台北で、週末ふたり暮らし

台北暮らし、お酒&美食&旅の備忘録(〜2021年11月)。過去の上海暮らし(2013年11月〜2016年4月)の記録も。

【企画】初夏のモダン和食パーティー編その2

2015-06-15 | おうちごはん(和食)

前半からひき続き、Kate&Kimiとのコラボ企画第二弾をお送りしています。




・ひとくちおつまみ3種盛り



日本酒をいただく際は特に、少しずつつまめるものがあると喜ばれます。
カラフルな食材を使って、地味になりがちな食卓もちょっぴり華やかに。
日本酒だけでなく、このままワインに合わせることもできちゃいますよ。
 
☆ブリーチーズの味噌漬け

《材料(2人分)》
ブリーチーズ 1箱
味噌 大さじ2
みりん 100cc

《作り方》
1.チーズをひとくちサイズにカットする。
2.煮切って半量くらいになったみりんに味噌を加え、よく混ぜ合わせる。
3.チーズを2でコーティングするように塗って、1~2晩寝かせる。
4.食べる直前に取りだし、キッチンペーパーなどで軽く味噌だれをふきとる。

☆パプリカのおかかマリネ

《材料(2人分)》
パプリカ(赤・黄) 各1/2個
ごま油 少々
だし汁 少々
塩 少々
かつおぶし 適量

《作り方》
1.パプリカを細切りにする。
2.ビニール袋に材料をすべて入れて、軽く混ぜ合わせる。
※すぐにでも食べられますが、時間をおいて味がなじむとよりおいしいです。

☆かぼちゃサラダ

《材料(2人分)》
かぼちゃ 小1個
グリーンピース
塩こしょう 少々
マヨネーズ 適量
チリパウダー(あれば) 少々

《作り方》
1.皮をむき小さめにカットしたかぼちゃを茹でて、フライパンで水分をとばす。
2.熱いうちにかぼちゃをつぶして、グリーンピース、塩こしょう、マヨネーズを加えて混ぜる。
3.食べるときに、チリパウダーをトッピングする。


・夏野菜の素揚げ 3種のお塩で



お好みの野菜を揚げるだけ!シンプルな素材の味を生かした料理。
なすやズッキーニ、カボチャなども、油との相性が良いのでおすすめです。
今回は、岩塩、だし塩、抹茶塩の3種で食べ比べてみました。

《材料(2~3人分)》
オクラ 好きなだけ
ベビーコーン 好きなだけ
枝豆 好きなだけ
揚げ油 適量
塩(各種類) 適量

《作り方》
1.オクラは塩もみして、がくの部分をぐるりと削り取る。ベビーコーンはひげ根をとる。枝豆は塩もみして産毛をとっておく。
2.中~高温で野菜をからりと揚げ、油をよく切る。


・ししゃものさっぱり南蛮漬け



油で揚げないヘルシーなししゃもの南蛮漬けは、我が家の定番メニューです。
面倒な下処理がいらないうえ、骨まで丸ごと食べられるのが嬉しいところ。
お酢が苦手な方にも食べやすいよう、酸味をひかえめにしてあります。

《材料(2~3人分)》
ししゃも 12尾
たまねぎ 1/4個
人参 1/3本
ピーマン 1/4個
酢 40cc
しょうゆ 30cc
みりん 30cc
お酒 20cc
水 30cc
きび砂糖 小さじ1
鷹の爪 1本

《作り方》
1.調味液を作る。酢、しょうゆ、みりん、お酒、水、きび砂糖、鷹の爪を鍋で
煮立てる。
2.薄くスライスした玉ねぎ、にんじん、ピーマンを器に並べて1を流し込む。
3.ししゃもをこんがりと焼いて、熱いうちに2の調味液に浸す。
※30分くらい味をなじませたら食べられますが、ひと晩置いた方がおいしいです。

・れんこんのすり流し



冷製のおつまみが続いた後に、あたたかい汁物があるとほっとしますよね。
胃に優しく消化の良いれんこんを使って、食べすぎ&飲みすぎを防止しましょう。
しっかりとだしを効かせてあげれば、調味料を多用しなくても十分濃厚に仕上がります。

《材料(2人分)》
れんこん 200g
だし汁 300~400cc
塩 少々
醤油 少々
ホワイトペッパー 少々

《作り方》
1.温めただし汁に、すりおろしたれんこんと塩を加えてさっと煮る。
2.とろみがついたら火を止めて、醤油を少しだけプラス。
3.器に盛りつけて、食べる直前にホワイトペッパーをトッピング。
※ホワイトペッパーは、普通の胡椒などでも代用できます。


・牛たたきのサイコロ薬味和え



牛たたきを少しアレンジして、たっぷりの薬味と混ぜ合わせてみました。
薄切りにしたときとはひと味違う、ジューシーなお肉の食感を楽しめます。
薬味は、お好みのものをなんでも加えていただいてOKです!

《材料(2~3人分)》
牛かたまり肉(常温に戻す)300g
サラダ油 適量
醤油 牛たたき用 大さじ2
仕上げ用 少々
みりん 大さじ2
お酒 大さじ2
小ねぎ(小口切り)
大葉(せん切り) 
炒りごま 少々
おろしにんにく 少々
おろし生姜 少々

《作り方》
1.フライパンを中~強火で熱して、牛肉を焼く。表、裏、側面それぞれに焼き

色をつけながら、合計7~8分間くらい火を通す。
2.アルミホイル→新聞紙→タオルの順にきっちりとくるみ、余熱で火を通す。
3.牛肉を焼いたフライパンに(油はそのまま使う)醤油、みりん、お酒を加え

てさっと煮詰め、漬けだれを作る。 
4.焼いた牛肉を漬けだれに入れて、そのままひと晩寝かせる。
5.食べる直前に牛肉をサイコロ状にカットして、仕上げの醤油と薬味類をすべ

て加えて軽く混ぜ合わせる。


以上が今回の料理の流れです。


実際にはもう少し作っているのですが(食べすぎ!)、主なメニューはこんな
感じです。
また、昼間から深夜の長時間にわたって開催しているため
写真の色味が異なるものがありますが、お許しください…

もちろん日本酒も2本とはいわず、4人でたくさん飲んでしまいました♪
詳しくは後日アップするプライベート編の記事をどうぞ。


夫婦そろってお酒好きなこともあり、全体的に味つけは少し濃いめです…
薄味がお好きな方は、調味料を若干少なめにしていただけると良いかと思います。
私自身、レシピはあってないようなものなので、日々改良しているところです。
また、後日修正を加える場合もありますのでご了承くださいませ。


ほとんどの料理が、前日から準備しておけるものばかり。
手が込んでいそうに見えるメニューも、意外とかんたんに作れちゃいます!
気になる料理があれば、ぜひぜひチャレンジしてみてくださいね。


《Kate&Kimiで買ったもの一覧》
鴨胸肉、おかひじき、水菜、サラダトマト、オクラ、枝豆、ヤングコーン
レンコン、にんじん 、玉ねぎ、オレンジ、ブリーチーズなど
※季節や在庫状況により、手に入らない場合もあります
※上記以外にも、レシピ内で紹介する食材がいろいろ揃っています


次回もどうぞお楽しみに!


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【企画】初夏のモダン和食パーティー編その1

2015-06-15 | おうちごはん(和食)
上海で、野菜と食材の生産・卸し&デリバリーをしていらっしゃる
Kate&Kimiのスタッフの方にお声がけいただき、先日新しい企画をスタートさせました。

そして、本ブログを通して、私自身がおいしいと思った食材についてご紹介してきました。

☆Kate&Kimiのウェブサイトはこちら

☆コラボ企画 第一弾(ウィークリー食材紹介)
第一回目第二回目第三回目第四回目←それぞれリンクを貼っております


コラボ企画第二弾は、「楽しみながらつくる、テーマのある食卓」と題しまして
毎月1回、異なるテーマに沿った食事風景をご紹介していきます。
もちろん、Kate&Kimiのおいしい食材をたくさん使わせていただいています♪

料理のレシピはもちろん、盛り付けの仕方、お酒との合わせ方だったり
そのほか簡単なテーブルコーディネートのポイントなどについても
できるだけ参考にしていただけるよう、いつもより詳しく書くつもりです。
(プライベート編の記事は、後日またアップします)

前回(企画第一弾、第四回目)の記事の中でも書いたとおり、
普段の食事はレシピを見ずに、材料を計らずに料理することが多いので
分量や手順についてはあくまでも参考程度にしていただけたらと思います。
もちろん、レシピのとおりに作っていただければそこまで失敗することはないはずです…


************************************************************************


先日、友人夫婦を招いて日本酒パーティーをしました。この日のメンバーは
昼間の明るいうちからお酒と食事を楽しむのが大好きな人ばかり。

友人夫婦が好きな日本のワイナリーがつくるこだわりの日本酒(!)を
一緒に味わおう!という提案から、この会が生まれたのでした。

Sogga pere et fils LE SAKE EROTIQUE シリーズ



こちら、長野県の小布施ワイナリーが期間限定で生産する希少な日本酒です。
(後に、私の父が長野で偶然これを買って上海まで持たせてくれたことに気づきびっくり!
というわけで我が家にはもう一本、この日本酒が眠っております…)

使われている酵母によって、異なる番号が商品名となっています。
今回友人が持ってきてくれたのは、3号酵母『Trois』と6号酵母『Numero Six』でした。
また、ワインラベルのような繊細なエチケットも素敵です♪




さて、こんなに素敵なお酒を主役に迎えるのであれば
食事もテーブルコーディネートも、少しスタイリッシュにしなきゃかしら…
いろいろ考えた末、和と洋の素材やアレンジをミックスしたごはんを作ることにしました。

というわけで、記念すべき第一回のテーマは、
「旬の野菜を取り入れた、初夏のモダン和食パーティー」です。
記事が長くなってしまいそうなので、前半と後半に分けてアップします♪




《メニュー》
・水菜と海老、オレンジのサラダ
・鴨のたたき ルッコラを添えて
・だしトマトの自家製ジュレドレッシング
・おかひじきとマグロの和えもの
・ひとくちおつまみ3種盛り
(ブリーチーズの味噌漬け、パプリカのおかかマリネ、かぼちゃサラダ)
・夏野菜の素揚げ 3種のお塩で
・ししゃものさっぱり南蛮漬け
・れんこんのすり流し
・牛たたきのサイコロ薬味和え


夏野菜や旬のものをメインに、お肉や魚介などのバランスも取りつつ構成してみました。ゲストとともにゆっくりと食事やお酒を楽しめるよう、基本的には作り置きができる料理をベースにしています。



《テーブルコーディネートのポイント》
カラフルな食材を生かすため、白やグレー、ブラウンなどナチュラルな色合いの器をベースに。
初夏の昼間らしく、透けるブルーやグリーン系のアイテムを差し色にしてみました。
また、和食を洋っぽくスタイリッシュに盛り付けたかったので、
器の材質もさまざまなものをミックス。ホーローや木皿なども取り入れて軽快な印象をプラス。
ランチョンマットは、上海の布市場でリネンを調達した手作りのものです。


それでは、順番にレシピを公開していきますね。


・水菜と海老、オレンジのサラダ



材料を切って盛りつけるだけのかんたんサラダ。
水菜は魚介から肉、フルーツまで意外と何にでも合わせられます。
今回は、海老のほかにオレンジの甘み&酸味も加えて、爽やかに仕上げました。

《材料(2~3分)》
水菜 1~2束
ゆで海老 3~4匹
オレンジ 1/2個
オリーブオイル 適量
塩こしょう 適量

《作り方》
1.水菜は3cmの長さに切り、冷水にしばらく浸してから水気をきる。
2.ゆで海老は縦半分にスライス、オレンジは房ごとに皮をむく。
3.すべての材料をバランスよくお皿に盛りつける。
4.オリーブオイルをまわしかけて、塩こしょうを軽くふる。


・鴨のたたき ルッコラを添えて



作り置きができるうえ、お酒のおつまみとしても主役級の一品。
付け合わせにした苦味のあるルッコラとも、抜群の相性です。
わさびやマスタード、ゆず胡椒など、さまざまな薬味で味わってみるのもおすすめ!

《材料(2~3分)》
鴨胸肉(常温に戻す) 1枚
醤油 大さじ2
みりん 大さじ3
お酒 大さじ3
はちみつ 少々
だし汁 少々
ルッコラ 好きなだけ
塩こしょう 少々

《作り方》
1.鴨胸肉は、皮の表面に軽く切れ目を入れておく。
2.フライパンを中~強火で熱し、油はひかずに皮目から鴨胸肉を焼く。
3.焦げ目がついたら裏返し、反対側も同様に焦げ目がつくまで焼く。
4.アルミホイル→新聞紙→タオルの順にきっちりとくるみ、余熱で火を通す。
5.醤油、みりん、お酒、はちみつ、だし汁をすべて加えて沸騰させ、漬けだれを作る。 
6.焼いた鴨胸肉を漬けだれに入れて、そのままひと晩寝かせる。
7.食べる直前に鴨肉をスライスしてお皿に盛りつけ、塩こしょうをふる。ルッコラを添えてできあがり。


・だしトマトの自家製ジュレドレッシング



暑い夏にこそ食べたい、トマトのアレンジメニューです。
見た目も涼しげな自家製ジュレドレッシングは、さっぱりとした後味。
ミニトマトはもちろん、どんな種類や大きさのものを使ってもOKです。

《材料(2人分)》
トマト 2個
だし汁 トマト用 400cc
    ドレッシング用 200cc 
塩 適量
醤油 大さじ1弱
ゼラチン 5g
大葉(せん切り) 少々

《作り方》
1.トマトの上部分に十字の切れ目を入れて、皮を湯むきする。
2.塩を加えただし汁にひと晩つけておく。
3.器に自家製ジュレドレッシングをしきつめてトマトをのせ、大葉をトッピング。

☆自家製ジュレドレッシングの作り方
1.温めただし汁に醤油とゼラチンを加えて混ぜ、冷蔵庫で冷やす。
2.固まったら、フォークなどで細かくくずしておく。
※自家製ジュレドレッシングは、作りやすい分量にしています。
余ったら、サラダや魚料理などのトッピングにも使ってみてください。


・おかひじきとマグロの和えもの




シャキシャキとした食感が楽しいおかひじきを、和えものにしてみました。
今回はマグロを使いましたが、そのほかの魚介を合わせても大丈夫。
わさびや辛子を加えて、ピリ辛に仕上げてもまたおいしいです。

《材料(2~3人分)》
おかひじき 80g
マグロ(刺身) 1さく
スプラウト(なんでもOK)少々
醤油 適量
マヨネーズ 適量
炒りごま 少々
ごま油 少々

《作り方》
1.おかひじきは熱湯でさっと茹で、固い部分を取り除き、水気を切る。
2.マグロはサイコロ状にカットしておく。
3.すべての材料をボウルに入れて、さっと混ぜ合わせる。
※器に盛りつけたら、スプラウトを少しのせてあげても◎


長くなってしまったので、後半の記事へと続きます。


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