石川遼プロが、来季の米国下部ツアー「コーンフェリーツアー」の二次予選会
(10月19日~22日)出場に登録した、というニュースが大きく報じられています。
30歳になってからの挑戦、驚きましたネ。やはり4月に「マスターズ」を制覇した同年代の
松山英樹プロの影響もあるんでしょうネ。マスターズを含め米国 ツアーで6勝している
松山プロに較べ、石川遼プロは海外ツアーでは実績を残していませんからねぇ~
高校一年生の時(2007年15歳)に優勝し、翌年1月にプロに転向して以来、国内で通算
17勝を挙げている石川遼プロ(18歳で賞金王)。13年から米国ツアーに5年参戦しましたが、
17年にツアー出場権を喪失してしまい、同年に日本ツアーへ復帰していました。
17年の戦績が芳しくなく、レギュラーツアーと下部ツアーとの入れ替え戦に臨みましたが、
これにも上位に入る数字を残せずシード権を失い、国内復帰の決断をした経緯があります。
“当時は、下部ツアーには行きたくないから日本に帰ってきた” と振り返っていますが、
日本国内で華々しい実績を持っている遼プロですからネ。その気持ちも理解できます。
「28歳82日」というツアー史上最年少で、生涯獲得賞金10億円を突破している石川遼プロ。
誰もが認める日本ツアーの代表であり、欠かせない存在です。“なぜ、今さら下部ツアーに
挑戦するのか” と思います。 しかし、石川遼プロの考えやコメントを聞いて理解できました。
彼曰く、“日本ツアーで初めて勝ってから始まって、今までずっとプロ生活で下積みを
経験していないので、下部ツアーから逃げてしまった。勝つには米国でプレーする経験や
慣れが、どれだけ必要か分かっていなかった” と ・・・ 松山プロも8年目ですからネ。
下部ツアー挑戦については、昨年から迷っていたそうで、今年6月の「全米オープン」で
予選落ちした際に、“自分にとって、もっと経験や慣れが必要じゃないかと自問していた”
といいます。そして、30歳になって一から出直しする気持ちで決断したようです。
下部は、レギュラーとセッティングの差はあるでしょうが、日常的になる戦いとプレーが
重要なんでしょう。いくら遼プロでもスポットで参戦して勝てるほど甘くはありません。
現在、賞金ランクは9位ですが、10月7日の「ブリヂストンオープン」終了時点で、国内賞金
ランク5位以内に入れば、二次予選会までが免除され、最終戦からの受験が可能になります。
でも遼プロは、“初めて受けるので、どうせやるなら二次予選会からやりたい” と言っています。
予選会には、昨春から師事する田中剛コーチにキャディも依頼するようです。応援しましょう。
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