住職の娘です。
今回は、どなたでも聞くことができる法話の情報を掲載した「浄土真宗の法話案内」という便利なオススメWebサイトのご紹介です。
まず、サイトの説明の前に「法話」について少々…
世間では「説教(せっきょう)」や「説法(せっぽう)」という表現を耳にしますが、浄土真宗では「法話(ほうわ)」と呼ぶのが一般的です。
簡単に言うと法話とは「仏さまの教え=法の話」です。
浄土真宗のご本尊は阿弥陀如来という仏さまなので、私たちはこの阿弥陀如来の「み教えについて聴くこと=聴聞(ちょうもん)」を大切にします。
なぜかというと、阿弥陀如来のみ教えを疑いなく聞かせて頂くことが、浄土真宗の「信心」だからです。
私たちにとって法話というのは、本当に大事なものなのです。
(法話に関しては「浄土真宗の法話案内」HP内「法話へのお誘い」をご参照ください。)
さて、サイトに関してです。
運営に関しては、真宗大谷派(東)の方などもおられますが、浄土真宗本願寺派(西)の僧侶がメインメンバーです。
よって、法話の案内件数も本願寺派が多いようです。
毎日、全国各地で開催される法話の情報がまとめてあり、ご講師の名前で検索、開催地で検索、カレンダーで検索と、お聴聞して回るには最高のサイトです。
実は、宗門のカルト対策に貢献しておられる僧侶の方もメインメンバーとして運営に関わっておられます。
そして、このサイトは上記のような方を中心に、正しいご法義が広まること・継承されることを目指して集った有志によって運営されています。
本当に有難いことです。
また、サイトの広告収入や寄付によって、持続可能な運営を目指している健全なサイトなので、今回お勧めしたくご紹介させて頂きました。
こういう便利なサイトなどご活用の上、一人でも多くの方が、元気なうち、若いうち、常日頃から仏さまのみ教えにふれて過ごして頂ければと思う次第です。
南無阿弥陀仏
オススメWebサイト
追記
①お聴聞に行った先で勧誘等はありません。
今後のご縁(ご案内送付等)の為と、連絡先を求められることもあるかもしれませんが、滅多にありませんし任意です。
②聴きに行った先では必ず読経がありますが、お経が読めなくても大丈夫です。よかったら試しに真似てみて下さい。
③内容が勉強会に近いと「参加費」が必要な場合があります。案内に何も書かれていない場合は、手ぶらでも大丈夫です。お気持ちがあれば「御布施」「御仏前」「御賽銭」というカタチでご寄付頂くのもよいかと思います。
④宗派が違っても、何も知らなくても大丈夫です。ただ、ご講師の合う合わないや、浄土真宗ガチ勢対象の法話だと、聞いても内容が意味不明なこともあるかもしれません。いろいろな人から、たくさんお話を聞き続けることが肝要です。