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レコードプレーヤー減圧ドライブの実験 vol.3

2018-07-06 | レコードプレーヤー
『レコードプレーヤー減圧ドライブの実験 vol.2』の続きです。

『電源電圧を10%下げて90vにすると

ACモーターは回転数は変わりませんが

モーターが発生するノイズやハムも10%減じるのではないか?』

という仮説を検証しています。

前回の実験でACモーターはある程度電源電圧を変化させても

回転数は変化しないということが判りました。

今日は仮説の2つ目の要素である

2、ACモーターは電源電圧を変化させるとノイズやハムは変化する

を検証してみましょう。

カートリッジからのハムやノイズを測定すればよいのですが、

カートリッジの出力はあまりに小さく正確な値が測定できない可能性があります。

また、カートリッジの出力はフォノイコライザー回路を介して音楽を再生するのですが、

フォノイコライザー回路は低音と高音ではゲインが異なります。

これらを総合的に勘案すると、パワーアンプのスピーカー端子で測定するのが

最も音楽再生時の状態に近いと考えました。

少しでも出力を大きくするために

プリアンプ、パワーアンプのボリュームは最大とします。

測定するポイントは2ケ所です。

レコード盤の外周と



内周です。



このときのモーターとカートリッジの直線距離は



外周で120mm、内周で70mmでした。

まずはモーターの電源を切った状態でハム・ノイズの量を測ります。

外周も内周も25mv~35mvでした。

これは自然界のノイズに影響されているためで

常に25mv~35mvの間を変化しています。

今回は平均値ということで30mvとします。

次にモーターを減圧せずに100vで使用したときのハム・ノイズの量を測定しました。

外周で223mv、内周で148mvでした。

この数値はプリアンプ、パワーアンプのボリュームを全開にしたときの値ですので

音楽を聴く音量ではこれほど大きくはありませんが・・・

それではいよいよモーターを減圧ドライブして50vで使用したときのハム・ノイズの量を測ってみます。

外周で・・・次回に続きます。




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コメント (2)
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