ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

ま、まちがえたー!いや間違えてない元宇品プリンスホテル『ポルト』ランチバイキング

2017年03月31日 21時20分12秒 | 広島のバイキング・食べ放題

『いちごブッフェ』なるものが宇品のプリンスホテルで期間限定でやってるらしい。

 

ざっくりした情報を得て、行ってみる。

 

brrrrrrrr。

ムシマルの愛車、水みたいな名前の車は今日もムシマルの脚となり手となり動いてくれる。

 

到着。

宇品のプリンスホテルに行くのは、すでに3度目だ。

一度目は宇品に電車で行ったときに、ふらふらと散歩して。そのときはまだホテル前で引き返したのです。臆病なので。

G7もお気に召す(かどうかは情報なくてわかっていないけれど泊まるクラスの)ホテルには、ムシマルは初見おじることに決めているのです。

 

二度目は職場の忘年会で。洋弓をたしなむ同僚Mくんと送迎バスに乗り込んだ思い出。

雨の中、あそこはポケモンがたくさんいる(ポケモンGO) スポットだって教わったあの日。

G7もポケモンも。なんだこの魅力。プリンスホテルこわいな。

 

 

 

入り口。

 

はーなんだろうね、ちょっと神秘的な雰囲気すら醸すロビー。ホテル内に宮島みたいなやつ。

この水の揺蕩い感は、なんか圧倒的よ、圧倒的。

でも二回目なので平気。耐えられる。

 

 

ブッフェ、どこだ?

ふらふらと案内板を見る。

 

1Fの『ポルト』、ブッフェの店らしい。

ここか。


 ブッフェレストラン ポルト

 

ランチ 12:00NOON~ 3:00P.M.(ラストオーダー 2:30P.M.)
ディナー(平日) 5:30P.M.~ 9:30P.M.(ラストオーダー 9:00P.M.)
ディナー(土休日) 5:00P.M.~ 9:30P.M.(ラストオーダー 9:00P.M.)
場所 住所
     
広島県広島市南区元宇品町23-1    1F
クレジット カード SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン / VISA / JCB / AMEX / UC / DC / DINERS / UFJ / NICOS / SAISON
席数 106席 ※全席禁煙
予約
料金 ランチ:(平日)¥2,000~/(土休日)¥2,600~  ディナー:(平日)¥3,800~/(土休日)¥4,200~
備考 土曜、特別期間のディナータイムはご利用時間を90分とさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
営業時間の変更 2017年1月16日~4月28日までは平日もランチブッフェをご用意しております。
TEL 082-505-0688

 




あれ、いちごビュッフェではない?『カジュアルランチブッフェ』2,000円である。

 

これがいちごブッフェなのかな?それとも、もうムシマル情報は遅くて新しいブッフェに切り替わっているのではないか。

 

まあいいや、ここまで来てムシマルに食べない選択肢はないぜ。

 

 

最初はこの席を案内していただいたんです。

でも、ここはバイキングコーナーから遠くて。

最初ムシマルはこっちだったんですがスタッフさんがブッフェされるのなら、ともうちょいフードコーナーに近いところに席を構えてくださったのです。

 

いそいそと、進む。

広い、っていうか長い。

1学年200人クラスの中学校(3階建て)の廊下くらいの長さがあったかもしれない。

ただ、ムシマルはもうしばらく中学校に足を運んだことがないので、だいぶ尺度が適当になっている。

思い出は美化されて、拡大されたか縮小されたかそれもなぞ。謎から謎へと突き進むのでした。

 

お、ブッフェに必須の9仕切り皿。取ってやれ。

 

 

どどん!

菜の花とベーコンのピザ。

イタリアンな要素が強いのかな。

 

1ターンめ。

パスタ。ナポリタンでなくてボンゴレ・ロッソ。ほんかくてき。

ピザ。タケノコ煮つけ。中央は豚のパン粉焼き。キャベツと豚肉の塩焼きそば。

 魚介のゼリー、鮭のなんとかソース。

 

おいしそうなやつ(定番のやつ)と、ちょっと変わった毛色のやつがある。

こういうのは、好きだ。

 

もぐもぐ。

ああ、豚肉のパン粉焼きうまーーい。

今ムシマルにイベリコ豚って言われても信じる。

脂の甘さが、富裕層のそれ。円熟味を増したステッキ紳士くらいのジョンブル感。

 

ピザは、何風っていうのかアメリカンでいいのかな。

ふんわりとした厚めの生地。もちっとして腹持ちの良いどこかノスタルジックなピザ。

生地がおいしい。焼き立てのせいかもしれません。

 

魚介のゼリー閉じこめは珍味。

ちょっとお酒のことを考えたくなってしまう封印と解放の物語がつづられた書物味。

タケノコも、お酒に合うだろうなーって考えながら食べてしまう。

 

1ターンめは美味しく終わる。

 

お店を見渡すと、時期が春休み時期の平日だからか、家族連れお子様連れが多い感じ。

その次が女子会マダム会なのか女性メンバー。あとご年輩の一団でお食事されているグループもあられる。

(広島駅からシャトルバスも出ているようだし、駐車場も二面あるうち片側がすでに満杯だった。ちょっと遠いと思っていたけれど意外と来やすいのか)

なんてことを考えながら。

 

2ターンめ。

(菜の花、ピザにも使われていたけれど酢味噌にも。春めいているな)

 

 

 

 

 

 

2ターンめ。主食を中心に揃えてしまった。

 冷製パスタ。白身魚のフライ、菜の花アサリ酢味噌。カレーリゾットに春キャベツと豚やきそば。


 

 

カレーリゾット、もぐもぐ。

むー、ムシマルが古い人間のせいかもしれないけれどカレーはリゾットより粒が立つ白ご飯の方が好ましいかもしれない。

(普通のカレー&白ご飯もありました)

カレーはスパイシーであった、辛さはそんなに強くない(リゾット水分で薄まっているのかもしれないけれど)。

 

(リゾットごしでも伝わる、このカレーのスパイスまみれさ。完全に合法のおいしさだ)

酢味噌は、あさりがいいダシを出しているというのかなんて言うのか、菜の花と酢味噌だけではさっぱりだったものに強さが備わったみたい。

ハープとフルートに、アコーディオンが加わったみたいな三重奏。

たぶんそんなに例のない三重奏であろうから喩えとしてはきっと間違っている(自覚はある)。でも言いたかった書きたかった。

 

 

 

まだカレーリゾットはちょっと残しているけれど、9仕切り皿が空いたので行ってみようやってみよう次のターン。

 

あ、お皿替えてもよさそう。

 

とことこと行くと、あ、なくなっていたやつが補充されている。

手羽元と北あかりのリヨネーズ風。

やばい「手羽元」しか単語の意味が分からない。

北あかりって、人名?なんか、かわいらしそう。

リヨネーズって、マヨネーズを、なんかre(再なんとか)したもの?

(「北あかり」=北海道のジャガイモ品種、「リヨネーズ」=リヨン風の意味でボロネーゼとかジェノベーゼみたいな感じ、でした)

 

鶏肉のフリカッセ、これもあんまりわかっていない。『ワンピース』のサンジ氏が『コンカッセ(粉砕)』って技をしていた記憶が、なんかヒントになるかと思ったらなりませんでした。

わかりませんでしたぁ。

(※クリーム煮込みみたいな意味のようす)

 

あ、豚肉パン粉も補充されている。

こいつはゲットだぜ。

 

あ、ブルスケッタをセルフでできるんだ。

ブルスケッタは、最近やっとムシマル内部で浸透してきました。アヒージョとバゲットとブルスケッタは最近覚えた。

 

何店かバルに行ったことあるおかげだ。経験が糧になって、それが新たな糧にレッテルを貼れるんだ。

良いことみたいに書きたいのにかけていない。

 

ともあれこれは、自分だけのオリジナルブルスケッタを作ろう!みたいな感じでいいかも。

 

 

 

3ターンめは、炊き込みご飯(お釜でありました!)、ブルスケッタ3種、フリカッセにリヨネーズに、豚肉パン粉焼き(1ターンぶり2度目)。

 

ああ、ブルスケッタは珍味。

特にシラスオリーブオイル和えを載せたものは熟した海の生態濃縮をカリッガリのパンが受け止めていた。

変化球ピッチャーと武闘派キャッチャーの矛×盾みたいだ。

ああ、美味しいって伝えたいのに比喩が方向性が変でやっぱりそう伝えられなかった。

 

 

では、デザートに・・・・・・・・ってその前に、最後に。

〆スープ。

 

魚介のチャウダー。

クラムだけじゃないチャウダーってことか。

 

 

ああ、おいしい。

 

全体的にここ、味がしっかりしているというか最初の一口けっこう鮮烈な印象を受けます。いや、くどいんではないですけど。

満足させるでー、みたいな強さしたたかさを感じる。

 

あひゅうー。

満足。

 

そうだ、苺は?

苺はありませんでした。マンゴーと葡萄とグレープフルーツはあったんですが。

(これは、少なくともこのブッフェでは『いちごブッフェ』はしていないということだ。終わったのか?

苺、まだ好きなのに。


デザートの1ターンめ。

葡萄、ショコラ、チョコレートケーキ、アイスのイチゴと抹茶(考えてみたら唯一のイチゴだ!)、マンゴー。

チーズスフレ。あとパンもあって、渦巻きデニッシュとロールデニッシュの2種を取る。

 

マンゴー。逆説的になるけれど、マンゴープリンみたいだって思う。

ムシマルはリアルマンゴーを食べるよりも先にマンゴープリンを食べたせいか、『マンゴーはマンゴープリンに風味が似ている』と思っている節がある。

カニはカニカマに似ている、っていうのと同じような感じである。

『保命酒が養命酒に似ていると感じてしまう』が、広島福山的には一番あるある感覚かもしれない。

そういうご当地感を大事にしたいとムシマルは思います。

 

あ、パンの甘さ!

単に(ほぼ)全種類制覇のための一工程にすぎなかったデニッシュがおいしい。ほぐれるように甘い。

寛容の精神を与えてくれそうな確実性。

買ったら180円くらいかもう少ししてしまうかもしれないくらい、と思うパン。

180円だったらどうかな、買うかな・・・。買うかもしれん、ぐらいには悩む。

 

チーズスフレおいしいけれど、・・・・・・・・チョコレートケーキおいしいいいい。

6月に食べたら紫陽花の次に好きなものになるかもしれない。

12月に食べたら赤い鼻したトナカイの次に好きなもので、3月だったら別れの次に好きなものかもしれない。

 

それぐらい私の舌に確固たる地位を残した。

 

 

ふーー、コーヒーをおかわり。

ってしたら、また補充されてる!

ここはスタッフさんがてきてきぱきぱきと動かれている。

 

会場が長いこともあって、歩数計をつければスタッフさんひとり1万歩越えくらいはされているのではないか。

 

2ターンめ。

 

 

 

たまらんで。

 

私はここで、永遠にチーズスフレとチョコレートケーキを食べ続ける何かになるかもしれない。

座敷童的に富をもたらす力さえあれば、スフレチョコ生活、ときどき豚肉とチャウダー生活で残りの定年までを迎えてもいいかもしれない。

 

 

ああ、ああ、でも最後の一口。

 

 2,000円をお支払いして、去る。

 

 

完結編、というか今回の落ち。

 

家に帰って、この記事を書くためにネットで検索・・・・・・・・・

ポルトじゃなかった――――いちごブッフェ!

23Fのスカイラウンジ『トップオブヒロシマ』でやってるんだった!

 http://www.princehotels.co.jp/hiroshima/restaurant/

 

・・・・・・・・・・・・・・いや、いやいやムシマルはここ(ポルト)に行きたかったんだ、と思うことにする。

そうでなければ、だって悲しいじゃない。

 

そうでなければたぶん、あの豚肉とチョコレートケーキとチャウダーとフリカッセには会えなかった。

 

『ポルト』ランチブッフェメモ。

・面積は広いというより長い感じ。

・欧米寄りの料理種類。お皿の種類はむちゃくちゃ多いってわけでもないけれど珍しい料理もあり。

・味つけはしっかりめ。

・空いた大皿料理へのフォローは早い。スタッフさんよく動かれている印象。

・お値段はランチ2,000円だからそれなり。

 

広島ではまだビュッフェ数軒なんですが、甘いやつは一番ムシマル好みでした。

※ムシマルの好みはコーヒーがすすむがっしりした甘さ。

 

 

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ディナーブッフェもあるのです。気になります。


ガネーシャ 鷹野橋店でカレー晩酌。

2017年03月29日 21時31分00秒 | 広島・中華アジアン(麺以外)

 「ガネーシャ 鷹野橋店」に行く。

広島ではそこそこ店舗のあるインド料理チェーン店、な気がする。

 

この半年、なんとなく行きそびれていたがなんとなくカレーをいただきたい気分になってついにこの日、インド進出。

 

セットが充実している気がするメニューをパラパラする限りでは。

「いつでもランチセット」だって。

 

このメニューを開けば僕たちはいつでもランチの途中。

 

セットもあるんだなー、でもムシマルは。

 

ラムカレーえとラムピヤザと、ココナッツナンください。

単品攻め。

 

そして、酒。

インドビールらしい。

「フィッシャーキング」を注文。

 海賊王じゃないけど魚類の王みたいだ。

 

ごくごく。うん、インドっぽさはよくわからない。でもなんか海外感はある。

キレのあるビールのくはぁって感じはないけれども、でもゴクゴク飲みやすいビール。

 

カレーとナンが来た。来ましたよ。

インドからの熱風が吹いたようだった。

 

ラムカレー、初めてかもしれない。

そんなことはないのかもしれないが、記憶はゼロだから『キャッツアイ』の最終回くらい新たな気持ちでカレーに恋することができる。

選んだ理由の一つは、このラムカレーだけセットメニューで選べなかったようである。

 

キーマカレーはセットにレギュラー入りしている感じだけれども、ムシマルはキーマよりももっとがっしりしたもの食べたい気分。

 

ナンは、ちょっとチャレンジしすぎたかもしれない。

ココナッツナン。

ほかにもチーズナンにガーリックナンとか、油で揚げたナンとか具を入れたナンやらいっぱいあったんです。

チーズナンは、高知県のひろめ市場内インド料理店にもあったんですがめちゃウマ。

 

ムシマルはインド料理店で一番おいしいのはナンだと思っている、節がある。

 

ナンを見分。

した結果、なんか違う。まず形。

ムシマルのナンイメージは、ごつごつの一反木綿というか、煮溶けた形したひょうたん型というか。

それがこれは、ここガネーシャのナンは、ちゃんと4つに切られた扇形。

ということはこれ、切られる前はけっこうキレイな円形、ピザみたいな丸型だったのではないか?

 

上手に円く焼く技術があるってことなんでしょうかーー。


ぱくり。

 

あ、甘い。それも香り先行で舌にはそよぐ感じの甘さ。健康的な小麦粉、ホットケーキ系の甘み。

ふーむ甘いな。

カレーは6辛(辛口)を頼んでしまっているので、甘みと辛みがなんぞうまいこと中和されてしまうんじゃないかねえ、と思った。

 

 

 手でナンをとる、カレーにつけてぱくっとにょるん。

マンマ・ミーア。熱量がある。

ナンもホカホカ、カレーもアツアツなので、喉がまずびっくりしている。

 

(おそらく、時間差で胃が驚く!)

その通りになる。

 

さらに驚くべきことに、思ったよりも甘さと辛さで中和というか相殺できている!

辛い、けど甘い。

まずい、でももう一杯みたいな。違うか、違うな、全然違うぞー。

 

6辛ということで汗だくになるのではないかと心配したが、まーまーいい感じである。

 

 

お、こちらラムですね。

ぎにゅぎにゅと、いい食べごたえ。

味は、カレーの味がする。

 

胸がざわついたが、それは悲しみでも喜びでもなかった。安堵とも違う。

胸中に残ったのは熱量あるカレーの温もりだった。

 

あと、具。ラムと玉ねぎのカレーって書いていたがそれ以外にも入っている。

 

ビールが進む。

 

なにやらアルコールに対する疼きが、ひくひく、そうひくひくと。

おねーさーん、スタッフさんに手を上げる。

乱暴なことをする方の「手を上げる」ではないのでおねえさんもブログ読んでくださっている方も安心してほしい。

 

「ビールください」

良い。しかしさてどうなる。

 

甘い甘いナンがカラいカラいカレーとマリアージというかひっついて。

 

 

最後に搾り取るような食べ食べ。

 

さあ、さっき頼んだビールはまだ半量残っている。

何か一品。

 

鶏肉とカシュナッツを炒めた「チキンプリプリ」350円。

こんな一品おつまみメニューってやつも豊富だ。やるなガネーシャ。

歯ごたえの、風味の、栄養豊富の意図かナッツ。

 

あんまり炒めた食べ物にナッツ足して食べないから、得難い経験と化すだろう。

 

ばく。

やあ、カレー味じゃないか、君も。

しっかりと噛む必要がある、みたいなナッツ。砕いている実感がある。

昔幻海師範が、「人は誰でも自分の意思一つで壊せるものを持ってる。お前はそれが人より少しデカいだけだ。」って言っておりましたが、

現状のムシマルがこの意志一つで砕けるものは、ナッツ。

信じがたいことだった。信じがたいが、素敵だ。

 

うん。おいしい。

ほかのあらゆるものに対する好みと一致しているんですが、スパイシーがいい。

 

 

ごちそうさまでした。

 

2,700円くらい。

 

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宇品散歩だよ人生は。【プリンスホテル~宇品港近くの海岸線】

2017年03月28日 22時29分17秒 | 広島県名所

元宇品のプリンスホテルから。

ちょっと散策に歩いてみます。

実はお腹いっぱいなんで、腹ごなし。

 

あ、なにかやっている。イベントかな。

近づく。

潮干狩りだ。

 

3月末は潮干狩りシーズンかもだ。

 

どこに通じているか知らないまま、歩いて行く。

 

道だから、どこかに通じていたりいなかったりするのだろう。

ダメだったら、引き返せばいいんだろう。

 

歩いていると、途中になんだか案内がある。

どこかの学校が作ってくれたみたいで、地質学の軽いお勉強が現物を見ながらできるのだ。

『節理』って、へーかっこいい名前。このタテにまっすぐ入ったひび割れが節理なんですって。

 

こう、マグマが冷えて固まって縮むときの作用でピシってなるのだと。はーーなるほど。

 

え?元宇品ってアースミュージアムやったんですか?

 

へー、けっこう多様な生き物がいる・・・・・・!?

 

オオゴキブリも貴重な生態のひとつに数えられている。

学術的にはあれかもしれないけど、うーんだなあ。

(ゴキブリという名の自然とは、触れ合いたくないなあ)

 

人間のエゴだよ、それは。(アムロ的存在に注意された気がする、メンタル的に)

ええい、それでもいやだなあとか思っちゃう。

 

歩く。

高知ではあんまりない景色だ。

高知ではこんな感じの海小道は少ないし、もっとせめぎ合ってる気がするし、島々も見れるようなところそんなないと思う。

 

海なのに「のどか」っていうか海全体が入江みたいな穏やかさ。

 

あ、猫。

 

ネコは可愛いなー。

海近辺にいるネコは、特に望んで其処にいるような気がして(勝手な思い込みという自覚もあるが)思わず目を細めてしまう。

ムシマルの目だ。

 

ん、まさに入江、って感じ。

高知の海は、あんまり島のない海(もちろん高知にも島はありますが、瀬戸内海の島々ほどでないという意味で)なんでなんとなく目新しく感じる。

 

潮干狩りの人たちが、思い思いの色をして、知らない国のゲームのようだ。

 

歩く。さらに。

 

おお、フォトジェニック!

浜と船と、浜辺に座り込む女性。

 

へー、まだまだ寒いですが青春ってやつなのかしら。

 

またネコ!

ミケネコ!

呑気そうな猫を見ると、欠伸をしたくなってしまう。

 

うわハート!

言っとくけれど、ムシマルは書いていない。無実である。

足跡がほら、ムシマルのと一致しないというかそんなだ。

誰かが『青春』しちゃっているのかもしれないな。

 

これが・・・・・・・・・・『心』か

 

と思ったらまたあった!ハートマーク警報。ハートマーク警報。

 

どこかこの辺りに、愛があふれ出してしまっているような人がいるんじゃないか。

気をつけないと、元宇品の愛は大きい。

 

なんだかんだで彷徨って、しばらくして帰る。

6000歩くらい歩きましたよ。

 

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帰り道の途上、3~5歳くらいの女児(初対面)に、「こんにちわー!どこへいきよるんー?」って急に聞かれた。

びっくりした。

ムシマルは無愛想というかお子様対応苦手な方だから、地域活動で子どもと触れ合ったりするタイプでないので、お子様かかわり想定問答を全くしていない。

 

「・・・これから帰りゆうんです!」変な敬語。

 

お子さま「・・・じゃあねーー」

 

!?

コミュ力がすごいだけの、立派なお子さまなのか?それとも何らかの警戒対策の一環で先手を打ってムシマルの情報を収集したとか?

まあムシマルも、お子さまの真摯な質問にちゃんと答えられてよかった。


スシ?テンプラ?ノーノー、『フジヤマ』!焼きそば。

2017年03月28日 08時38分41秒 | 広島・お好み焼き・粉もの

夜はすべてを包み込む、

空腹以外は。

 

なので、歩き旅で見つけた店に入る。

 


 

『お好み焼き・鉄板焼きフジヤマ』

住所    広島市中区舟入川口町17-1

電話番号 082-296-6412

   

営業時間 昼11:00~14:30

       夜17:00~22:00(日祭日は21:00)

定休日 水曜日


 

 

何度も前を通ったことがあり、その度に気になっていた。

店頭にはレトロなおもちゃや看板があり、なんとなくレトログッズを高価買取するお店みたいな雰囲気。

 

『カルピス 初戀の味』みたいななんだか何とも言えない看板も、アトムみたいな人形も、雰囲気に一役買っている。

 

いやでも雰囲気は面白そうだけど、入りづらいというか個性が強くてムシマルみたいなぼやっとしておるんはちょっと気が引けるというか。

 

まあでも、取って食われるわけじゃないだろうし、多分日本びいきだ。

 

入る。

お店の広さは普通。テーブル数卓とカウンターに8席くらい?

マンガもある、ワンピースとか。

 

(思ったよりも過ごしやすそうだぞ)

ムシマルはビールを飲みながら小説やマンガを読むの好きなんです。

 

お好み焼き、にしようかうーーーん。

実は前日もお好み焼き。

 

別に嫌いなわけでもないけれど連日食べるのもありだけど、目先を変えたい気持ちもある。

 

じゃあ、この『フジヤマ焼きそば(肉玉入り)』800円。

 

「お店の名前が入っている料理は、自信作だ」という見切りを持ってこれを注文する。

ビールと枝豆ちょっとが置かれる。

 

 

では、ちびちびとできあがるまでテラフォーマーズとワンピースを読もうかね。

ムシマルはジャンプっこみたい。

 

 

ちゃきちゃきちゃきと、予想していたよりは早くできあがる。

ひとつには、紅ショウガの赤。

ひとつには、ネギの緑。

ひとつには、ソバの茶色。

ひとつには、タマゴの白色。

ひとつには、タマゴの黄色。

 

なかなかカラフルだと、思った。

この玉子はスクランブルエッグや温玉や、この目玉焼き風と、3通りにタマゴをお願いできるという。

 

うん、目玉焼きが一番鮮やかだな、と選択したことに自画自賛をする。

 

 もぐずる。

 

ややパリか。

濃厚な方の焼きそばだ。

重心低く、息を大きく吸って、呼吸を止めたままの一撃みたいな味。

 

味ががっしりしていて、また紅ショウガやネギやタマゴなど絡ませるとまたそれぞれの味わいが出るので、一皿に七色の味が隠れている。

 

「虹だ、虹を出してくれ!!」

ムシマルはうっかりすると虹を出してもらいたがりがちなんです。

 

まともにまとめると、ビールや白ご飯なんかにも合いそうな味でした。

 

もう一品は、おススメメニューの中から豚肉とナスのみそ炒めだったか。

 

ゴマだ、ゴマが焚かれるように香る。

 

ナスと豚と味噌、相性のいい者同士が集いしとき、もうドラクエ2のパーティーくらい完ぺきな布陣。

思わずサマルトリアっちまうぜ。

 

 

 

 

はふう。

 

うん、場所がもう少し近かったらもうちょい行きやすいんだけれど。

いや、距離は遠くないのか、なんとなく方向があまり行かない方角ってことか。

 

 

 

 

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のんびりと、まんぷく広島グルメ『さかもと屋 市兵衛』で集ランチ

2017年03月26日 08時35分59秒 | 広島・お魚系

『まんぷく広島』という広島紹介マンガ本があり、その中の一つが舟入町にあると知る。

舟入町は、どちらかというと近所、歩くと遠いがチャリだと近いくらいの感覚。

 

 

自転車で行ってみる。

迷いながらたどり着いたのは、通りのちょっと奥にそれたところ。

和風な雰囲気も感じるが、知らなかったら通り過ぎてしまいそうなナチュラル感。

 

『さかもと屋市兵衛』というお寿司屋さん。


 

082-231-0833

営業時間
火・水・金・土 ランチ 11:30~14:00(L.O.13:30)

月~土ディナー 17:30~22:30(L.O.21:30)

定休日:日曜日(月曜日もお休みのことあるようす)

http://www.ichibei.com/top.html

 


 

入口にランチメニューが飾られている。

コースとかセットとかあるお寿司屋さんだ。

ランチプレートの一番お手頃価格は1,600円「集」。

あと楽とか遊とかで3,800円くらいまで。

 

あと寿司握りセットは松竹梅で。

 

どうしよう、入るぜ。

 

空間を広くとっている。

L字型カウンターがあって、奥のほうに座敷席っぽいのがあるみたい。

座る。

 

ちょんまげ姿の大将さんがいらっしゃる。

ちょんまげ姿の大将さんがいらっしゃる。

 

大事なことなので2回言いました。

 

スタッフさんは(奥さんとか?)奥にいらっしゃるようであるが、握り場には大将一人。

「ようこそいらっしゃい!」あ、ええ声。

 

舞台役者さんみたいな朗々さがある。

 

「ランチの集をお願いします」

「ここのはおいしいですよー」と家族連れで来られているL字の向こう、カウンターのあっち側ご婦人が言われる。

「彼女は常連で、サクラです」と大将。

冗句を飛ばすタイプの大将さんだ。

 

「嫌いなものやアレルギーはありますか?」と聞いてくれる。親切。

 

 

して、来る。

こちらをご説明させていただきます。

ガラス容器がナマコ酢のもの、お椀にちょっとずつ入っているのがイカを千枚漬けで巻いたもの、イクラ沖漬け、牡蠣とエリンギオイル漬け。

それから大皿に二貫あるのが手毬寿司。

 

 

牡蠣オイル漬け、これは。

うまーい。

牡蠣が、はかばかしい戦果を挙げてうまい。

 

(日本酒がほしい)これをこのあと何回思うのだろう。

この予感は、残念ながら現実になる。

 

手毬寿司。

 

どうも手毬って聞くと、「悪魔の手毬唄」を連想してしまうなー。横溝世代だから!

江戸川世代でもあるし、シャーロキアンだし赤川次郎もちょっと行ったし京極夏彦が高校時代は枕でした。

 

マグロ赤身と、貝。

(おいしい。ちっちゃいけれど醤油をペタリと刷かれてしっかりと味がする。

 「山椒は小粒でもぴりりと辛い」の山椒でも小粒でもなくてピリリでも辛くもないバージョンのようだ)

 

この時点で、少し不安になっている。

お寿司屋さん、それもムシマルが行ったことある中では高級店の類に位置するであろうから、プレートコースがどれだけか気にかかる。

 

(お寿司はひょっとしてこれだけの可能性があったりして・・・・・?)

確か、メニューには「プレート、おすし、茶碗蒸し、お味噌汁、デザート」という項目だった気がする。

もしかしてこれでプレート~おすしまで終わり?

 

どうなんだろう、でもこのワンプレートで700~800円取られる形でも高級店だとありなのか?

だから、茶碗蒸し300円~400円、お味噌汁200~300円、デザート200円とかで完了という可能性はありうる?

 

それだとムシマルのお腹が張らないのである。

念のためにそんなに空腹でない状態でここに来た。

考えながら。いただく。

ああ、イカの千枚漬け包みおいしい。

 

お漬物のポリポリとイカのコリコリが、口の中でシンフォニー的な。あるいはこの即興性はジャズってるのかもしれない。

コリコリに、コリ霧中と化す。

 

 

そして、安心してください、寿司ありますよ!

「ここの鯖寿司はおいしいですよおー」と、サクラだと言われた婦人がまたこちらにリコメンド。

サクラではないにせよ、ボランティア広報、応援隊の類かもしれない。

 

横で聞いていると、ご婦人、お子さまである兄妹、お子妹のさらに娘(ご婦人からすると孫)の4名のよう。

常連さんの夫人が、なんか帰ってきた家族と一緒に外食という感じか-。

いい雰囲気である。

 

あと、職場のランチなのか接待なのかネクタイ労働の方っぽい集団が奥座敷で食べている様子。

 

来るかな来るかな、と思っていたお寿司が、来る。

棒寿司シリーズ。

アナゴの白焼き寿司と、鯖寿司。

 

 

もぐ。

あ、棒寿司だからなのか、ここのお寿司の特徴なのか、なんかお米がぎっしりしている。密度に圧倒。

で、そのご飯圧力に負けないくらいのサバの沁みたお味。

 

きゅうーーってなる。

身体のどっかが。もしかしたら心のどっかが。

 

アナゴも、アナゴのほうはどちらかというと細工というか味付けは抑えめ?

それでも強いアナゴは弾力だけで十分泣ける。

 

完食。

ううん、お茶が地味に旨い。

 

そういえば、食器がお寿司屋さんでよく見る下駄みたいなまな板じゃないんだなーと思う。

固そうな渋めの器。

 

これが茶会であれば、まずムシマルは器からきっと誉めたであろう。

そしてお寿司をくるくる回して、「一人回転ずしです、結構なお点前ですね」といい顰蹙を買ったであろう。

お茶会でなくて本当に良かった。

 

寿司ゾーンに入ったらしい。

といっても、ムシマルが集中力の扉を開けたわけでない。ムシマルに勝てるのはムシマルだけだと傲慢気になるわけでもない。

 

握り寿司を!

目の前で作ってくれる。置いてくれる。

 

ぱくり。

 

しっかりした味。やはりごはんに密度を感じる。

密封旨み。

 

そしてこちらは、バーナーで炙られた後の反り返った後の身。

 

うまい!

料理ができていく工程を曇りなきマナコで捉えながら、できたちを曇りなき耳の穴でなんやらの説明を聞きながら食べるとなんだか贅沢な何かだ。

 

多分だけど、22世紀にはこういう直接コミュニケーションが少数になるもしくは貴重になるのではないか。

こう、なんかカプセルをぱくりで全てが足るような世界が近づいてきそうである。

その中で、このオンデマンドでアズスーンアズでしーゆーあげいんな感じあいいですな。

 

 

 

 

うまいなーと思っていたら茶碗蒸しが来る。

 

茶碗蒸しの中でも、お寿司屋さんでいただく茶碗蒸しはなんだか特別だ。

そんな気がする。

ごちそうだ。

 

蕎麦屋さんでいただくカツ丼とおんなじくらいである。

 

味噌汁もおいしい。熱量がこのタイミング、うれしい。

 

 

「茶碗蒸しは日本人みんな好きだねー」みたいな話を常連さんと大将さんがされている。

 

お味噌汁。

 

あ、なんだか満足感がアップしてきたぞ。

そういえば、時間もなんだかんだで1時間超。

 

 

貝もうまし。

 

その後、卵焼き寿司とか何貫かいただく。がっしりとお腹にはまっていく。

大将の対象の対照な軽妙なトークは続く。

 

 

 デザートがあります。

 お茶と、お芋のアイス。ケーキ。

 

寿司飯の酢飯をさっぱりと流し去るような、スポーツって感じの爽やかさ。

最高にハイってやつだ。

 

 

おいしゅうございました。

お酒が呑みたいです。吞みます次は。