日本では「緊急事態宣言」が適用されている9都道府県の多くで、新規感染の拡大に
歯止めがかかりません。今月末が期限となる同宣言も6月20日まで延長になるようです。
現在、日本のゴルフツアーは男女とも、無観客試合で粛々と行なわれていますが、テレビ中継を
観ていても寂しい光景が続いています。その点、米国ゴルフツアーは大きく様変わりしましたネ。
<無観客試合は選手も寂しいでしょう>
皆さんもご覧になったでしょう。全米プロ選手権で、あのフィル・ミケルソン選手(米国)が、
50歳11カ月7日という年齢で、メジャー史上最年長優勝したシーン。 衝撃的でしたよネ。
優勝が決まりそうなミケルソン選手は一時的に、もみくちゃにされながら、どうにかグリーンに
たどり着きました。昔日、人気歌手や俳優がファンにもみくちゃにされながら、人垣をかき分け
ていた光景を思い出してしまいました。一昨年のマスターズ制覇のタイガー・ウッズ選手のよう。
観衆は一日1万人が上限とされていたと聞きますが、それ以上と思わせるほどのギャラリーが
最終組の二人がプレーする、18番のグリーンを取り囲んでいました。 これが「ワクチン接種
効果」と言うんでしょうネ。 日本のゴルフファンからしたら、まるで夢のようです。
日本のツアーでは、コロナ禍のこの一年以上、見たこともないような「密」の状態でした。
しかも、観衆でマスクをしている人も見かけません。ワクチン接種が進む米国では、新型
コロナウイルスはすでに、過去のもののようになっているんでしょうネ。羨ましい限りです。
<米国はほぼ日常を取り戻しました>
現実的に、同大会が開催されたサウスカロライナ州では、一日の感染者が1月のピーク
時には一万人近くもいたようですが、大会日の日は500人にも満たなかったと聞きます。
封じ込めに成功し感染者も激減させ、すでに以前の日常を完全に取り戻しています。
この現実を目の当たりにしますと、諸事情があるにせよ日本政府の対策遅れの顕著さに、
腹を立てるゴルフファンも多いでしょう。ゴルフファンだけではなく、国民も然りです。
<日本のワクチン接種会場>
日本国内でのワクチン接種回数は人口の数%をカバーするにとどまり、接種率は先進国の中で
最下位です。米国と英国が共に40%を超える中で、途上国のブラジルの13%やインドの6.5%
より遅れています。現在、必死になって対応していますが、この遅れは許しがたい現実です。
まだまだゴルフ観戦は無観客試合が続くでしょう。ゴルフ観戦の楽しさ、興奮を、再度
味わえる日は、いつ来るのでしょうネ。日本政府は東京五輪に合わせたワクチン接種に
懸命のようですが、東京五輪を有観客にしたら、みんなで怒りましょうネ。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます