「 夏衣化粧の香り葉に映り 」
夏衣といっても着物を着る機会も今はほとんどなく。
どんな句を作ればいいかな…。
子どものころからお琴を弾いている。
夏の着物といって思い出すのは、先生方の姿。
お化粧の香り。
定期演奏会に向けていろんな先生や弟子が毎週リハーサルを繰り返した。
時は緑美しいころか。
着物姿できびきびと立ち働く先生方が通路を行く。
その通路をお庭の木々が見送る。
きりっとして静かに楽器を運ぶ姿。
つるつると光る葉が和装の女性たちを映し出しているというイメージ。
まるで香りまで映えるような遠い子どものころの記憶。
そんな句を作ってみました。
和装の女性って、年配になっても、とても美しく見えるなあ、というのが子どものころの感想でした。
私も和装に頼りたいこのごろです。
着付けの練習しなきゃ。
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