昨日、女性へのわいせつ行為について、在タイ日本大使館から注意
警告がなされている話を しましたが、先週 こんな事件がありましたネ。
18歳の女子大生が、バンコク市内から郊外にある SC 「メガバンナー」 に 向かうようタクシーに
乗ると、途中から全く違う方向に 向かい始めたそうです。 再度目的地を 告げても、タクシーから
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降りたいと告げても、まったく無視。 女性は恐怖を 感じ、カーブで減速した所で、
飛び降りたとのことです。 負傷はしましたが、幸い大事には至らなかったようです。
その後、女性は警察に通報。 車体番号を 元に運転手を 特定でき、逮捕に至ったそうです。
座席の左ドアに車体番号が貼られています。 乗ったら車体番号を 覚えておきべきですネ。
4桁ですから、覚えることは簡単です。 こんなことも あるから女性はご注意くださいナ ・・・
あと、個人的に 旅行者に注意を 呼びかけたいのが交通事故ですネ。
残念ながらタイは、世界で二番目に 交通事故の危険率が高いに国になってしまいました。
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なんでも、米ミシガン州の大学と世界保健機関の統計によると、タイは毎年10万人につき
44名の人が交通事故で亡くなっており、世界平均の18名を 大きく超えているというのです。
(ちなみに世界1位はナミビアで45名、3位はイランで 38名が亡くなっている)
主な原因は、よく当ブログでも話しているように飲酒運転ですネ。 中でもバイクによる二輪車での
事故が多く、特に年末年始や正月の時期は、取り締まりを 強化しても交通事故が多発します。
この年末年始の12月30日~1月5日に発生した交通事故は、2,733件で341名が死亡、負傷者は
2,843名です。 摘発された交通違反者は、刑事裁判所で4,306人が保護観察処分に、この内
4,056人が飲酒運転でした。 これでは 2位どころか、世界1位を 目指していますよネ (苦笑)。
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昨年9月頃かな、飲酒による交通事故と健康への悪影響が社会問題となって、政府がアルコール
販売の規制を 強めることを 検討しているというニュースが流れましたが、どうなったか ・・・・
踏切事故が多いので踏切を 外すのではなく、渡り方を 教育するように、飲酒運転もアルコールの
販売を 規制するのではなく、罰則や免許停止などを 重くするとか、運転教育の徹底や見直しを
やるべきでしょうねぇ~ 買い貯めはできるし、正月は気分も高揚するし、効果は疑問です。
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日本は 「飲んだら乗るな!」 ですが、タイは 「酔ったら乗るな!」 ですからねぇ~ 要するに飲んでも
酔っていなければ、運転していいという解釈かな。 これは個人の解釈で、どれだけ酔ったか分かりません。
タイのいくつかの正月では、こちらが普通に運転していても、タクシーに乗っていても、飲酒運転の
車で事故に遭う可能性も多いにあります。 この点を よ~く 頭に入れておきましょうネ。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_thunder.gif)
日本では考えられない風景ですが、実際にあります。
交通戦争の先は長いですね。タイは。
同感ですね!