サンタさんへの手紙

サンタのおじさんえ

サンタのおじさん、こんにちは。
いんふるえんざがだいりゅうこうしていますが、おげんきですか。
りーまんぶらざーずが、けいえいはたんしましたが、だいじょうぶですか。
トナカイさんは、はけんですか。
まさか、よいこへのプレゼントまで、けいひさくげん。
まさか、そんなことは。
せかいてきふけいきなので、すこし、しんぱいです。
わたしも、すこしおとなになったので、せかいじょうせいに、めをむけている。
でも、まだまだこどもですので、もらえるうちにもらっとく
ことしも、サンタさんに、おねがいをしようと、おもいます。

サンタさん、ことしのクリスマスには、これをください。



これは、そうちゃくするだけで、しんちょうが3センチものびるという、
高身長養成ギプスです。
なぜ、これで3センチものびてしまうのか、さっぱりわかりません。
でも、そうちゃくしつづければ、まいにち、ぐんぐん、せがのびるそうです。
これさえあれば、2メートルも、ゆめじゃない。
いんたーねっとには、ぼくものびた！わたしものびた！という、たいけんしゃのこえが、やまほどのっています。
あやしい。とてつもなく、あやしい。
でも、ほしい。とてつもなく、ほしいのです。
なぜなら、それは、サンタさんが。

いつまでまっても、きゃたつをくれないからです。
いやみ、というのを、さいきんおぼえました。

わたしは、かんがえたのです。
きゃたつがないなら、せをのばせば、いいじゃない。
まりー・あんとわねっと、という、むかしのえらいひとも、わたしとおなじことを、いっていたそうです。

ですので、サンタのおじさん。
ことしのクリスマスには、このぎぷすを、ください。
たのしみにまっています。よいこのますたーより。
おわり。

（ かこのてがみ Ver.2002 Ver.2003 Ver.2004 Ver.2005 Ver.2006 Ver.2007 ）