佐川や須崎の緑深き所に。
緑深くて冴え渡る空気!
はーー、自然とはネイチャーなんだなあ、英語で。むしまる。
ここまでの旅
いったい何本の「河」を
ぼくらは渡って
来たのだろう・・・・・
そしてあと
いくつの「河」を
渡るのだろう・・・・・・・
仁淀川とかの地域を進んでいたムシマル。
2021年6月のことじゃった。
これは、ムシマルが菓子を求める物語。
2021年の初夏─────
ただひとつ
いえる事は───────
この道には
「美味しいもの」が
確かに存在していた・・・
暗闇の中に見える
「美味しいもの」
ぼくは
何かにひきつけられて
この地に来た
栗菓子という
「光が存在する」のか─────
車をはしたなくも縦横無尽に、けれども法規を守って走行させる。
と、見えてきたのは!
『くり蔵』!?
仁淀川流域夢甘栗生産者組合の作る栗が、スイートに。
毎週土曜日だけのケーキ販売らしい。
ちら、時計を見る。
今日は、土曜日!
土曜日限定にリミテッドできます。
お誂えされすぎる!
行くしか!
近づく。
幟等を確認する余裕が生まれる。
なんかガレージというか、もとは農家さんの作業建築かも?無骨な造りだ。
ゆ、夢甘栗?
(夢甘栗・・・・たまたま通りがかった菓子屋さんが夢を扱っているとは・・・・世にも奇妙な物語みたいな導入だ)
高岡郡って栗焼酎有名なところ(栗焼酎『ダバダ火振』は四万十の栗)だし、そこにそれなりに近いこの地なら、なんかよい感じの気候条件ありそう。
シンプルなただの連想。
焼酎がうまければ菓子も旨いのでは?
よそう、また夢になる・・・・・!
変な予想よりも購入一択だ!
車を止めて近づくと、
メニューが。
種類が多い・・・・
洋菓子和菓子いろいろ。人生いろいろというが、栗の生のフィナーレ模様もいろいろだ。
何をかくそう、栗甘味が大好き。
一周してクリカン(栗田貫一)も好きになりそうなくらい。
ひゃーー、すごいななんか普段とおらない道を通ったらたまたま好物の菓子やさん!
入ろう。すぐ入ろう!
コロナ対策で入店は一度に二組まで。
入り口消毒もあります。
小さな、スペース。
売り場は8畳ないかもしれない。
消毒して、目を皿のようにして買うものを探す。
おお、販売員さんが大きな電卓でなく、iPad的なものでお勘定されていたのが気になりますね。
のどかな田園ぽい風景にある店にも、ジョブズ氏のちからが及ぶ。
佐川ののどかな風景に栗菓子作製中タブレット浸透中。
お値段は、特に高級ってことでもなく普通のお値段。
購入後、帰宅。
3つ買ったよ!
それでは、いただきます!
【もんぶらんどら焼き】
栗クリームだけかと思いきや、あんこも入り。
マロンの風味が、今にも漂ってきそうじゃないか。じゅる。
それモグモグ。
!
ふるえるぞハート! 燃えつきるほどヒ―ト!
どら焼き生地は、良い意味で主張を抑えめのやつ。
栗を迎え入れるための生地。
栗がほっこりしているけれど後味が良く、あらゆる飲み物と合いそう。
機会の体を手に入れて22世紀ロボになったのち、もう一回このどら焼きを食べたい。
こんな嬉しいことはないですよ。もう一度、栗が食べられる。
あんこもしとやかな味わいを。
小豆つぶもそれなりに入っているけれど、気にならないくらいスーッと吸い込まれる。
そこを栗クリームが綺麗に繋ぐ。
死ぬ気の炎でいえば、『大空』くらい調和。
栗クリームが弱いわけでは全然ない。
栗風味が世界的に見たら窒素の存在くらい当たり前に、普遍的に風味を与えてくれています。
風紋がわずかに立つくらい穏やかに栗が美味しい。
マロンだけに、まろやかーん!
そんなこと書いてたらマロンクリームがそばに見えてきそうで怖い。
怖くなるのが、怖いんだ。
いくらだっけ、
大きさなかなかで300円台と思います。
オヤツに良い。
あっためてもおいしさ変わりそう、気になりますが常温でもお味は間違いなかったです。
どら焼きを完食することでゆとりができた。
心にゆとりを、脳に糖分を。
【焼き栗きんとん】
栗きんとんを食べる機会はあんまりないけれど、栗の味を一番か二番・・・・3連単に絡むくらいのところに良そうなくらいにはダイレクトに味わえそうだ。
小粒で200円近かった。・・・・その分栗が詰まってんねやろがい!
切っても切り口同じ色。
栗みたい、って第一感想。
ぬそぐ、と食べる。
味が舌の上で広がる。
写真で伝わるかわかりませんが、滑らかな部分とホロホロした部分と二種ある。
二つが縺れていって大好き。
甘さはこの甘味シリーズの中ではおとなしめ。
いわゆる素材の味を活かすというやつですな。
さっくりしたエッセンスを楽しめていくから。
栗本来にシャネルの5番的な「甘い雰囲気だけ」を纏わせたような。見る人が見ればすごくセクシーな逸品。
保存して、なんかあった時に食べたい。
【夢甘栗フィナンシェ】
栗型に成型してくれている焼き菓子。
逆ハート型に、芥子粒かな?がついている。
どれどれ。
もぐもぐ。
むっちゃムーチョ美味しい。
これにはムシマルが無類の栗好き兼フィナンシェ好きであることが複合的によじれていっている。
芥子の実も効果が予想以上の成果を上げたぞ!
風味が良い・・・・・大好きかも。
まずお菓子、フィナンシェとして完成度高いです。
これでいい・・・・・・
わたしの夢甘栗三昧は・・・
ついに・・・
「完成」したな・・・・・・・
ぐっ・・・・・・・
人は・・・
何かを「食べて」前へ進む。
ムシマルは栗食ってヒャッハー。
何かが始まった気がした。
世紀末夢甘栗伝説が始まった気がした。
フィナンシェ、菓子内含有栗量でいうとハイエンドではないけれども、お菓子としてムシマルのドストライク!
フィナンシェの外側だけピキッサクッと薫るのがとてもいいフレーバー(ムシマルは食べ物以外にフレバーって使うのが苦手)。
カット栗が直入れで入ってくれている。
素晴らしい吸い込まれる。
年間契約したいくらい。
栗を味わいたいなら別のやつかもですが、ちょうどいい焼き菓子がたべたいならこれだーーーー!テンションが上がっていますね、ダウンダウン。落ち着いて書こう!
うん、良かった。
夢でない証拠に、こんなにお腹に満ちている。
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