心安らぐひと時をあなたと・・・

「美しい日本語」の歌を世界に広げよう!
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高山千代美

31歳の私と今の私

2018-12-09 | 日記
私が最初に、コンサートをやったのは、31歳の時でした。

宮崎市の中央公民館で、親と子のための「元気の出るコンサート」

ピアノは高校時代の親友の日高百合子さん、実行委員は彼女のママ友たち

パソコンも携帯電話もない時代、東京と宮崎と離れていたけど

「何かやりたいね~子育て中の私たちだからこそ、できることがあるかも~」と

電話で話して始まったこの企画~百合子さんの実行力はすばらしく、当日は120~30名ぐらいの

親子が集まり、大成功でした。


今朝、古いノートが出てきて、こう書いてありました。

何かやりたい

やりたい

何ができるの?

何したいの?

今のままでいいの?

一生すぐ終わっちゃうよ

何とかしなきゃ

何とか

1日24時間

誰が決めた?

一生80歳?

100歳?

100歳生きた方が得か

80歳で死ぬ方がいいか

60歳で死ぬのが楽か

誰も知らない

のんびりやって長生きすればいいけど

のんびりやって早く死んだら

やり残したような気がするかなぁ

何かしなきゃ~

やせたいねぇ~


なんだか今読むと笑っちゃいますが、最後の一行~全然変わってないな~と想います。

これを書いた後で、記念すべき私の第一回目のコンサートをやったわけです。

一歩、踏み出したんですね~

でもそれは、百合子さんがいたからなんですよね~

彼女や、彼女の周りの人たちのお陰なんです。



58歳になった今、時々ふと、これから何をどうしよう?って、思う時もあります。

目の前のことをこなしていく毎日ですが、次々と出会う人たちは

きっと何か意味がありますよね。


以前は

20歳で声楽を習い、40歳で作詞・作曲を始めたので

60歳になったときには、一曲でいいからみんなに愛される歌ができていて

80歳でメジャーデビュー 100歳で音楽基金を作りたい~というのが目標だったのですが

60歳を目前にして、大きく何かが変わっていくかも~という気も若干あります。

それは、自分次第ですけどね。

そもそも、歌作りを始めたきっかけは、9.11事件でした。

平和への想いが溢れて「21世紀の子どもたちへ」の歌ができました。

私の音楽活動には「命の尊厳や世界平和」といった大きなテーマがありますが、

その源は、やはり一人一人の心の中の平安だと思います。

何をするかが職業で、どういう影響を与えるかが使命なら

何をしていても、使命を果たすことはできるわけです。


先日、近所の後輩ママに、「この間、どんな人になりたいですか?って聞かれて

高山さんの顔が浮かんだんですよ~、私は高山さんみたいな、包容力のある人になりたいんです」と

言われて、素直に、「ああ、嬉しいなぁ~」って思いました。

失敗だらけの日々も、誰かの役にたってるかも・・と思うと、本当に嬉しいです。

失敗だらけだからこそ、わかることがたくさんありますしね~~。

うまくいかない、思い通りにならない人生を、これからも精一杯生きたいです。

私は一日でも一秒でも長生きしたいです。

反面教師だとしても、私の存在が、誰かの役にたてばいいなあ~と思います。

人は誰もが、生きているだけで、誰かに影響を与えているんだと思います。

そして、生きているだけで十分に使命を果たしているですね~。


それでは、今日もどうぞお元気で、よい一日をお過ごし下さいね。







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