ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

宮島ひとり旅⑧(終章)『うえの』であなごめし(上)堪能

2016年10月07日 12時53分08秒 | 広島名物あなご

宮島口にまで、フェリーで帰る。

実は、ちょっとだけ宇品ルートでの帰りっていうのも考えてみたんですが宇品(広島港)へは

1,800円くらいと、宮島口に帰るのよりも破格にお値段したからだ。

 

で、宮島口でちらっと覗く。

あ、やってる。

 

『うえの』

 

ちょっと見る。

 

あ、待たずに入れた。

カウンターにひとり。

 

注文はどうするかと店員さんに聞かれる。

「あ、あなごめしの、あ、上で」

上は2,000円だ。

あと飲み物はビールで。

「ビールはいかがいたしますか?」

どうしよう、瓶で。瓶で頼んでしまうのは気分的に珍しい。

瓶とグラスが同じ値段だったから。

 

貧乏性というか、瓶の方が量多いのではないかという算盤を弾いてしまった。

 

ビール到着。

 

実は、この辺りでカメラの電池がなくなってきており、

電源を入れてじーっと狙っていると撮る前に電源が切れてしまう。

電源つけてすぐ大体の算段でパシャって撮るという勢い任せの写真術なのでブレがちょっと多めになってきている気がいたしますスミマセン。

 

 

閑話休題。

ビールに戻る。

わーい、ビールが麒麟のクラシックだ。

 

 

そんなこんなで「あなごめし(上)」到着。

あれあれ。

11切れのおいしそうなアナゴがご飯にかぶさっている。

 

うわ、いただきますよいただきました。

 

芳ばしい。

焙煎したんでないかというくらいの香り量。

 

ちょっとなんというか違う。

何が違うか、えーっとアーっと。

白焼きでないのに、蒲焼きっぷりが上品。

具体的にはお汁がべったりでない。

 

うな重とかうなぎ丼とかその系統って、あのタレがいいものだと思っていた。

身がなくても、タレだけでご飯がいけるくらいの。

 

でもこっちは、なんていうかタレを最小限(?)にしている感じで、

だからこそアナゴが香る。本体が香る。

 

その匂いは、骨やら身の焼ける香り、はっきり言って焦げた香りと紙一重くらいの香り。

だから香りに、苦みの萌芽みたいな色が付いていて付いているんですが

なんか逆に魅力。

 

ほろほろと、大人のあなご飯って感じ。

 

クラシックが進んでしまう。

 

ご飯は、というかご飯もというべきか。

タレべったりではないことでアナゴのいい受け皿というか緩衝材って感じだ。

Amazonのプチプチみたいだ。

もしくは絵画の額縁。

 

アナゴを讃えるためのご飯、って感じ。

 

お漬物もおいしくて。

 

 

ちなみにお店側から注文アドバイスもしてくださり。

「二人ならアナゴ白焼き一皿あなご飯は普通サイズ」

「アナゴ白焼き頼まれたら辛口の冷酒(ぐい吞みサイズあり)」がおすすめらしい。

 

 

 

完食した。

 

これは、広島県民が熱中するわけだ。

あとあのお方も。

 

 

 

 

 

 

そのあと電車で帰る。

帰り電車に外国人男性二人組がいたんですが

そのお二方がなんだか怪しい雰囲気。

どう怪しいかというとひょっとしてお二人は同性のカップルではないか?という親しさ具合。

 

広島はいろんな世界を持っている。

 

 

 

 

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宮島ひとり旅③〇錦本舗のアナゴ饅をいただいてやま歩き

2016年10月01日 22時08分44秒 | 広島名物あなご

毛利小五郎さん(by『名探偵コナン』)のピースサインに惹かれて『〇錦本舗』へ、

『牡蠣屋』のすぐ近く。

 

お饅頭が並んでいる。焼き印がきれいに印字されてますな。

メニューは牛肉饅頭と星鰻饅頭、穴子まん。

穴子まん450円か。

 

よし。

買おう。くださいな、って言うとお饅頭と一緒にうちわもくださる。

 

 ふむ、ふつうのお饅頭よりも蒸しパン度が高い。

 

どれ、でっかい杓子の近くで食べようか。

 

 むっしゃる。

ム、アナゴの骨感がちゃんとある。

 

具材はアナゴ以外は肉まんと同じ感じだ。

細切れのシイタケとか玉ねぎみたいなものが感じられる。

 

肉まん一個半から2個くらいのお値段はするが、

観光地気分で食べるなら全然あり。

 

あと饅頭生地部分が結構おいしい。

適度なふわモコしっとり感。

 

 

 

 

食べて、歩く。

 

 

 


 

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『山人』でやらかす

2016年05月18日 21時27分02秒 | 広島名物あなご

 


旅立つ前に元職場上司からいただいていたもの、

『新久千映のまんぷく広島』。

 

その本はつまり、広島の美味しいところガイドブックであった。

 

とある翌日休みの日、

 

『山人』を見つける。

平和大通りの一角にあるのか。


店名:山人(さんと)

住所:広島県広島市中区富士見町4-28

営業時間:18:00~24:00

定休日:日曜日

電話番号:082-249-0366

 

入店。

「一人なんですが大丈夫ですかー?」

大丈夫であった、カウンターにご案内いただく。

 

平日木曜日夜であるが、賑やか。

 

着席して、見やると料理人の方々はみなさん厳しめの高校球児みたいな髪型。

(マンガの通りだ・・・)

 『新久千映のまんぷく広島』新久千映(株式会社KADOKAWA)のとおりだったのだ。

 

お値段は、ムシマルが普段いくところよりも少し張るか?

言っても手が出ないくらいではない。2割~3割くらい上という感じか。

お野菜系が多いかなメニュー群。そらまめとか。


えーと、「ビールを」

 

料理どうしようか。

マンガで見て美味しそうだった『山人の燻製盛り合せ』と、さらに本日のおすすめからカキフライを。

 

まずビール。

このビールが美味しかった。

あんまり飲めていないけれど(あんまり飲めなかった理由は後述)。

 

飲み口が淡くて、ふむふむといける。

 

あ、カキフライだ。

2個か。

3つか4つくらいあるかなーと思っていたけれど、でかいし確か良い産地とされるところのものであったのでそんなものかもしれない。

 

どれ、噛んでやろうそら。

がじゃり。

 

ああ、上品。

「味はついていますが、足りなければお塩をお付けください」という店員さんのアドバイスを受けての何もつけず食である。

オイスターソースとかタルタルソースはない。

 

普段ムシマルはタルタルソースを好んでつけて食べるのだが、今回のこのお味、

苦みに引き絞られるような旨みが感じられる。

 

実際この苦みはバリエーションがある。

やわらかい苦みにアツアツの苦みに、甘いようにも感じられる苦み。

 

ふむー。

 

その頃に。

カウンター、ムシマルは一番手前席なんですがその隣に外人さんが3名座られる。

(さすが広島・・・、国際色高いな)

どうやら外人さん用のメニュー表もあるみたい。

そしてお店の方(大将さん?)も外国語できるのか、外人さんとコミュニケーションの障害なくスムーズに話される。

すご。

 

ちょっと遅れて突き出しが届く。

山菜とふろふき大根みたいなものと春巻きのようなもの。

ちゃんと説明してくださったんですが、ムシマルは頭から抜けている。

 

惨劇までもう片足突っ込んでおるからだ。


(うーーんカキフライが少し量が控えめだったな、

なんか頼もうか、いや燻製盛り合わせが来た後からがいいかな、いや混んでいるから早めに追加メニューした方が安心かな。)

そんな思いでメニューをもてあそぶというか、広げて見たり置いたりしていたら。

 

ガシャーン!!

 

ギャーやってしまった!!

カウンターの縁というか厨房への仕切り的なところに冊子メニューを立てかけていたのですが、

立てかけ方が悪く、表紙がぺろりとめくれてきて、飲みかけのビールを上から叩き落す形!

ⅼ→/🍺


・・・そこでムシマルが濡れるのなら、問題はなかった。でも気づいて、ムシマルはそんなに濡れなかったの。

悲劇はそこにあったの!

 

こぼれたビールは隣の外人さんにバッシャリ。

ズボンに、ちょっとシャツまでビールが染めてしまっている。

 

(ムシマルはもう、酔いがいっぺんで冷めた)

(申し訳なさに。国際問題とか、ムシマルが日本人の評価を下げたとかそういうことも気になって)

ソーリーソーリー言いながらおしぼりで机やズボンをちょっと拭かせていただく。

あとはお店の方がよく対処してくださり。

 

 

 

ムシマルの大粗相に外人さんはオーケーオーケーみたいにあとほかにも何ごとか言ってらしたがヒアリングできず。

それほど気にされてない風で許してくださる。

 

うう、自己反省。


最初に気がついたことは、だれかにきびしい言葉で何かいわれたら泣き出すだろうということだった。

 

空になったビールが冷たく寂しい。

 

ちょっと落ち込んでいると、大将さんも大丈夫ですからみたいなことを言ってくださる。

ううむ、居酒屋さんで落ち込んでいるサラリーマンが傍らにいるのはお客さんやお店側にとってもマイナスか?

特に入り口近くに。

 

お酒、呑むことにする。『瑞冠』三次のお酒らしい。

コップで頼んだら、瓶を見せてくださり「少しの間こちらの瓶を置いておきましょうか?」との提案も。

普段ならありがたいが、今のムシマルは何を倒すかわかんない恐怖にかられておりお断りする。

 

あの、メニューとビールをドミノ倒しした時も別段ふらふらに酔いが回っていたわけではなくて(ビール半杯だ)、通常状態のつもりだったのだ。

つまり通常が胡乱な状態っぽいのだ。

 

さて。注いでいただく。

ひゃー・・・・・・。

やわらかめなお味がいたしますね。

喉から鼻に微香が返ってくるみたいな。

 

おつまみ少なめでも乾せるようなお酒。

 

あとから日本酒のチェイサーとして何とかいう良いお水を持ってきてくださる。

かたじけない。


突き出しでちびちびと呑んでいる。

 

そこに燻製盛り合わせ登場。

半熟玉子にイカにサーモンに胸肉。

 

ひゃーなんか色がいい。

あー・・・おいしそう。



と、外人さんが話しかけてくださる。

俺は気にしてないぜ友好的にいこうぜアピールをしてくださっているのかもしれない申し訳ない。

「サルモゥン??」

・・・・?・・・あ、この燻製がサーモンかって、聞かれているのか。

「いえす、さーもん」

 

で、あとこっちの肉はなんだろうみたいなジェスチャーとなんか言われて、

ムシマルは焦りながら「ぶれすと、ちきん」と言ってみると

オーゥ、みたいな感じになる。

 

ムシマル、ひょっとして国際交流成功?

良い方だ。

ムシマルは異国の方を怖い人と思う傾向があるので見誤っていたかもしれない。

生麦事件起こしかねないから当時生きていたら。

 

でも逆にこの親日ぽい良い外人さんにムシマルはなんてことをという反省ゲージが増量する。皮肉にも。

 

思いながらいただく。

サーモン旨い。

やわらかさは生のままくらいのレベルなのに、香りは置いておくだけで3時間長持ちする香炉のよう。

燻製をムシマルは一度作ったことがあるんですが、でもだからこのやわらかさで香り薫するのは大変だなー。

 

あと燻製の器も素敵。

 

食了。

 

お茶を出してくださる。

きび茶と言っておられたような。

 

2,800円くらい。

早めに切り上げたからだ。

 

そうだ。

何かプレゼントをしよう。あちらのお客様からってやつだ。

ビールとか天ぷらにしようと思ったが(フジヤマスシテンプラとか言うから、天ぷらは人気じゃないかという思い)、大将さんにそんなにしなくて大丈夫と言っていただき、

結果クッキー(350円の米ぬかクッキーがレジ前で売っている)をお渡しすることに。

 

なんかこうさりげなく帰った後に渡してくれるみたいな方が気恥ずかしくなかったが大将さんが自ら外人さんに何か言ってお渡ししてくださる。

外人さん「アリガト」

ムシマル「せんきゅー、そーりー」

 

 

そんな山人。

 

 

 

 

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