nakazumi's blog

文化・歴史・城郭をメインに、時々『気になる事』を記す婆娑羅ブログ!

平野郷環濠

2014年11月12日 | 大阪府の城郭・環濠

 平野郷は、平安時代に開かれ,戦国時代には、自衛のため、まちを環濠と土塁をもって二重に囲み、外敵の侵入を防いだ。出入り口13ケ所に構えられた門は、明治12年(1879年)まで存続していた。その規模は堺に次ぐ規模です。これが環濠自治都市・平野郷の成立である。町民会議でまちを運営する自治都市として栄えた。中世より、近世にかけて各地と交易した平野商人の活躍は、末吉家のように朱印船によって、海外に雄飛する大商人を生み出した。また、在郷町として綿、特に操綿の生産として全国になをはせた。幸い、今次大戦の戦火を免れ、現在も大都市大坂の中にあって、今なお環濠都市の面影が残る地域です。

[所在地:大阪市平野区]

アクセス>JR大和路線・平野駅南口下車南へ

 平野環濠概略図

杭全神社

 

平野環濠跡碑(杭全神社境内) ▼環濠の濠(杭全神社の東側)

 

全興寺(せんこうじ)

 

坂上氏の屋敷跡 泥堂口地蔵

  

大念仏寺

 日本仏教13宗の1つの融通念仏宗の総本山

 

平野郷絵図

2014/11/11 訪問



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