佐生城(別名:佐生日吉城・佐野山城ともいう)は、佐々木六角氏の居城観音寺城が位置する繖山(きぬがさやま)から北側に張り出した尾根上、通称佐生山の山頂に築かれた城で、佐々木六角氏重臣の後藤氏が築城し、観音寺城北面の最終防衛にあたる出城であった。主郭内部は、東側と西側に、二段に分かれている。現在、主郭中央に後藤但馬守城址碑があり、遺構として、曲輪・石垣・土塁跡が残っている。
[所在地] 滋賀県東近江市佐野町・五個荘日吉町
<アクセス>JR琵琶湖線・能登川駅から(能登川高校の前から北向十一面岩屋観音の石段下経由で)徒歩で約15分。
▼北向十一面岩屋観音の石段下・・・ここから佐生城主郭まで370mです。
▼案内板に沿って尾根を東に下る ▼西側の石垣
▼北側の石垣 ▼南西の石垣
▼南側の苔むした石垣 ▼東側の石垣
▼後藤但馬守城址碑 ▼主郭
2015/11/28 訪城・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
佐生城を訪城する前に、北向岩屋十一面観音を参拝しました。
▼北向岩屋十一面観音石段下 ▼石段を登っていく
▼猪子山の山頂付近
▼北向十一面岩屋観音
猪子山山頂にあり、坂上田村麻呂が鈴鹿の鬼賊討伐の際に、ここに安置して祈願したと伝えられています。毎年7月17日の千日会には、大勢の信者が集まりにぎわいを見せます。またここからは湖東平野一望できます。
▼北向岩屋十一面観音よりの眺め
2015/11/28 参拝