそうだ。
肉だけじゃなかった、サラダ。
叙々苑サラダという名前を持つサラダ。
こちらもゴマ利かせている。
「上品だね」みたいな感じで上司が唸る。
会話の花が咲き、
高知でいた職場はがんばっているみたいです、と知る。
3年後、3年後かー。ムシマルが広島から高知に帰れそうな歳月ですが。
どうなっているんだろう。どうなっちゃうの?
バスとか運転しているんだろうか。
ムシマルの父親はバスの運転手だったから、なんとなくバス運転できたら感慨深いものがあるのだけれど。
ちくしょう・・・なんてこった・・・俺は高知のことを好きだってことが今わかった。
俺っていつもそうだ・・・いなくなってはじめてわかるんだ
あと、野球の話をお聞きする。
この日は新井選手が逆転サヨナラホームランを打って広島が勝った日であり、つまりはすごいカタルシス。
上司にも後輩Kさんにも推し選手がいらっしゃるようである。
(そうだよなーひいきの選手がいらっしゃれば興味も増すのであろうな)
選手の人生とかドラマとか背景を知ったら面白く感じてしまうだろうきっと。
イチロー選手とか野茂選手とか応援しちゃうのはチームっていう団体でなくて個人が目に付くからなんであろうなー。
かくいうムシマルも二つ前の職場には野球部があってそこでは職場の知り合いが試合していたから応援しに行ったりしておりました。
そう、あの頃のムシマルは野球応援という名目で北海道に行くほど。
上司「おーせら選手を応援しているんだよー」
(オーセラ・・・助っ人外国人かな)
のちに間違いだと知る。日本人だったと数日後に知る。
会話の花が咲いているうちに「ラストオーダーです」、って言われて慌てる。
ごはんお替りする。白飯だけじゃない、ビールもだ。
食べられるかな?
いや大丈夫だ。
大切なのは『平らげようとする意志』だと思っている。
食べようという意志さえあればいつかは平らげられるだろう?
食べているわけだからな・・・。違うかい?
お肉もおかわりなどをする。
いや、これアップで撮るとあれですね。
額縁に飾りたい感じがしますね。
美しい。
咲いたのは会話の花だけでないぜ!
リアルな花がお肉に添えられている。
上司でしたか後輩Kさんだったかが、「この花も食べられるんではないか」ということを言われる。
どこかで単なる飾りの花ではなくて、あるやつは全部いただける筈ではないかという情報を持っておられて。
不肖ムシマルが焼いてみていただいてみる。
あ、味はそんなにないけれど、特に苦すぎることも繊維が筋張ったこともなくいただける。
エディブルフラワーだ!
何がすごいのかを説明しづらいけれど、なんかすごいぞ叙々苑。
キムチも頼んであったことをいまさらながら述懐す。
キムチもちょっと上品。
「お肉は確かにうまい。
でも、焼き肉のタレはひょっとしたら(高知の)『天下味』の方がいい気がする」
その後、『天下味』談義。
あそこの店の一族がほにゃららとかタレがほにゃららとか。
後輩Kさんもですが上司もグルメなんです。
ムシマルよりもよっぽどの舌です。
ムシマルが高知で(広島でも)食べ物ブロガーをしているけれど、
バットをでたらめに振っている(のがまぐれ当たりすることもある)だけで、
ムシマルよりもグルメな方はいっぱいいるんです。
でもあれですよ、グルメな方って
①インプット(食べる)に忙しくてアウトプット(書く)している時間がない
②グルメな方は自分に自信がある(羅針盤も地図もあるような状態)ので、他者からの評価をそんなに必要としない
③お気に入りのお店を見つけたらそこに落ち着く、または逆に隠したい気持ちが生まれる
④食べる方は舌は熱心でもムシマルよりもよっぽど上でも、書く方に意欲を感じない得意でない
とかそんな理由で書かれない方もきっと多い。
だからそんなに舌が肥えてないムシマルでもグルメブログ書いていていいのかな、
なんてシンジ君並みに思っています。
ムシマルはここにいていいんだ。
ビビンバを頼んでいた。
頼んでいたが、なかなか来なかった。
なかなか来ないというか、途中で一回引っ込んだのであった。
つまり出来が気に入らなかったようで「お作り直しさせていただきます」とお断りがあったのだった。
職人気質の陶芸家並ではないか!
ふむ、こうばしい。
白飯2杯、ビビンバ、ビール2杯、お肉を十分量。
いや満足だ。
と思ったら終わりではなかった。
ラストオーダーの時に、デザートをKさんが頼もうとしていたのだったが。
店員さんが「最後にアイスクリームをご用意しております」と。
ええ。頼んでないのに、コースでないのにアイスクリーム用意されているのか。
なんだそれ。
アイスクリーム。俺だけのアイスだぜ(みんなの分もある)
「テーブルの上に並べたカードから君がえらんだハートのジョーカー. (野良犬的) 」
っていう短歌を何となく思い出すような見事なハート。
美味しくいただいたし、しかも奢っていただく。感謝。
叙々苑、中四国には広島にしかないのか。
でも広島には2店あるみたい。
マツダスタジアムというか広島駅の割と近くにも1店、ここ八丁堀に1店。
野球終わりなら広島駅周辺叙々苑が近かったはずなんですが、ムシマルと合流しやすいように八丁堀の方に寄せてくださったのです。ありがたやありがたや。
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広島ブログも参加しました。
今回の落ち、っていうか相談。
課が一緒じゃなかった方の上司とライン登録しようとするがうまくいかない。
あれー。電話番号だけではできないのか?
ガラケーだからか?
なんかガラケー&ライン使いの方、方法が分かれば助けてください。