先日、NHKのトーク番組に作家の原田マハさんが出ていた。前から気になる作家さんにますます興味がわいた。明るいエッセイのようなお話だと思っていたら、とってもすてきな感動のお話だった。主人公の「丘えり」ちゃんの人となりに新しい価値観、新しい世界観が広がっていった。「丘えり」は元アイドルのタレントで唯一レギュラーをもっていた旅番組を自分の失敗から打ち切られて「旅屋」という仕事を始める。事情があって旅に出 . . . 本文を読む
「 病みの世も若草の上箸三膳 」先のテーマと同じものをもう一句。どんなに苦しい時代にもほっとする瞬間はあります。どんな境遇にあっても希望は見出したいです。それが人間の力だと信じたいです。コロナが明ければ一番ですが、そればかりを願っていては大事な人生が過ぎてゆくだけです。地球は末期にさしかかっているようです。でも、閉塞感の中にも喜びを見出す生き方を子どもたちに見せたいです。もちろん、再生の可能性もあ . . . 本文を読む
「 マスク解き花びらほどけおにぎりの上へ 」↑と作りましたが、「 マスク解き花びらほどけおにぎりへ 」で、いいのかな☺️コロナに始まった二年前の春、息子は中三、受験生。外食も控えたい。マスクをしていても未知の病に人混みでは息が吸えないような怖さを感じた。おにぎりとウインナーぐらいの弁当だけど、桜の下で食べよう。シロツメクサの上に座り、のどかな春景色に安心して息も吸える。な . . . 本文を読む
「 雛飾りし光景雪洞の灯火 」(ひなかざりしこうけいぼんぼりのともしび)実家の母が、娘たちのいない家で雛人形飾ったよ、と言っていたのも何十年も前。何度か子どものころに手伝ったこともあったけれど、それも淡い記憶。今となっては雪洞とともにぼんやりとにじんでいる。今日は亡きじいちゃんの誕生日。じいちゃん、懐かしいね。追記「 雛飾りし光景雪洞ほどの灯火 」から「ほどの」を取りました。 . . . 本文を読む