あらやだ、わしったら最近お肌ツヤピカですこと、などと浮かれていたら、視力が落ちていただけだった。子供の頃の視力検査は今みたいな機械式じゃなくて、黒いしゃもじを目に当てて『右、左下、えーと分かりません』とか口で答えるヤツだった。所定の位置からでは壁に貼られた検査表の一番上の記号さえ見えない、という強度の近眼の人は、見えるまで一歩ずつ前進させられていた。鏡の前で一歩前進してみたら、毛穴やらシミやらイヤンなものがたくさん見えたマスターなのでした。
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