でっかい消しゴム

近所で買い物中、カウンタックが細ーい路地をわっせわっせと懸命に曲がろうとしているところに出くわした。どぅるわおぅん、うぃやぁおん、と耳慣れない爆音を町内に響き渡らせつつ、じりじりと何度も切り替えすカウンタック。天高く跳ね上がったドアから、こそこそと運転手の首が出たり入ったりして後方確認している。そうか。あのドアかっこいいけど、ちょろっとドア開けて後ろを見るにはいたく不便なのだな。バック苦手なわしがカウンタックを買うのはやめておいた方がよさそうだ。さっきからカウンタックカウンタック言っているが、実は車種は定かではない。消しゴムがそのままでっかくなった車だったから勝手にカウンタックと呼んでいるだけだ。違ってたらごめんなさい。それにしても音もフォルムも舶来のかほりというか何というか、明らかに異質だった。高速道路ですれ違った(凄まじいスピードで抜かされた)ことは何度かあったが、低速でのろのろ動いている姿を間近で観察したのは初めて。特にクルマ好きなわけでもないわしでさえ、ちょっとウキウキ気分になってしまうカウンタック、恐るべし、などと感心したマスターなのでした。そして明日は横須賀んぬ。
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