住職の娘です。
名塩はサクラがちょうど見頃です。
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今日は祖母である前坊守(91)を病院へ連れて行きました。
帰り道、お薬の待ち時間に、名塩東山台で満開のサクラを楽しみ、名塩村内でお墓参りをしました。
お昼頃は青空がのぞき、陽射しもあたたかくて最高のお花見・墓参日和でした。
サクラを眺めたりお墓参りしていると、昨年の今頃、祖母の入院や住職のガン再発、義父の肺ガン治療などが重なって「来年はどうなるのか」と、不安を感じていたことを思い出しました。
さみしいことですが、義父は春を迎えることなく、先にお浄土へ参られました。
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今日のように、徒然なるままに物思いをしながら、祖母の同級生の方々や親戚のことなど2人で話し、時間を共有できたことは本当に有難いことです。
こういう時間が、いつかまた懐かしい「思い出」となるのでしょう。
「明日(あす)ありと 思う心の あだ桜
夜半(よわ)に嵐の 吹かぬものかは」
超訳
明日もまだ咲いているだろうと思っている桜の花も、夜中に嵐が来て、明日までに散ってしまうかもしれない。
だから、明日とか言ってないで、今でしょ!今!
親鸞聖人(伝)
南無阿弥陀仏