ご報告が遅くなりましたが、一昨日の木曜はトナカイでした~。
ソプラノの秦貴美子さん、テノールの有銘哲也さん、ピアニストのあずまみのりさんとご一緒させて頂きました!
それが、何とびっくり、もんのすっごい人数のお客さま~!!何十人いらしていたのっっっΣ(@д@;)
いっぱいのお客様の中で歌わせて頂く事が出来て、とっても幸せでした・・・が、本音をいいますと、私自身は反省点が多数。
以下は、ちょっと真面目に反省を語ります。
大変ありがたい事に、もっと大人数の、それこそ1,000人以上のお客さまの前で、ソリストとして歌わせて頂いたことも何度かありますが、それはものすごく広いホールでの事。
先日のリサイタルも、大きな会場ではなかったですが、あそこもやはり、ホールの形式をとっている。
そういったところでは、私の少ない経験なりに、少しは慣れてきているかもしれませんが。
しかし、トナカイのように舞台があるとはいえ、お客さまと歌い手の距離がものすごく近い、サロンタイプの場で、あんなにたくさんのお客さまの前で歌ったのは初めての経験でした。
何と言いますか、ホールではなく、お客様が本当にそばにいらっしゃるが故に、お客さまのエネルギーも、より近くに感じる。
それが何十人も・・・と、なった時、自分のエネルギーが、歌っているときにお客様たちにどんどん吸い込まれていっている感じがしました。
人間のエネルギーのすごさを感じました。
歌い手と聴き手は、どちらが始まりという事もない、エネルギーのキャッチボールをしているのかもしれないです。
歌う→聴く→歌う→聴く
という無限ループの中にいる感じです。メビウスの輪ですね。始まりも終わりも、上も下もない感じです。それは大きすぎても小さすぎてもいけない、程よいバランスの中で繰り返されなければいけない、キャッチボールなのに、今回は、お客さまとの距離感や人数などが、私の知っている経験ではうまくいかず、
私の「歌うエネルギー」がお客様の「聴くエネルギー」に負けてしまったのです。
お客さまのエネルギーの方が大きかったのです。
反省です・・・
自分の経験のなさと力のなさを思い知りました。
しかし、それはすなわち、お客様が本当に真剣に聴いて下さっているからこそ、発生するエネルギーなのであって。
そこまで真剣に聴いて頂ける喜びをかみしめながら、次につなげていきたいと思います。
お客様は怖い。コンクールやオーディションの審査員なんかより、100倍も1,000倍も怖い。
と、同時に、私たち歌い手に対して、誰よりも愛情をもって下さっている方たちである。
それを改めて思い知りました・・・
さー、ヘコむのはその時だけで、次に向けていきまっせ― (`Д´)ノ
基本的にはネガティブな私ですが、歌については、けっこー前向きです(笑)
以下は、一昨日、私が歌わせて頂いたプログラムですー。
「劇場支配人」よりジルバークラングのアリア
"Bester jungling!" (素敵なあなた!)
「フィガロの結婚」より伯爵夫人とスザンナの重唱
"Sull`aria"(~そよ風に寄せる~手紙の二重唱)
「フィガロの結婚」よりケルビーノのアリア
"voi che sapete" (恋とはどんなものかしら)
「ランメルモールのルチア」よりエドガルドとルチアの重唱
"Sulla Tomba Che Rinserra""(裏切られた父の墓で)
「ミニヨン」よりフィリーヌのアリア
"Je suis Titania"(私はティターニア)
です。
さて、トナカイの翌日にあった怒涛の引っ越しについては、
また後日
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ソプラノの秦貴美子さん、テノールの有銘哲也さん、ピアニストのあずまみのりさんとご一緒させて頂きました!
それが、何とびっくり、もんのすっごい人数のお客さま~!!何十人いらしていたのっっっΣ(@д@;)
いっぱいのお客様の中で歌わせて頂く事が出来て、とっても幸せでした・・・が、本音をいいますと、私自身は反省点が多数。
以下は、ちょっと真面目に反省を語ります。
大変ありがたい事に、もっと大人数の、それこそ1,000人以上のお客さまの前で、ソリストとして歌わせて頂いたことも何度かありますが、それはものすごく広いホールでの事。
先日のリサイタルも、大きな会場ではなかったですが、あそこもやはり、ホールの形式をとっている。
そういったところでは、私の少ない経験なりに、少しは慣れてきているかもしれませんが。
しかし、トナカイのように舞台があるとはいえ、お客さまと歌い手の距離がものすごく近い、サロンタイプの場で、あんなにたくさんのお客さまの前で歌ったのは初めての経験でした。
何と言いますか、ホールではなく、お客様が本当にそばにいらっしゃるが故に、お客さまのエネルギーも、より近くに感じる。
それが何十人も・・・と、なった時、自分のエネルギーが、歌っているときにお客様たちにどんどん吸い込まれていっている感じがしました。
人間のエネルギーのすごさを感じました。
歌い手と聴き手は、どちらが始まりという事もない、エネルギーのキャッチボールをしているのかもしれないです。
歌う→聴く→歌う→聴く
という無限ループの中にいる感じです。メビウスの輪ですね。始まりも終わりも、上も下もない感じです。それは大きすぎても小さすぎてもいけない、程よいバランスの中で繰り返されなければいけない、キャッチボールなのに、今回は、お客さまとの距離感や人数などが、私の知っている経験ではうまくいかず、
私の「歌うエネルギー」がお客様の「聴くエネルギー」に負けてしまったのです。
お客さまのエネルギーの方が大きかったのです。
反省です・・・
自分の経験のなさと力のなさを思い知りました。
しかし、それはすなわち、お客様が本当に真剣に聴いて下さっているからこそ、発生するエネルギーなのであって。
そこまで真剣に聴いて頂ける喜びをかみしめながら、次につなげていきたいと思います。
お客様は怖い。コンクールやオーディションの審査員なんかより、100倍も1,000倍も怖い。
と、同時に、私たち歌い手に対して、誰よりも愛情をもって下さっている方たちである。
それを改めて思い知りました・・・
さー、ヘコむのはその時だけで、次に向けていきまっせ― (`Д´)ノ
基本的にはネガティブな私ですが、歌については、けっこー前向きです(笑)
以下は、一昨日、私が歌わせて頂いたプログラムですー。
「劇場支配人」よりジルバークラングのアリア
"Bester jungling!" (素敵なあなた!)
「フィガロの結婚」より伯爵夫人とスザンナの重唱
"Sull`aria"(~そよ風に寄せる~手紙の二重唱)
「フィガロの結婚」よりケルビーノのアリア
"voi che sapete" (恋とはどんなものかしら)
「ランメルモールのルチア」よりエドガルドとルチアの重唱
"Sulla Tomba Che Rinserra""(裏切られた父の墓で)
「ミニヨン」よりフィリーヌのアリア
"Je suis Titania"(私はティターニア)
です。
さて、トナカイの翌日にあった怒涛の引っ越しについては、
また後日
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