ラナンキュラスの思い出

咳が続くので行った病院の帰り、あざみ野の駅前の花屋さんの店頭に、小さめのラナンキュラスが並んでいましたー。

 

脳裏をよぎったのは、この花の鉢植えを私にプレゼントしてくれた、中学生のS君のこと。

 

1984年の春、私はたった一年勤めた延岡市旭中学校の数学教諭を退職しました。

S君は担任したクラスではなく隣のクラスで、園芸部のとっても優しい生徒でした。

いつも花壇の手入れをしていましたね。数学の授業を受け持ったのですが、真面目に授業をきき宿題を忘れることもなく、とにかく人が良くて心の優しい生徒でした。

そのS君が、私が教諭をやめるときにラナンキュラスを、プレゼントしてくれたのです。それから36年もたつというのに、この花を見ると、必ず思い出します。

もう今は50歳のおじさんでしょうね。人の優しさは、たった一度のことでも一生心に残るものなんですねぇ。

どこかで、このブログをみてくれたら嬉しいなあ。当時中学生のS君は、どんな人になっているかなぁ。

 

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