令和3年8月18日(水曜日)
午前9時頃、市議会に登庁。
いろいろなご相談をいただいたり、私自身の問題意識から調査を行う過程で、過去の経緯や詳しい根拠など、資料を請求する機会があります。快く速やかに対応してくれる市職員に感謝します。
午後は、市議会教育福祉委員会で、中津江に行き、公共福祉施設整備に関する代表者会議の皆様との意見交換を行いました。
3月議会で、審議・審査に、最も時間をかけた事業でした。
私自身の意思(地元での意見集約や一定の合意形成を必要とする事業なのに、それができていない予算案はいったん全額をゼロベースに戻す)とは別に、市議会の議決は「施設の整備後には新たな活用も期待されることなどから中津江ホールの解体は白紙」とし、「用地購入については、明確な計画がない上、市有地全体の活用も検討できる」として、一部予算の減額修正となりました。
到着後、まず、中津江ホールの敷地内を見学し、それから、意見交換に臨みました。
今後、いずれかのタイミングで、何らかの予算案が提出されると思いますが、それを控え、議員側の発言は予断を持ったものとならないよう、慎重になりました。地域住民の方々のお話は、しっかりお聞きしました。
今のところ、現実に予算案が提出されたわけではなく、もちろん市の説明を受けたわけでもありませんので、現時点では、判断する材料が何もありません。今日のお話は、予算審査のその時が来た時の参考にさせていただきます。
7月末の西日本新聞のインタビューで、市長は、議会で予算案の修正が続く事態に「否決する理由が理解できない」と述べています。
修正案が出される場合、最終日の本会議において、委員会としての修正であれば委員長報告の中で、議員提出の場合は提案理由の説明という形で、そして賛成・反対の討論により、理由は明快に述べられていると思います。
議案の提出権は、市長にありますので、再提案を目論むならば、議会の指摘内容を理解しようとする姿勢で、謙虚に受け止めてほしいものです。