子どもとうさぎとねこと音楽のある風景

息子いっちゃん(2006年3月生)と3匹のうさぎと3匹のねこのいる歌と琴が好きな主婦の記録

「2020年版 夏井いつきの365日季語手帳」投稿 夏衣 なつごろも

2020年09月13日 | みじかうた
「 夏衣化粧の香り葉に映り 」

夏衣といっても着物を着る機会も今はほとんどなく。

どんな句を作ればいいかな…。

子どものころからお琴を弾いている。

夏の着物といって思い出すのは、先生方の姿。

お化粧の香り。

定期演奏会に向けていろんな先生や弟子が毎週リハーサルを繰り返した。

時は緑美しいころか。

着物姿できびきびと立ち働く先生方が通路を行く。
その通路をお庭の木々が見送る。
きりっとして静かに楽器を運ぶ姿。
つるつると光る葉が和装の女性たちを映し出しているというイメージ。
まるで香りまで映えるような遠い子どものころの記憶。

そんな句を作ってみました。

和装の女性って、年配になっても、とても美しく見えるなあ、というのが子どものころの感想でした。

私も和装に頼りたいこのごろです。
着付けの練習しなきゃ。


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