昨日から、三浦海岸で行われた「佐藤初女さんと結ぶ心のおむすびⅤ」へ、スタッフとして参加してきました。
佐藤初女さんは今年の10月3日で92歳になられました。お元気で講演会やおむすび講習会をされています。10年前に初めてお会いしたときよりも、ずいぶん小さくはなられましたが、その御心は、ますます大きく優しくなられています。
森のこもれびの山崎直さんや、他のスタッフのみなさんとのおつきあいも10年以上になりました。
私は、食事の後に先生の誕生日を祝って「誕生日おめでとう」をアカペラで歌いました。
そのあと、初女先生が、私の両手をしっかりと握って離されませんでした。
先生といろんなお話をすることはありませんが、いつも楽屋などで、お隣に座っているだけで、私は先生のお心とす~~と溶け合うような気がします。
言葉を超えたものがあります。
先生としっかりと握り合った手はとても温かく感じられました。
たくさんの方が、初女先生に会いたくていらっしゃいましたが、みなさんいらしたときよりも、お帰りになるときの方が、お顔がイキイキと喜びに満ちていらっしゃいます。
素晴らしいことだと思います。
おむすびの作り方を習うのですが、私は、それは先生の生き方を学ぶ手段のひとつだと思っています。
一事が万事で、丁寧な料理は、丁寧な生き方の象徴だと思います。
その通りにしなくてはいけないということではなく、ひとつのお手本だと思っています。
形にこだわるのではなく、あとは自分なりの創意工夫が必要です。
私は現在53歳ですので、92歳まではあと39年あります。
39年後に、生かされているかどうかはわかりませんが、もしこの世にまだいたとしたら、やはり初女先生のように、人の役にたつ生き方をしていたいと思います。
今回も20代の若い方が何人もいらしていて、今こそ、若い方に、初女先生のような生き方は求められているのだなと思います。
ちょうど、2013年11月16日(昨日)の毎日新聞の岩木山の特集に、初女先生の記事が出ていましたので、毎日新聞をお読みの方は、ぜひご覧になってください。
みんなで一緒に「小さな森の詩」「浜辺の歌」も歌い、とても心満たされる2日間でした。
ありがとうございました。