ムジカ公式ブログ MUSICA Official weblog

オーディオと音楽とすこしマニアック。 MUSICA are a new Hi-Fi brand from Japan.

モノラル・フォノアンプとは? vol.2

2020-05-21 | ククーロシリーズ

『モノラル・フォノアンプとは? vol.1』の続きです。


モノラル フォノアンプ Cuculo-pho-mono(¥79800・税別)をご紹介します。

今日はCuculo-pho-monoデザインについてです。
外寸は他のCuculo(ククーロ)シリーズと同じ幅119mm × 高さ70mm × 奥行196mmです。
前面には5.5mm厚の無垢のアルミ材によるパネルが取り付けられています。


このパネルは1枚づつアルミニュームのインゴットから削り出されるのですが、
1枚削るのに20分必要です。
前面についている取手もアルミの無垢、
ツマミは真鍮の無垢材です。
オーディオアンプにとってフロントパネルは『顔』であり、
意外とコストがかかるパーツです。
中には、プラスチックや空洞のプレス加工で見た目は綺麗に仕上げているオーディオメーカーもありますが
雷鳥5シリーズやククーロシリーズでは全て無垢のパーツを使用しています。
再生特性が印刷されたアクリル板は取り換えることができます。


カスタマイズによって『American78s』を無くして『old RCA』に変更というようなことが可能です。

また、トップパネルにはノルウェー産の天然御影石『エメラルドパール』が使用されています。

エメラルドパールは『石』と『宝石』の中間に分類される高価な石材で『貴石』と呼ばれます。

エメラルドパールの中には半透明乳白色の結晶が数多く含まれていますが、

この部分はムーンストーンと呼ばれる宝石の原石です。

ムーンストーンは6月の誕生石にもなっています。

当社が位置する岐阜県・西美濃は昔から石材加工が盛んなエリア。

1936年に竣工された国会議事堂や1918年に竣工された大阪市中央公会堂(中之島公会堂)の大理石は

西美濃エリアで加工されたものです。

近年では中国等で加工される石材が多くなりましたが、

本機のトップパネルは西美濃エリアで加工されたものが使用されています。

本日Cuculo-pho-monoのウェブサイトを公開しました。

https://www.musika.jp/nws/cuculo_pho_mono.html

5月25日以降でしたら当社のモデルハウス(ログハウス)で試聴していただけるようになります。
ぜひお気に入りのモノラルレコードをお持ちの上お越しください。

 

≪今日のおすすめ動画≫

Sting Live in South America 2011 (Englishman in New York)

https://www.youtube.com/watch?v=pf0pSWaa820&list=WL&index=231&t=0s
スティングのイングリッシュマン・イン・ニューヨーク です。
2011年にアルゼンチンで収録されています。

≪お知らせ1≫
Cuculo(ククーロ)シリーズの発売を記念して
期間限定で特別価格による販売を行います。

 

2020年8月31日まですべてのCuculo(ククーロ)シリーズの製品を
1台¥39,800(税別)で販売致します。 
詳しくは 電話 0584-51-6232 へお問い合わせください。


≪お知らせ2≫
『ムジカ公式メルマガ 第6回』を公開しました。
新製品の情報を先行して公開しています。
メルマガにご登録いただき、バックナンバーから『ムジカ公式メルマガ 第6回』をご覧ください。
ご登録はこちらです。https://www.musika.jp/acmailer3/form.cgi


≪お知らせ3≫
当社試聴室(ログハウス)のオーディオ試聴とログハウス見学の予約状況です。

5月22日 
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

5月25日 
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

5月26日 
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

◎ 試聴室はご予約可能です。
× 試聴室は使用予定です。
土、日、祝日にご希望の場合はご予約フォーム、またはお電話でご予約ください。
ご予約フォーム https://form.run/@musica2
電話 0584-51-6232
 

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モノラル・フォノアンプとは? vol.1

2020-05-20 | ククーロシリーズ

『ククーロシリーズ発売キャンペーン!!』の続きです。

ステレオ フォノアンプ Cuculo-pho-st(¥79800・税別)に続き、
モノラル フォノアンプ Cuculo-pho-mono(¥79800・税別)をご紹介します。


これまであまり無かった『モノラル フォノアンプ』という製品を
不思議に思われた方も多いと思います。
アナログレコードはおおむね1960年以前のモノラルの時代と
1960年以降のステレオの時代に分けられます。
ステレオの時代はRIAAという全世界共通の再生特性が使用されていますが
モノラルの時代は下図のようにレコード会社で異なる再生特性が使用されていました。 

本機は以下の代表的な6つの再生特性を切り換えて再生することができます。

●RIAA(1954米レコード協会によって制定。1960年以後の標準特性)
●ffrr(1945~1958の英デッカレコード)
●Columbia(1948~1960コロンビア、デッカ、HMV。SPレコードにも)
●old AES(Capitol、Mercury)
●old NAB(Westminster、VOX) 
●American78s(米国、日本のSPレコード)
 
それぞれの特性は微妙に異なるためRIAAで聴くと違和感のある音質となってしまいます。
モノラルのレコードは変な音がすると感じている方は多いと思いますが、
それは古い録音だからではなく
間違った再生特性で再生している可能性が高いと思われます。
例えば、デッカのモノラルレコードは高域がキンキンしますが、
これはffrrで再生すべきところをRIAAで再生しているためです。
ffrrのレコードをRIAAで再生すると2KHz~5KHzあたりで最大3dBも音圧が上がってしまいます。
本来のffrrで再生するととても素直な高域に聴こえます。

とはいうものの、モノラルレコードはステレオレコードに比べて
圧倒的に少なく、このような製品を多くの方が必要としているとは思いません。
しかし、
1950年代のモノラルレコードになんと名盤の多いこと・・・。
クラシックではフルトヴェングラーやトスカニーニといった名指揮者が活躍した時代ですし、
JAZZでもブルーノートのモノラル盤にはぜひ手元に置いておきたい盤がたくさんあります。
モノラルレコードはヘンな音はしないということをぜひ体験していただきたいと思います!


≪今日のおすすめ動画≫

Van Halen "Eruption & Jump" performed by The Classic Rock Show

https://www.youtube.com/watch?v=wLx3-9JorHk&list=WL&index=229&t=0s
Van Halen の Jump です。
2020年イギリスのリバプールで行われたクラシック・ロック・ショーからです。


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5月21日 
10:00~12:00 ×
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

5月22日 
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

5月25日 
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

◎ 試聴室はご予約可能です。
× 試聴室は使用予定です。
土、日、祝日にご希望の場合はご予約フォーム、またはお電話でご予約ください。
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ククーロシリーズ発売キャンペーン!!

2020-05-19 | ククーロシリーズ

『ブログをご覧の方に一足早く新シリーズのお知らせ! vol.3』の続きです。

6月22日に発売されるCuculo(ククーロ)シリーズの発売を記念して
期間限定で特別価格による販売を行います。 
Cuculo(ククーロ)シリーズは先日発表した
ステレオ フォノアンプ Cuculo-pho-st (¥79800・税別)の他にも


モノラル フォノアンプ Cuculo-pho-mono(¥79800・税別)、


モノラル パワーアンプ Cuculo-mono(¥79800・税別)が発売されます。


また、7月にも2機種追加発売が決定しています。
これらの詳細は近日中にこのブログで発表したいと思います。

ムジカでは新シリーズの発売時に『乗り換えキャンペーン』を行ってきました。
ご愛用のムジカ製の旧製品を返送頂き、割安な価格で新製品に交換する期間限定のサービスで、 
将来にわたってムジカの新製品を使い続けていただこことができる当社だけのサービスです。 
今回発売のCuculoシリーズは周辺機器のため 交換サービスではなく、
割引キャンペーンを開催いたします。
2020年8月31日まで¥39,800(税別)で販売致します。 
このサービスは当社店頭販売、お電話による注文、注文フォーム、直営ヤフーショップで行われます。 本日よりご予約を承ります。

また、本日 ステレオ フォノアンプ Cuculo-pho-st のウェブサイトを公開致しました。
ぜひご覧ください。


≪今日のおすすめ動画≫

Mahler - Symphony No.5 - Abbado - Lucerne Festival Orchestra 2004

https://www.youtube.com/watch?v=vOvXhyldUko&list=WL&index=227&t=25s

マーラーの交響曲5番です。
スイスのルツェルン音楽祭の映像です。指揮はアバドです。


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≪お知らせ2≫
当社試聴室(ログハウス)のオーディオ試聴とログハウス見学の予約状況です。

5月20日 
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

5月21日 
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

5月22日 
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

◎ 試聴室はご予約可能です。
× 試聴室は使用予定です。
土、日、祝日にご希望の場合はご予約フォーム、またはお電話でご予約ください。
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新スピーカー接続法 2.2チャンネルとは?!番外編 vol.6

2020-05-18 | スピーカー

『新スピーカー接続法 2.2チャンネルとは?!番外編 vol.5』の続きです。
部屋の都合で左右のスピーカーの距離がとれず
ステレオイメージが十分に得られない場合の裏技を実験します。
リスナーからスピーカーを見たときの角度が35度という狭い間隔でメインスピーカーを設置し
その中央付近にサブスピーカーとして100均のスピーカー+リボンツィーターを
セッティングし試聴しました。


 
前回、フルレンジだけでは高域の改善がイマイチだったので
リボンツィーターを付加しました。

最初はオーケストラを聴きました。
音場のでき方は右手前≫センターの奥の方≫左手前というように前回と大差ありません。
今回は高域は音が自然になりすいぶん改善されています。
ツィーターによる変化は高域が大きく変わったというよりは
音の立ち上がり部分の変化が大きいように思いました。
音の立ち上がり部分というのは、たとえ低い音であっても
高域の成分を含んでいるため、
チェロにスピード感が出ると共に
芯のある音になりました。
もちろん、ヴォーカルを聴いたときのセンター付近のダンゴになった音も改善されており
ここまでやれば実用範囲かな?という感じです。
今回、左右のスピーカーの距離がとれない場合の裏技について実験してきましたが
この実験を終えての感想は
サブスピーカーといえども十分に帯域の広いスピーカーを使う必要があり
できれば、メインスピーカーと同系統のスピーカーを使うのがベストのような気がします。
例えば、メインスピーカーにトールボーイ型を使用している場合
同じメーカーで同じシリーズのブックシェルフ型スピーカーが入手できれば
音はナチュラルで効果的です。
コストを考えるとなかなか難しいと思いますが、
例えば、
ラジカセのような一体型の再生システムを自作する場合には
特に有効な手法ではないかと思いました。
また、広い部屋であっても
スピーカーとリスナーの距離が極端に離れている場合は有効だと思います。
興味のある方、ぜひ追試願います!
次回に続きます。

≪今日のおすすめ動画≫

MOZART - EINE KLEINE NACHTMUSIK (Complete) - CHAPEL ORGAN OF ELLESMERE COLLEGE

https://www.youtube.com/watch?v=U9BO1dazswE&list=WL&index=226&t=0s
モーツアルトのアイネ・クライネ・ナハトムジークをオルガンで演奏しています。
イギリスのリバプールの近くにあるエルズミア大学のオルガンです。


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5月19日 
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

5月20日 
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

5月21日 
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

◎ 試聴室はご予約可能です。
× 試聴室は使用予定です。
土、日、祝日にご希望の場合はご予約フォーム、またはお電話でご予約ください。
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新スピーカー接続法 2.2チャンネルとは?!番外編 vol.5

2020-05-17 | スピーカー

『新スピーカー接続法 2.2チャンネルとは?!番外編 vol.4』の続きです。
部屋の都合で左右のスピーカーの距離がとれず
ステレオイメージが十分に得られない場合の裏技を実験します。

リスナーからスピーカーを見たときの角度が35度という狭い間隔でメインスピーカーを設置し
その中央付近にサブスピーカーとして100均のスピーカーをセッティングし試聴しました。

 


そのときの音質ですが、
まず、オーケストラでの左右の広がりは、
若干広がりがでたような気がします。
左右に大きく広がったというよりは
右手前からセンターの奥の方へとつながり、左手前につながるという感じです。
オーケストラではこのように聴こえますが、
JAZZやポップスでは全く違和感ありません。
しかし、サブスピーカーの音量は上げ過ぎない方が自然です。
上げ過ぎるとひと昔前の4CHマトリクスに失敗したときのような音になります。
それでも、サブスピーカーがないときはセンター付近で音がダンゴになるのですが
それはずいぶん改善されました。
しかし、高域は改善されていませんし
音が出始める立ち上がりの部分はモサッとしています。
サブスピーカーとして使用している100均のフルレンジは
低域も高域もそこそこしか出ていませんのでこれが原因かもしれません。
低域に関しては問題ないような気がしますが
高域はもう少し伸びていた方がよいとおもいます。
そこで、サブスピーカーとして100均のフルレンジと
前々回使用したリボンツィーターの両方を使用して
サブスピーカーを広帯域化してみました!・・・次回に続きます。


≪今日のおすすめ動画≫

CLASSICAL MUSIC| BEST OF STRAUSS: The Blue Danube (Waltz), Op. 314 - HD

https://www.youtube.com/watch?v=bQLV1dLSYNE&list=WL&index=225&t=0s
美しく青きドナウです。
オケはブダペスト・スコアリング交響楽団で、指揮はラズロ・コバックスです。
ブダペストのスタジオで収録されたものです。

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5月18日 
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ×

5月19日 
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

5月20日 
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

◎ 試聴室はご予約可能です。
× 試聴室は使用予定です。
土、日、祝日にご希望の場合はご予約フォーム、またはお電話でご予約ください。
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