「 包むものも己も生かす甘藍煮(かんらんに) 」甘藍という言葉は初めて知った。キャベツのこと。要するにロールキャベツのことを書きたかった。実家のロールキャベツはひき肉に糸こんにゃくやかまぼこをいれて練ってあんにして入れる和風仕立て。かまぼこの味も出ておいしい。中身があるから味が出て、その味がキャベツにも染みて。すべてがよさを引き出し、お汁もおいしい。お互いを生かし合えるってすてきですね。 . . . 本文を読む
「 魚はやしいや水を得た鵜なりけり 」夏井いつき先生の本に投稿しようと与えられたお題の中から書けそうなものを選んで句を作る。よく知らないものは書けない。中でもなんとか身近にあるものとして「鵜」があった。川沿いの道を自転車通勤していて、よく羽を乾かしている鵜を見かける。あるとき、大きな魚がぐいぐい川の中を波立てて泳いでいるのを見つけた!ただならぬ勢いに目を見張ると、翼がある!鵜が魚を追いかけて泳いで . . . 本文を読む
「 しあわせをぎゅっと丸めてねこになる 」ねこを抱っこするしあわせは毎日毎日えがたいことと思われる。ねこを抱っこするからしあわせなのか、しあわせを抱っこしているのがねこなのか(*^^*) . . . 本文を読む
「 息子部屋ガラクタもねこにアスレチック」(無季語)ギターを一から作ると言って、木板やら、木っ端やら、ペットボトルやら、いろんなものが転がっている。それが散らかり出してから、ルルはよく息子部屋にいってくつろいでる。元々、息子のファンクラブ会長のルルだけど、このごろはゲームばっかりの息子のところへは行かなくなっていたのに、またなぜか行くようになった。息子が好きだからか、ガラクタに興味があるからなのか . . . 本文を読む
「 ミスすべて同情できてコロナ五輪 」オリンピック開催か、中止か。ずっと揺れ続けて、選手たちは全力でがんばります、とも宣言できないままに開催。落ち着かない、集中できない中、ずっと地道に訓練を続けてきた選手たち。開催されてみて初めて応援する聴取の私。体操・内村が大きなミスでオリンピック、ここで終えるのか。他にもミスの出る選手たち。無理もない。その言葉に尽きる。切ない思いがずーんと胸に残る。悔しさ、無 . . . 本文を読む
「 グフグフはしあわせの息ねこ抱っこ 」マロンは抱っこが大好き。しょっちゅうひざに乗ってくる。そんなときはいつも、グフグフと寝息のような息が聞こえてくる。というか、たぶんうれしくて寝始める。グフグフとゴロゴロ。甘えん坊でかわいい💕写真は私にしがみついてるマロン💕 . . . 本文を読む
「 行く春にまたねと余裕なんでも来い 」春から夏にかけて、書き貯めておいた俳句をハガキに書きました。秋の句はこれから作って、夏井先生のところへ来月半ばまでに送ります。数ヶ月前にはなぜこんな句を作ったのか、忘れるものですね。よい季節の春は行ってしまう。でも、感傷じゃなく、暑さも受けて立とうじゃないか、そんなところだったと思います。しかし、暑さにやられているのか、口内炎ができては治りを繰り返しているん . . . 本文を読む
「 だっこしてすりすりをしてぬくもりの 今を生きてくねこの生涯 」少し前に作った短歌です。ねこにも喜びも悲しみもあります。きっと記憶というものの積み重ねもあることでしょう。それでも、人間のようには昔を思ったり、未来を考えたりはしないはず。今、このときを家族と触れ合いたい、甘えたい、おいしいものほしい、そんないっとき、いっときのくり返しなんですよね。今、が最高にしあわせだと感じられますように。写真 . . . 本文を読む