まずは、『リトル ミス サンシャイン』 面白かったです。
主人公はオリーブちゃん。女の子としての成功を夢見ているちょっとポッチャリな小学生。彼女がミスコンに出場することになり、どこだっけ?田舎からカリフォルニアまで一家でオンボロ車で旅をするお話。その一家とは、成功術の本を書いて出版しようとしていて失敗している父親、ニーチェと夢のために口をきかない誓いを立てている引きこもりの兄、同性愛者で生徒にふられて自殺しそこなって鬱のおじさん、ヒッピーで女好きな不良おじいちゃんと料理の下手な明るいお母さん。
鬱のおじさんは大学の先生で博識なんだけど、成功術を説く父親とは反対意見が多くて仲悪いし、お母さんもこのお父さんの成功術の話にはうんざりで、幸せならそれでいいとオリーブに教えているし、不良のおじいちゃんは孫に早く沢山セックスしろってアドバイスしてるし、一緒に住むことになったおじさんに「地獄へようこそ」ってメモして見せるお兄ちゃんとか、ひっちゃかめっちゃか・・・。途中でおじいちゃん、何と永眠!してしまって、これが家族をピンチへとあわせるものの、一致団結して乗り越えて、さあ、エンディング!振り付けしたのはおじいちゃんだった踊りって・・・!!ミスコンぶっ壊しでしたが、心温まりました。会話がその人たちのアイデンティティを出していて楽しめました。
それと、『私の中のあなた』 (これ、先のと偶然主役の子が同じ子でアビゲイルちゃん、育っていてビックリ。)
白血病の姉のためにドナー用にと作られて生まれてきた妹アナ(11歳)が彼女の役どころ。長女のために仕事も辞めて闘病に必死になっている母親をキャメロン・ディアスが演じていて、家族がみな犠牲になって姉の治療が中心になっている家庭のお話。(実話だったと思います。)
主人公は姉の犠牲になりたくないと自分の体を守る権利を主張してドナーを拒否する訴訟を親相手に起こすのだけど、実は・・・それを本当に望んでいたのは、というお話。
わが子の死を怖れるばかりの母親、死は恥ずかしいものではない、と諭す判事や訴訟機関の間も仲の良い兄弟たち、主人公をそっと見守る父親、権利を守ることを正当だという持病のある弁護士、いろんな人間がいて、闘病中の姉の恋愛や、家族との写真を切り取って作った素敵なスクラップブックなどなど見所あり。
それを最後に母親にプレゼントして、「ママなら大丈夫。乗り越えられるわ。」って励ます死に行く子供。そう、彼女は家族を犠牲にしてまで生きたくなくて、苦しい病苦から静かな状態へと開放されたがっていたのです。死生観が問われます。
ひょうどうともこ
主人公はオリーブちゃん。女の子としての成功を夢見ているちょっとポッチャリな小学生。彼女がミスコンに出場することになり、どこだっけ?田舎からカリフォルニアまで一家でオンボロ車で旅をするお話。その一家とは、成功術の本を書いて出版しようとしていて失敗している父親、ニーチェと夢のために口をきかない誓いを立てている引きこもりの兄、同性愛者で生徒にふられて自殺しそこなって鬱のおじさん、ヒッピーで女好きな不良おじいちゃんと料理の下手な明るいお母さん。
鬱のおじさんは大学の先生で博識なんだけど、成功術を説く父親とは反対意見が多くて仲悪いし、お母さんもこのお父さんの成功術の話にはうんざりで、幸せならそれでいいとオリーブに教えているし、不良のおじいちゃんは孫に早く沢山セックスしろってアドバイスしてるし、一緒に住むことになったおじさんに「地獄へようこそ」ってメモして見せるお兄ちゃんとか、ひっちゃかめっちゃか・・・。途中でおじいちゃん、何と永眠!してしまって、これが家族をピンチへとあわせるものの、一致団結して乗り越えて、さあ、エンディング!振り付けしたのはおじいちゃんだった踊りって・・・!!ミスコンぶっ壊しでしたが、心温まりました。会話がその人たちのアイデンティティを出していて楽しめました。
それと、『私の中のあなた』 (これ、先のと偶然主役の子が同じ子でアビゲイルちゃん、育っていてビックリ。)
白血病の姉のためにドナー用にと作られて生まれてきた妹アナ(11歳)が彼女の役どころ。長女のために仕事も辞めて闘病に必死になっている母親をキャメロン・ディアスが演じていて、家族がみな犠牲になって姉の治療が中心になっている家庭のお話。(実話だったと思います。)
主人公は姉の犠牲になりたくないと自分の体を守る権利を主張してドナーを拒否する訴訟を親相手に起こすのだけど、実は・・・それを本当に望んでいたのは、というお話。
わが子の死を怖れるばかりの母親、死は恥ずかしいものではない、と諭す判事や訴訟機関の間も仲の良い兄弟たち、主人公をそっと見守る父親、権利を守ることを正当だという持病のある弁護士、いろんな人間がいて、闘病中の姉の恋愛や、家族との写真を切り取って作った素敵なスクラップブックなどなど見所あり。
それを最後に母親にプレゼントして、「ママなら大丈夫。乗り越えられるわ。」って励ます死に行く子供。そう、彼女は家族を犠牲にしてまで生きたくなくて、苦しい病苦から静かな状態へと開放されたがっていたのです。死生観が問われます。
ひょうどうともこ