令和3年12月25日(土曜日)
議会行事が終わり、12月議会の報告『なかの哲朗市議会通信№27』を納品していただくまで、少し時間があります。今しかできない仕事に、時間を使いたいと思います。
したがって、忙中閑あり。
久しぶりに、一人で本屋さんに足を運びました。先日、議会事務局で新聞を読んだ時に、広告があり、気になった本を購入しました。一気に読みました。
『永田町動物園 日本をダメにした101人』
著者は、亀井静香氏。
衆議院の中選挙区(旧広島3区)時代のライバルは、岸田総理の叔母の結婚相手の兄である宮澤元総理。昭和54年の初当選は、岸田総理の父上や麻生元総理と同期。衆議院議員連続13期。自民党政権で、運輸大臣、建設大臣、党政調会長を歴任しながら、小泉政権下の郵政民営化問題をきっかけに離党した人物です。
これまで、大物政治家の回顧録としては、竹下元総理の『政治とは何か』や、森元総理の『日本政治のウラのウラ 証言・政界50年』を拝読しました。この本は、関わりの深かった101人の政治家の姿や知られざるエピソードを紹介し、政治家に対する判断を読者に委ねるというものでした。大学の先輩・衛藤晟一先生、自民党大分県連政治塾でお世話になった古屋圭司先生、一度お会いしたかった故中川昭一先生が登場。
「好き好んで自民党を出たわけではない。常軌を逸した強引な手法に抗議し、仕方なしに自民党を出た」という記述など、新聞やテレビだけでは伝わらない真実に触れた気がします。
あの日、あの時、あの場所で、君に会えなかったら。
私は、国会議員だけが政治家ではなく、地方議員も選挙の審判を受ける政治家だと自負しています。今後の活動に、大いに参考になりました。
金1,760円也。
これは、個人的なお勉強です。