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タイの MERS コロナウイルス騒動、もう大丈夫かな ・・・

2015年07月05日 | タイの海外安全情報
  
 先月18日にタイ国内で初のMERS(中東呼吸器症候群)コロナウイルス感染者が確認されましたが、
タイ保健省は感染者に接触した68人の監視を、1日付けで解除すると発表しました。本当に良かった!

「最長潜伏期間の14日も経過し、感染者からのタイ国内での二次感染の恐れはなくなった為」
としています。タイ保健省は 引き続き、中東、韓国など感染地域からの感染者の入国を水際で
防ぐ為、空港での監視体制を強化するとしていますが 当然ですネ。 

  

バムルンラード病院で隔離・経過観察となっていた病院スタッフ全員に対し、タイ保健省が帰宅許可を
出し、同病院でのMERSコロナウイルスの二次感染の疑いはなくなったと発表しました。もう安心です。

 タイ初の感染者は75歳のオマーン人の男性で、心臓病の治療のため中東から親族とともに来タイした
わけですが、お金持ちで良かったですヨ。そしてバンコクのナナ地区にある大手私立病院バムルンラード・
インターナショナル病院に入院したんですが、大きな病院で これまた 良かったですよネ。

 

同病院も「従来から構築してきた感染症予防・監視訓練などが有効に機能した」と言っていましたが、
ホント 男性がその辺の小さな病院に駆け込んでいたら、事はもっと最悪になっていたでしょうねぇ~

当初からインフルエンザのような症状を示していたとはいえ、病院は男性を空気感染隔離室に入れて
隔離し、保健省に連絡、ウイルスの検査を依頼しました。そして感染が確認された為、男性は18日朝、

 

バンコク郊外のノンタブリ市にあるタイ国立バムラートナラードゥーン感染症研究所に移送されました。
この機敏な応急対処が、すぐさま 男性の咳がおさまるなど容態が改善したわけです。

 ちまたでは普段、同病院を高いだの、ぼったくりだの言っていますが、こんな非常事態の時には
さすが力を発揮します。韓国を見ての通り、ある意味 国を救ったと言っても過言ではありませんよネ。
まだ油断はできませんが MERSコロナウイルス、鎮静化して本当に良かった! もう大丈夫かな。

 

 もう一度 コロナウイルスに対する一般的な具体的予防策を ・・・

 * 休息、栄養を十分に取り、体に抵抗力をつける。
 * 手指等の衛生保持に心掛ける。
 * できるだけ人混みを避け、マスクの着用を励行する。
 * 咳やくしゃみの症状がある患者とは、可能な限り濃厚接触を避ける。
 * 温度の変化と乾燥しすぎに注意する。
 * 高熱・咳・呼吸困難等の症状が見られた時は、適切なタイミングで専門医の診断を受ける。
 皆さん、気をつけましょう。  


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